がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

沖縄そばの日

2012年10月17日 | ・琉球史散策/神話・近代

今日は沖縄県民のソウルフード、沖縄そばの日!

そばじょーぐぅ~なワタシとしては
1年の中でも外せない記念日です。

 

…でも、ブログではちゃんと取り上げてないみたいですね(あれっ?

 

なぜ10月17日が沖縄そばの日なのか?

 

沖縄そばはご存知のように「そば粉」を使用していません。

そのため、本土復帰したばかりの沖縄は公正取引委員会に
「沖縄‘そば’」を名乗るのを禁止されてしまいます。

「沖縄そば」名称消滅の危機!!

そこで沖縄生麺協同組合が交渉・奮闘し、

特殊名称として「沖縄そば」が認められたのが
1978年の10月17日なのです。

 

詳しくは→沖縄生麺協同組合サイト

 

沖縄の人たちの気概に敬意と表すると共に
沖縄の食文化の歴史に残る1ページとして大切にしたい記念日なのです。

 

 
というわけで、写真は全部今週(っていうかここ4日で)食べた沖縄そば(笑)

今週はMY沖縄そば週間ということで
3店舗食べ歩きました。

 

最近のお気に入りはこちら↓

「おおしろそば」

つやつやのレタスが食欲をそそります

 

ちなみにワタシは七味よりもコーレーグース派。
泡盛の香りがたまりません

あと、どちらかと言えば平麺よりは細麺が好み。

肉はソーキも三枚肉もいいけど、
最近ハマっているのは軟骨ソーキです

 

 

発売したばかりのモモトvol.12も沖縄そば!

ふーちばーそばもいいよね~

 


今日沖縄そば食べた人!?
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今日の沖縄タイムスに、先日行われた「北山の風」(IN本部町)の記事が掲載されていました
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-17_40288


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暴風警報発令

2012年10月17日 | ・琉球/沖縄、徒然日記
暴風警報が発令されて、約一時間経過。

勤務時間内だったこともあって、ドタバタの緊急対応。

やっと落ちついたので、ワタシも帰宅しよう。

寝るまでは停電しないでほしいな…( ̄0 ̄;

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伊是名の金丸尽くし

2012年10月15日 | ・琉球歴史/文化風景

伊是名島の金丸(尚円)尽くし。

観光パンフレットと、
フェリーのチケットにももちろん金丸。

港の食堂のコップも金丸。

フェリーにももちろん。 

反対側はちゃんと反転させて進行方向を指さしてる。

 

ちなみに↑これと同じデザインのシールが売っていました。

フェリーチケットに載ってるキャラ化したチビ尚円のグッズとかあったら買ったのに(´ε`)

このちびキャラデザインの「元」は御後絵(おごえ)

キャラクターではスリムになってます(笑)

 


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北山の風IN本部町

2012年10月14日 | ・現代版組踊レポ

「北山の風~今帰仁城風雲録~」

2012年10月14日(日)

本部町立中央公民館ホール

 

昼公演を拝見させていただきました

公民館ホールということなので
那覇市民会館中ホールみたいな平らな会場をイメージしていましたが
なるほど確かに座席数はそんなにないものの
ちゃんとしたホール用座席で階段状になってて高低差もあり、
見心地はなかなか良かったです♪

舞台も通常の舞台と、
その下にも広くスペースを取っており、
それを上(客席)から見ると全体が見渡せてナイス☆
(こんな感じ♪→てぃんぬむい~星結踊~ブログ掲載のリハ写真

やっぱ、会場って見せ方に関わるから大事だものね。

 

さて、「北山の風」は今帰仁グスクでの野外公演がメインなので
ホールでの公演を見るのは今年1月の琉球浪漫シアター以来!?

生演奏がホール公演の見どころの1つでもありますが
今回はフル生演奏ではなく、メインは音源で
太鼓、ボーカル、サンシン、効果音を生でする折衷バージョン。

TAO Factoryの藏當さん、カナサの京子さん、そして北山高校3年生の男の子がサンシンを(!)
サンシン、ちょっと津軽三味線っぽくって渋くて力強い独特な音色でした。
大人の人が演奏していると思った~。

フル生演奏は12月の名護市民会館公演までのお楽しみかな?
バイオリンも是非また生で☆

 

今回の公演は今年度、新メンバーも迎えての2012年度バージョンの初公演!

メンバー、増えた!!

これが第一印象。

今帰仁村だけでなく‘北山地域’それぞれからメンバーが集い
また小学生も加わっての新体制。

男の子メンバーも発見!
(皆小学生かな?)

少年たちよ。
是非君たちが「北山の風・男子部」を盛り上げていってくれ。
将来、彼らを見た男の子たちが「かっこいい!俺もやりたい!」と思えるような、
あこがれの男子リーダーに育つことを願っています(^ε^)

 

北山の風芸歴の長いリーダーさんたちも
演舞にはいよいよキレが増してきたし
演技にも磨きがかかってきたな~と

なんだかとても頼もしい姿。

全体的にもとても声が出ていたし、
どんどん成長していく北山の風に
勝手にオヤゴコロでしみじみする和々なのでした(笑)

 

 

で、今回の舞台での特記事項。

攀安知と本部平原。

思わず

 

「イ…!!!(゜∀゜;)」

 

↑イイ!(≧▽≦)って言いそうなって慌てて言葉を飲んだの図(笑)

 

今回見てて1番ワタシの表情が動いた場面でした(笑)

公演終わって舞台挨拶も終わって、
最後の最後に二人がロビーへ退場する場面。

役者チームが両端から二人ずつペアになって退場するのですが
今回は最後に攀安知と本部ペア。

二人が向かい合って交した堅い握手。

 

コレを見たとたん

「イ…!!!」

でした(笑)

 

というのは、クライマックスのテーマ曲演舞で
通常主役がセンターで発する「イヨーーーニシヤニシ…」の掛け声、

このシーン↓


(今年(去年度)2月のグスク公演にて。ちなみに今回ホール公演なので写真はナッシングです)


いつもはこのように主役の本部が中央に一人で、だったのですが
今回は両端に攀安知と本部がいてそれぞれがこの掛け声を。

「おおっ!」と思って注視してたら
この掛け声が終わって両端から中央へ歩み寄る二人。

む!このあと何かあるか!?なんかするか!?

と期待したんだけどこの時は特になにもなくて。

ああ~、なんかあってもいいかも~って思ってたので
この退場間際の二人のやりとりに

「なるほど、ここでキタか!」

って感じだったのです(笑)

 

攀安知と本部、

この二人を最後に主役ポジションに立てたことで
ドラマ性がさらにUPしたと思います!

やっぱ前半の華は攀安知だしね。
(死に際のシーン、やっぱりいつ見てもいいな…現代版組踊の死に様演出ベスト3に入るね)

君主と臣下、

裏切られた者と裏切った者、

自らを果報者として華々しく散った者と、自らを責め続けて自害した者、

相反するこの二人が最後には肩を並べる、

なんかこう、色々考えさせられるシチュエーションじゃありませんか!
(↑ツボハマり中)

 

よし。
退場の時はこれでイイとして、
「イヨーーー」の後に二人が向かい合う所では

是非互いに目で語って下さいまし。

例え一瞬でも、ガッツリと。

それを退場の時のリンクにしてほしい(笑)

だから現代版組踊は最後の最後まで
ちゃんと席に座って見届けなきゃ、もったいないんスよ奥さん。

ね~。


 

それにしてもお昼は音響アクシデントが大変でしたね

でもそれでも動じず柔軟に対応していた子どもたち、偉かったです。

まぁ、アクシデントも生(ライブ)ならではのものですしね!

これこそが生(ライブ)で繰り広げられる舞台の醍醐味ですよね。

修正がきかないこの場面をどう乗り切るかも見ものの一つです(笑)

アクシデントゆえのアドリブが思いがけないスペシャル演出になることもあるしネ。

 

おっと、書くの忘れてました。

本部妻の真鶴さん。

本部が死んだ後のしぐさが今回印象的でした。

もしかしたら前回もやってたかもだけど
前回は端っこから見てて、見えなかったから…。

死んだ本部を抱えるマイムは肝高の阿麻和利のオマージュとして、
その後、本部の残した刀を抱え持ち、思いを馳せつつゆっくり立ち去る、
真鶴というキャラが少しずつ立ってきそうな感じ?

ちなみに本部が死んだあとのそれぞれの立ち去り方は
それぞれでドラマが出せると思ってますデス。

死んで暗転、暗闇の中でそれぞれハケる…ではなく
レクイエム的な演舞が入るので
そのただ中で去りゆく謝名、千代松、そして真鶴。

それぞれが何を思い、そこを去るのか。

特に千代松あたりは色々できそうだよね(^m^)

 

っていう追記でした。

 

おなじみの配役が変わったところも結構ありました!
(「新城先生」は元丘春。うしーとうまーコンビもちょっとチェンジ)
12月公演ではまたどんな成長を見せてくれるのか楽しみにしています

 


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「96」

現代版組踊スケジュール一覧、またまた更新してます。

http://okinawabon.exblog.jp/18560927/
突拍子もない本」の記事を筆者の平山さんが画像UPしています。

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無題

2012年10月14日 | ・徒然日記

ずっこけて、膝すりむいた。

しかも、両膝。


アイター(ノー ̄;)


…何歳だ、ワタシ( ̄∇ ̄;



ちなみに酔っぱらってはいない。

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北山の猫INポット

2012年10月13日 | ・ネコスケ日和

苗ポットから生えている、北山の猫(笑)

ズームイン!

このコ(ハナちゃん?)は逃げることはないけど
ミーちゃんと違ってあまり触らせてはくれない

 

というわけで、明日は
現代版組踊「北山の風」in本部町立中央公民館ホール
(※今帰仁グスク公演ではありません)

2012年10月14日(日)
【昼の部】13:00開場  13:30開演
【夜の部】17:30開場  18:00開演

チケット/一律1000円(当日300円増)
(全席自由)

TEL:080-2770-0930(北山てぃーだの会)

 

台風21号も何とか週末ヒットは免れました。
良かった…。


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幕末トリップ中

2012年10月12日 | ・和心な本、琉球な本

同僚に『風車祭(カジマヤー)』全5巻(池上永一原作/栗原まもる絵/講談社)を貸したら、
お返しにと『JIN―仁―』全13巻(村上もとか著/集英社文庫)を貸してくれた。

ドラマで評判になった時に気にはなってたけど
タイミングが合わずに敢えて途中からは見なかったJIN。

その原作漫画が手元に13巻。

昨日から没頭して読んでいるがまた3分の1。

長い旅になりそうだ(笑)

 

漫画読むとかなりの集中力でその世界に入りこむタイプだから
連続で数冊読むとすごく疲れている(笑)

 


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現代版組踊シリーズスケジュール一覧更新してます。


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突拍子もない本(笑)

2012年10月10日 | ・和心な本、琉球な本

本日二投目。

今日の沖縄タイムスの文化面記事
『時代を彩った県産本』(BY平山鉄太郎氏)に
『琉球戦国列伝』が紹介されていました

見出しは

カラー歴史本 繚乱
絵・写真満載 楽しく理解


 

「琉球戦国列伝」について、

突拍子もない本


には思わず笑いました(笑)

「琉球歴女」の4文字も出してもらって嬉しいです(笑)わーいヽ(・∀・)ノ

ちなみに「琉球戦国列伝」は読者層(小中高校生)を意識し、
敢えて「マンガ・アニメっぽいイラスト」にしているのです。
(っていうか、そういう画風のワタシを上里さんが拾ってくれたというのが正しい)
正統派な「絵画風・肖像画風」のものはコレまでの本にもありましたので(護佐丸とか尚巴志とか)
もっとサブカル的・エンタメ的なノリにしたかった結果なのですヨ。
でもあまり好みが偏りすぎないよう、一般的に受け入れられる画風にするというのは心がけましたけど。

 

『誰も見たことのない琉球』
(上里隆史著/ボーダーインク)

から、

『絵で解る 琉球王国 歴史と人物』
(JCC出版部)

『ヒストりゅ~ 琉球・沖縄の歴史』
(琉球新報社)

まで、

「『カラー沖縄の歴史』の申し子たち」と評した
カラフルな県産歴史本の紹介。


「カラー沖縄の歴史」は実家にあるな~。
(初版本ではないと思いますが)

懐かしぃ~(^ω^)

 

沖縄は県内で出版・発行される「県産本」がかなり充実しています。
書店にはたいてい「県産本コーナー」があります。
沖縄に観光に来たら書店に行ってみるのもきっと面白い発見があるはず!

県産本フェア、結局行けなかったな…

 

ちなみに沖縄は地域ラジオ局もかなりあります。

 


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写真は今帰仁村文化センター職員のミーちゃん。

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江洲グスク

2012年10月10日 | ・琉球史散策/第一尚氏

先月の話ですが、沖縄市(失礼、うるま市の間違い)にある
江洲(えす)グスクを散策しました。

江洲グスクは、布里(ふり)が住んでいたといわれているグスク。

尚巴志の六男で尚泰久の兄、
志魯・布里の乱で‘死んだ’あの布里です。

布里の死後、尚泰久の五男・尚武(しょうぶ?)が江洲グスクに移り
按司になったようです。

この尚武は尚泰久の側室、世理休(せりきよ)との子。

百十踏揚(正室腹)や尚徳(宮里阿護母志良礼・みやざとあごもしられ)とも
別の母親になりますです。

※「士族門中家譜」(比嘉朝進著/1997))参照。
でも「沖縄戦国時代の謎(比嘉朝進著/2006)」では江洲村ノロの子と…。

でも、江洲按司が尚武というのは言い伝えの範囲を超えてはいないようで
尚武の子孫である「武氏」の家譜にも「江洲按司=尚武」との明記はないようですが…。
(尚武→唐名・武源明)

石碑には

太宗江洲按司宗祖武源明 つきおやのろ 之陵墓

と。

石碑の裏にあった家系図?のようなもの。

関係を表す部分等が削られてしまっています…。

階段を上ると…

立派なお墓が。

中央の石碑には、

兄えすあんじ之が左

妹つきおやのろ之が右

つまり江洲按司と妹のつきおやのろのお墓。

母せりきよと、3世の座安掟親雲上(ざやすうっちぺーちん)も一緒に葬られているそうです。

周辺にもゆかりのお墓が色々あるようでした。

江洲王時代仲宗根按司之先祖

とか

色々。

それにしても言い伝えであっても
息子たちのゆかりの地やお墓やルーツがこれだけハッキリしているも珍しい。

長男→安次富金橋(あしとみかなはし)
次男→三津葉多武喜(みつばたむき)
三男→尚徳(しょうとく)
四男→八幡加那志(はちまんがなし)
五男→尚武江洲按司(しょうぶえすあじ)


尚泰久の子供たち経由の子孫たちが
たくさんいらっしゃるのも納得ですね。


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赤の鎧の聞得大君

2012年10月09日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

2ヶ月くらい前に描いた落書きを披露。

初代・聞得大君、月清(つききよら)さん。

金丸(尚円)とオギヤカの娘で、尚真王の妹。

 

聞得大君を唄うオモロにはこんなものが。

 

聞得大君ぎゃ 赤の鎧召しよわちへ
刀うちす 大国鳴響みよわれ
又 鳴響む精高子が

[訳]
最高神女の聞得大君が 美しい鎧を着て
刀を帯びて  霊高い聞得大君が

参/「沖縄戦国時代の謎」比嘉朝進著(2006)

‘大国鳴響みよわれ’が訳されてない…?
(その名が)国中に鳴り響いているってところでしょうか。

 

古琉球の時代、戦は男衆たちだけのものではなく、
女たちは「霊力」をもって「参戦」していました。

オヤケアカハチの乱の際、
王軍が連れていった君南風(きみはえ/チンベー)と八重山の神女たちの
「呪術合戦」は有名。


というわけで、
赤の鎧をつけ刀を持った月清さんを描いてみたく。

フル装備じゃなくて戦のための儀式用装備っぽくしてみましたが
こんな着方したかどうかは……ワタシのアレンジです(^^;)
(鎧下がりすぎた…)

ちなみに現在の琉舞の髪型は
古琉球期の髪型がベースになっているという説もあるようで
組踊の「女物狂」風にしてみました(^ε^)
(でも「女物狂」で一部髪の毛を垂らしているのは髪の乱れ、つまり「狂気」を表わしているのでしょうが…(^^;))

 


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プラピルーンと尚巴志

2012年10月09日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

台風の進路が気になる今日この頃…。

 

1つの予定が、もう2度も台風で延期になってるんだもの。

 

もういい加減予定を実行させて…

 

そういえば、昨日たまたまTVつけたら
「Qさま!!」のクイズに尚巴志出てた。

しかも難易度「10」ポジション。
(沖縄人にとっては余裕でも、全国区で言えばそうかな…)

出てた絵が(元)JCC美術部のサイトウさんの尚巴志だったー☆
(『絵で解る 琉球王国歴史と人物』)

サイトウさん、「トロイメライ」の表紙も描かれている方です
(好き好き

ウケたのはこの問題が出た直後の
ツイッターで「尚巴志」に対する反応がずらーっと(笑)

さすが全国放送。

「尚氏(しょうし)」「尚巴志(しょうはし)」
混合しちゃう方多いですが
尚氏はつまりは尚一族ってことで主に王統名に使われるもので
尚巴志は一個人の名前です。

どっちもよく耳にするし関連している単語だから
内間さん(BYスリムクラブ)の誤解等もさもありなん、かな。

 

あ、ちなみに尚巴志の顔は全くの謎で
肖像画とか見かけに関する記述もナッシングです。
身長は150センチ未満だけど(笑))

なのでサイトウさん作の尚巴志も
ワタシ作の尚巴志も
全くのイメージ図です(笑)

 


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土曜日シゴトしたから今日まではお休みー。

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てぃんぬむい~星結踊~初公演

2012年10月08日 | ・現代版組踊レポ

舞台レビュー、もういっちょ。

夕方からは今帰仁村で行われた「ナスクゆんたくフェス」にて
現代版組踊てぃんぬむい~星結踊~による
オリジナル脚本での公演。
(タイトルなんだろう?)
40分くらいだったかな?

 

物語のテーマは「生きる」だと感じました。

 

沖縄に来た、心に傷を負った女の子ノゾミ。

ニライカナイの祭に参加し、
‘想い人’に会えるというニライカナイの奇跡を体験する。


「どうして私を一人にしたの?」

「私も一緒に連れて行って」

 

生きることに希望を失った彼女の悲痛な心の叫び。

津波とか、被災地とか、そういう直接的なことは出てきませんでしたが
物語に込められたメッセージが心にしみました。

見ている人それぞれが、
舞台を通してそれぞれの‘想い人’を想い描き、
舞台で語られたセリフに何かしらを感じたんじゃないかな、と思いました。

ワタシはまだ本当の意味での「決別」を体験したことがないのだけど、
体験したことのある人ならきっとより深く心に訴えるものがあっただろうな…
と想像しました。

 現代版組踊特有の演舞も満載でした。

国頭サバクイ、マミドーマ、レキオスにダイナミック琉球、

別々のチームが演じるこれらの演舞を1日に一度で見れて
ちょっと贅沢な気分でした(笑)

冒頭の新演舞もかっこよかったです!
てぃんぬむい~星結踊~オリジナル演舞!?
(どなたのなんて曲でしょう?)

個人的には男性アンサンブルの
新メンバー(!?)さんたちが気になりました。
男衆が加わるとやはり頼もしいですね! 

クライマックスのダイナミック琉球では急に雨が!Σ(゜д゜;)

でもそんな雨の中のダイナミック琉球は
「雨に負けるまい」「困難に負けるまい」
と言っているようにも思えてより一層力強く見えました。

雨を避けてそこを立ち去るのもはばかれて、
ワタシも雨の中最後まで見させてもらいました
(カメラはさすがにガードしたけど(笑))

公演中も風がかなり強くて寒かったのですが
…風邪引かなくてよかった(^^;

メンバーのみなさんは大丈夫だったでしょうか?

昼に見た尚巴志もそうだったけど、
今回のこのてぃんぬむい~星結踊~公演も
場が既にあってやったものではなく
自分たち行動して、自分たちで“場を作った”舞台なんですよね。
(【追記】ごめんなさい、誤解を生む表現があったので書き変えました(>_<;))

技術とか設備とかそういう面では思うように行かない部分もあったかもしれないけど
でも自分たちで立ちあげた分、「想い」の部分では負けてない!
より強いのだ、ということを感じた2012年10月7日の舞台でした

 

*おまけ*

もう一人の演者、ナルミちゃん。

キャピキャピハイテンションキャラでかわいかったです(*^m^*)

 


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愛~カナサ~は残念ながら見逃してしまいました;
(4時台だったのは不覚(ノ_`))

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翔べ!尚巴志成果発表会

2012年10月08日 | ・現代版組踊レポ

 完全燃焼の翌日の昨日、
北山から南山、そして再び北山へ本島縦断の1日でした(笑)

南城市で行われた「第6回翔べ!尚巴志」成果報告会と
今帰仁村で行われた「てぃんぬむい~星結踊~」公演。

距離的・時間的にどう考えて両立は不可能だったのですが
ちょいと「奥の手」を使わせていただきました

 

奥の手……

 

またの名を、本番前のゲネプロ観劇。

 

本来ならこのような強行手段は取らず、
諦めて次回の公演に持ち越すトコロなのですが
次回ではダメかもしれない懸念事項が1つありまして…
どうしても今回のこの舞台を見ておきたかったのです
(もちろん事前に連絡して許可を得て)

メンバーさん、スタッフさん、
受け入れて下さりどうもありがとうございました

 

さて、とりあえず今回のこの公演の存在に「何ーっ!?Σ(゜д゜;)」ってなった方も多いと思います。

ワタシもこの発表会の連絡をいただいたのは2週間前くらいだったのですが
直前の直前まで告知できなかったのにもワケがありまして…。

 

今回この発表会を演じた「2012年度 翔べ!尚巴志」チームですが
活動の主体となるのがこれまでの行政(県)を中心とする「翔べ!尚巴志公演実行委員会」でもなく
TAO Factoryでもなく、
実はこれまでのメンバーさん、OB・OG、そしてその保護者たち自身なのです。

初演の時から毎年行われてきた「翔べ!尚巴志」(鬼鷲)公演ですが、
今年は色々な事情から行政もTAO Factoryも動けない状態に。

そんな中、これまで舞台活動をしてきたメンバーさんたち、そして保護者たちが動いて
今回のこの活動を「立ちあげ」、「つなげる」事になったのだそうです。
(それでも発足は約二ヶ月前(!))

なのでこれまで演出や指導、照明、音響、演奏を行ってきた
TAO Factoryや数々の業者スタッフもノータッチ。

そんな中、今回その穴を埋めたのが、

翔べ!尚巴志OB・OGのみなさん。

今回ストーリーも1時間弱に再構成されていたので
脚本も演出も結構変わっていたのですが、
その脚本や演出や監督も、
そして限られた設備の中でできる限りの工夫を凝らした音響・照明も、
全部OB・OG。

その裏方軍団メンバーも豪華なこと(笑)

でもそれがすごく頼もしかったし、
「現代版組踊」の活動の真髄を見た気がしました

 

…で、そんな事情もあって今回は「公演」というよりは「中間成果発表」という位置づけで
観客も最初は身内や関係者などの招待客だけ、という予定だったそうなので
こちらでも事前告知はできなかったんです(^^;

なので今回は見れなかった方もたくさんいたと思いますが、
その方々に代わって、いつものレポに舞台写真もちょっとだけ公開でお伝えしまーす。

特記事項は、「翔べ!尚巴志」関連舞台では初の女尚巴志!
(北山の風では女尚巴志ありましたが) 

でも男サン、護佐丸、賢雄etcと、かっこよさには定評のある彼女なので
文句なしの堂々とした尚巴志様でした。

っていうか、これまで尚巴志を演じた4名に比べるとやっぱり小柄ではあるので、
むしろリアル尚巴志かも!?って思いました(笑)

体格もそうですが、
衣装の着付け(準備)してた時に
被り物する前に髪の毛を下でオダンゴしてたのを見て
古琉球カタカシラバージョンの尚巴志だー☆
と、妙にリアルに思えて一人で感動してました(笑)

↑裏マニアックポイントでした(笑)

今回、物語の後半に回想シーンのように
子供時代の尚巴志が将来の展望を語る場面があったのですが
その時の声がちゃんと「少年」になってて
王になってからの「大人尚巴志」との違いがでてて印象的でした。

この演出、今回の舞台で1番好きかも。

 

印象的と言えば、前記事でも触れた「新キャラ」

このお方。

尚巴志を語る3つのキーワード「人の和」のトコロで登場。

懐機です

これまではセリフの中では登場してましたが
キャラクター自身が登場してセリフを語るのは今回が初!

ついに登場したか!って感じで嬉しかったです

今回どうしても人数の関係で「人の和」を表現する登場人物は懐機だけでしたが、
いつか護佐丸とかも入れられたらイイですね~(*^m^*)

知の懐機、武の護佐丸。
(ちなみにこれは尚泰久の知の金丸、武の賢雄に通じると常々思ってます)

あと一人あげるとしたら誰かな…。
(きよら)か?(笑)

ストーリーテーラーは屋比久之子と平田之子。

尚巴志と彼らが語らうシーンも。

2年前、
「いつか平田之子か屋比久之子やりたい」
って言ってたを思い出したよ(感涙)

役者さんだけじゃなくてアンサンブルメンバーさんもそうですが、
公演を重ねるごとに成長を見ることができるってのは
現代版組踊リピーターの醍醐味の1つでもありますね~

だから応援したくなるんですよね☆

今回ストーリー短縮のため鮫退治や北山シーンはばっさりカットでしたが
それでもしっかりストーリーは立っててうまくまとまってました!(感心)

 

立ち上げから「チャレンジ」で始まった今年度の翔べ!尚巴志チーム。


今回見せてくれた舞台はたくさんの「チャレンジ」を感じることができました!

これから「本公演」に向けて、また色々と昇華していくのでしょうね

 

とういうわけで「第6回 翔べ!尚巴志」本公演(※卒業公演)のご案内です

 

 

今度はてんぶすホールで!

今回惜しくも見逃してしまった方、要チェックですよ~!

 


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そういえば昨日行われた那覇大綱挽にも
尚巴志様が登場したそうですね。

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緊急告知!

2012年10月07日 | ・現代版組踊レポ
告知許可いただいたので、緊急告知です!

本日午後4時から
南城市の大里農村環境改善センターにて、
『翔べ!尚巴志』の中間成果発表会が行われます!
一時間弱の特別バージョンで少人数構成ですが、
驚きのスペシャル配役は見ものですよ☆
入場無料です!

南山地域にお住まいのかたは是非こちらに足をお運びください!




[15:05追記]

このあと、4時から『翔べ!尚巴志』成果発表会です。
一時間弱の舞台ではありますが、新しい構成になっていて
見ごたえはありますよ!
個人的には、『新キャラ』が嬉しかったです(笑)

北山では、てぃんぬむい公演、このあと6時くらいから。

どちらも入場無料なので最寄りの会場へどうぞ!
コメント (4)
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秋の夜長に…

2012年10月07日 | ・現代版組踊レポ

体が疲れ過ぎているのも熟睡できないもので、
まだ疲れを引きずっててダルダルの和々です
(マッサージいきたーい)

でも昨日は「やりきる」ことはできました!
海に行ったわけじゃないのに、砂と埃としおまみれ(笑)
北山バージョンでの完全燃焼!ひとまずこれでヨシとします!

人生最大の完全燃焼は2009年ver.
あれほど極限状態までの挑戦はもうないかも…(笑)

しかし体力勝負のこの方法もあと5年…10年はもたないかもな…
でもまぁ、その頃になったらこのポジションもさすがに外れてるか。

 

 さて、今日も南で、北で、
「完全燃焼」に挑戦する人たちがいますよ!

単独でのご紹介記事が当日になってしまいましたが
本日10月7日(日)、午後15:00から
「ナスクゆんたくフェス」というイベントが
今帰仁村総合運動公園ホッケー場で開催されます!

今年度、被災地岩手のために活動をスタートさせた
現代版組踊「てぃんぬむい~星結踊~」による
オリジナル脚本の公演が初公開!

(※アトラクションじゃなくて、公演です!)

ご参考までに、
てぃんぬむい~星結踊~岩手派遣広告会レポ→

また、もうこのブログではおなじみ!
「愛~カナサ~」も登場します

他にも県内外から色々な出演者が大集合!

入場無料のお祭りです!

北山地域のみなさま是非秋の夜長を共に楽しみませんか?

 

今日はお天気もいいみたいなので、
ついでに今帰仁グスク界隈を散策するのもおススメですよ~
ハンタ道お散歩もおススメです!赤墓も近くです(笑))

 


てぃんぬむい~星結踊~公演は18:00頃(予定)だそうです。
↑ぽちっとクリック応援してくれると嬉しいです♪


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