がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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泣ける舞台

2013年08月20日 | ・現代版組踊レポ

 

昨日UPした「風の声が聞こえる」レビュー
facebook経由で訪問していただいた皆様
ありがとうございます。

シェアやいいね!してくれたたくさんの皆様
ありがとうございます

正直書き足りない感もあるのですが…
(おばあになったナミの皺を見てミズキがその年月に思いを馳せるシーンも好きとか)
(ナミとカン、おじいとおばあの掛け合いも笑えるとか)
(肝高の詩の掛け声イヨーーーでのおじいに「かっこええ!!Σ(゜∀゜;)」ってなったとか(笑))
(おばあの衣装はズボンじゃなくてウチナーおばあワンピがよかったなーとか(笑))
(千手観音な演舞とか、サントラCDのこととかetc…)

きりがないので ( ̄▽ ̄;)


レビュー記事では観劇者や出演者のプチ交流会みたいになるので
ホントはコメント欄開けたかったんですが、
gooブログでの記事単独設定がうまく機能せず、
できず仕舞でした

ゴメンナサイ

 

さて、100回以上の舞台を見てきたワタシですが
(圧倒的に現代版組踊だけど、それ以外も10か20は…(笑))
ホントに落涙したのは3つの舞台のみ。

まず、一昨日の「風の声が聞こえる」

伝説化しつつある「百十踏揚」
(再演熱望)

そしてもうひとつがコレ↓


↑クリックするとジャンプします

「綾庭の宴」

これ、名作!

ワタシのお気に入りの作品!

この作品でも沖縄戦が取り上げられてます。

しかしこの作品で感じるのは
沖縄戦の悲惨さというよりは
そこから立ちあがって行ったウチンンチュの強さとスピリット。

「風の声がきこえる」とは
また少し違った趣き。

詳しくは前回公演のレビューにて↓
2010年9月公演
2011年4月公演
2011年10月公演

しかも今回は古謝美佐子さんカムバック!!!

やった~

こう言ったらなんですが、
これだけでも見に行く価値ありますよ!

古謝美佐子さんの生歌ハンパない。
それが舞台の物語や演出と相まって神性倍増!

まだ見たことのない方は
是非!見に行ってほしいです!!

今回はキャストもベンビーさん以外はガラリと変わってますね。
前キャストの印象が強いけど、どう変わるのか楽しみです(^ω^)♪


 

*綾庭の宴*

8月29日(木) 19:00開場 19:30開演
8月30日(金) 15:30開場 16:00開演

ミュージックタウン音市場3F

一般/3000円 高校生/2000円 小中学生/1000円
(全席自由 当日500円増)

プレイガイド
ミュージックタウン音市場
e+(ファミリーマート)
ローソンチケット(Lコード 87945)

お問い合わせ/098-932-1949

 

…って、
平日開催かーーーいっっ!!Σ(゜∀゜;)

 


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新龍神伝説 風の声がきこえる

2013年08月19日 | ・現代版組踊レポ

「新龍神伝説 風の声が聞こえる」

2013年8月18日(日)

きむたかホール

表現倶楽部うどぅい

 

修学旅行で肝高の阿麻和利メンバーと交流会をしたのをきっかけに
大阪狭山市で始まった「表現倶楽部うどぅい」。
実際に肝高の阿麻和利のメンバーと
コラボして演じられる舞台「風の声が聞こえる」。
5年ぶり、待望の沖縄公演!ということで行ってきました!

あらすじは沖縄戦をテーマにした、
友情と平和の物語。

 

ワタシの前情報は大阪舞台立ち上げの簡単な経緯と
沖縄戦が題材の舞台だという
ざっくりとしたものだけ。

昼公演、ちょっと遅刻しちゃって急いで会場に入ったら
席に着いた途端いきなりワタシを襲ったのが、

 

 

まさかのヲタク芸!!

 

しかも大迫力の総演舞Σ(゜∀゜;)ノ

 

しかも「千本桜」フルコーラス。

 

いやぁ、度肝抜かれました(笑)

びっくりこいた(笑)

後半での「残酷な天使のテーゼ」にも笑った。
しかもバンドさんの生演奏・生歌だし。
芸が細かい(笑)

後半幕開けのジャズ「sing sing sing」での
仮装大会大演舞もめっちゃ楽しそうですごい迫力でした。

前半の幕開け総演舞はヲタ芸、
後半の幕開け総演舞は仮想大会。

「あ、そっか、大阪か!」
ってなった(笑)

 

…ってここまで書いたらどんな舞台なのか
想像つきませんよね(^^;)

 

あらすじはこう↓

主人公は中学2年生のミズキ。
仲良しグループの中でトラブルを引き起こしてしまい自己嫌悪に。
何もかも嫌になった気持ちを狭山池の龍神様に打ち明けると、
昭和15年の沖縄・勝連の浜に導かれる。

そこで出会ったのは同じ年のナミ。

ナミとの出会いで自分を取り戻していくミズキ。

しかし、月が満ちてミズキとナミは別れの時が来る。

73年後にまた会おう、
そう約束した2人だが、
戦争の足音はすぐそこまで迫っていた…。

昼公演終わってすぐのモブログでも書いたけど
一言で言うとすごく泣ける舞台でした。

舞台後、目ぇ腫れるほど…(>_<)
TVとか映画とかではあるけど舞台でここまで泣いたのは初めてだなぁ。

題材が沖縄戦だからってのもある。
(↑すぐ涙腺ゆるむ)

しかし構成、演出、音楽(演奏・歌)、演技も含めた
舞台としてクオリティが高い!!
表面的な技術だけじゃなくて
演じる気持ちの面でもかなり意識が高いと思った!

そして深い!!

佐喜眞美術館も出てくるとは思わなかった。
儀間比呂志さんの版画を投影しての演出は
心に訴えるものがありました。

そしてたたみかける沖縄戦のシーン。

沖縄戦や戦の舞台演出はこれまでもいくつか見てきましたが
この演出は1・2を争いますね!

大阪メンバーの演技ももちろんですが
阿麻和利メンバー演じる「ナミ」の迫真の演技がまた号泣モノ。

そして戦争の悲惨さと共に語られる
「肝高」「イチャリバチョーデー」の
オキナワンスピリット。

タイムスリップして勝連でうまくやってたミズキの話を聞いた友人たちが
「でも、(うまくやっていけたのは)ミズキだからだよ」
と背を向ける演出も唸ったなぁ。

イチャリバチョーデーの精神を振り返ると共に
今の子どもたちの心のひだもうまく表してたと思う!

ケータイとか、ネットでのトラブルとか
そういう現代の子どもたちの問題もうまーく重なってて
なんか、深いなぁって感じました。

前半は演舞や場面転換も少なめで
会話をメインに物語が進んでやや淡々としてますが
(それでも飽きさせないのはさすがですが
後半は沖縄戦のシーンも含めて緩急のきいた展開。

久しぶりに見る阿麻和利メンバー演じる「ダイナミック琉球」も、
狭山バージョンの「シンカヌチャー」も良かった!

夜公演では特にクライマックスの総演舞は大迫力でした!

やっぱり千秋楽は思い切り度が違う。

狭山メンバーと、阿麻和利メンバーと、
お互いに刺激し合ってバチバチと化学反応こしている感じ。

とてつもない躍動、大きなうねり。


これだよこれ!
やっぱいいな!現代版組踊!!
プロの舞台にはない、爆発する青春パワー!
(※この舞台は現代版組踊とは銘打ってませんがスピリットはまぎれもなく現代版組踊デショ!)


笑いもあって、
エンタメ要素もバッチリで、
だけど深くて、
心に響く泣ける舞台。

「風の声が聞こえる」
沖縄で見れて良かった!

表現倶楽部うどぅいのみなさん、
沖縄で公演してくれてありがとう!

沖縄を演じてくれてありがとう!

 

すんばらしい舞台でした

 

*おまけ*

沖縄戦のシーンで泣けるのは一般的かもですが
でも実はワタシがこの舞台で最初に涙腺が緩んだのは
なぜかナミが阿麻和利について語るシーンと、
ミズキが勝連で過ごす日々のシーンでした。
(肝高の阿麻和利とのコラボ具合も絶妙。音とかもさ。こういうのツボ)

なんでかねー(笑)



↑毎度おなじみの舞台レビュー。
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またワタシもがんばれます(^◇^)
よろしくお願いします~♪

109・110


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ハンカチ必携舞台

2013年08月18日 | ・現代版組踊レポ


ワタシの舞台観賞史上、
最高落涙記録。

『風の声が聞こえる』

最終公演はこのあと18時から、
きむたかホールにて!
(当日券まだちょっとあるみたいです!)

お越しの際は
ハンカチとティッシュペーパー持参で!


ってか、やっぱワタシあの題材には弱いわ~。
泣けてしょうがない…(;_q)
(綾庭の宴もそうだし)

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球美島

2013年08月18日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

久しぶりにPCからの投稿です。

3泊4日で、
球美(くみ)島、こと、久米島に行ってきました!
(日程たっぷり!)

今回の旅はこれまでの旅と少し趣きを変えて、
マリンレジャーもがっつり楽しんできました!

写真は久米島イチオシの「はての浜」

浜にいると眩しくて目が開けられないほど

紫外線は通常の7倍(!)だそうです

浜は全長約5~7キロ。

まるで砂漠です

真夏の真昼間だけど、暑いけど、紫外線もきついけど、
せっかく行くながら晴れがいい!
お天気が心配でしたがはての浜は晴れ

そのころ久米島の上空には大きな雲が。

カタブイの雨柱がハッキリ。

はての浜ではシュノーケルしましたヨ

ボートに乗って、
外洋手前の深いトコでもちょっとだけ体験

これまでにない、夏を満喫旅行!

もちろん!史跡巡りや観光スポットもたっぷり巡ってきました!

THE☆観光客。
うふふ。

写真の整理しながら、
よんなーよんなー紹介していきますね。

 

↓旅行中バナー貼れなかったのですが
ぽちしてくれた方ありがとうごいます。
またよろしくお願いします(・∀・)ノ


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2013年08月17日 | ・琉球/沖縄、徒然日記



思いがけず、
貴重な場面に遭遇(!)

そしてそして、
君南風さんにも(!!)


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雨のあと

2013年08月16日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


もやのあとは雨。

雨があがったら、
洗われてスキッとした空。

そんな夕方。

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登武那覇グスク

2013年08月16日 | ・琉球歴史/文化風景



で、
笠末若茶良の住んでた登武那覇グスク
…のある、トンナハ山からの眺め。

残念ながら、
もやがかかってます。


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カタブイ

2013年08月15日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


カタブイ、そーがさい。

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笠末若茶良

2013年08月15日 | ・琉球史散策/第二尚氏



昨日『あらま!』になった笠末若茶良(かさしわかちゃら・がさしわかちゃら)について。

彼は久米島の登武那覇(とんなは)グスクの城主。
有能で、心優しく、でも強く、民からの人望もあつく、
しかもイケメン(独身)というパーフェクトヒーロー。

その人気ぶりを疎んだ父・伊敷索(いしきなわ)按司は彼を攻めます。
(それを諌んだ母は粟国島に追い返されてしまう)

彼は強かったので伊敷索軍を切り伏せますが、
慈悲の心を持って父を助けます。

しかし、後日彼が母に会おうと粟国島に向かって船を出したところ、
船が難破。
避難して休んでいるところを、
伊敷索按司が再び攻撃。
防戦したものの、遂には自害した。
(難破してそのまま死んだとも)

…というお方。

はじめて笹末若茶良について読んだとき、
現代版組踊映えするキャラね~(´∇`)
(行く末が悲劇なあたりも)
って思ったんですが、
やっぱり、という感じです(*^^*)


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新作?

2013年08月14日 | ・現代版組踊レポ



あらま?


あらま!

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武者走り

2013年08月13日 | ・琉球歴史/文化風景

【武者走り】
 城壁や城のまわりの土手の内側に設けた通路
(by goo辞書)


城壁沿いに武士たちが移動したり
身を隠しながら攻撃する為の構造ですね。

その武者走りに人がぞろぞろと並んでいた風景が
なんだかおもしろかったのでパチリ。

 in 中城グスク

 


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予習。

2013年08月12日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

今度行くグスク巡りのための予習。

場所はもちろん、構造などグスクの見どころもチェック。

でもそれより何より大事なのは
そのグスクにまつわる人物ドラマ。

いくつかの本(今回は6冊選択)を読むと
全く違う説も載っていたりして面白い。

グスクにまつわるドラマ(興亡)を読んだら
とりあえず人物相関や歴史の流れを
自分なりに図でまとめる。

文の羅列は図にしてみると
把握しやすくなる

よし、準備オッケー!
楽しみになってきた

お天気晴れますように…(-人-)

 


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那覇の市場で古本屋

2013年08月12日 | ・和心な本、琉球な本

ここ数日は読書三昧。

しかもワタシには珍しく、
どれもマンガや琉球史関係ではない書籍。

ここ数日で4冊ほど読んだんだけど
先ほど読み終えたのがこの本。

ボーダーインクからの新刊
「那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々」
(宇田智子著)

那覇の市場の中にある
‘日本一狭い古本屋’ウララを営む
宇田智子さんのエッセイ集。

新聞で何回か宇田さんのコラムを読んだこともあったし
実際にウララを訪れて本を買ったこともある

ジュンク堂の書店員として
池袋店から那覇店に異動し働いていたものの、
ひょこっと辞めてひょっこり古本屋を始めた宇田さん。

興味があった。

何より、著者の宇田さんとは
ちょっとした共通点があって
勝手に親近感を抱いていたのも1つの理由(笑)

 

エッセイは2・3ページでとても読みやすい。
市場独特のあのゆるくて、ほんわかする空気感も伝わってくる。

誰かがツイッターでつぶやいてた気がするけど
なるほど「かもめ食堂」の荻原直子監督作品のような
雰囲気があります

 

ウララのキャラクターにもなってるフクロウについて
書かれた一節。

「どうしてフクロウなんですか?」ときかれると、
「知恵の神なんです」とか「顔がかっこいいので」
とか答えているものの、本当のところはわからない。

「どうしてウララという名前なんですか」

「どうして古本屋を始めたんですか」
「どうして沖縄に来たんですか」

どれも、分からない。

(P126)

 

宇田さんの肩の力を抜いたこの生き方が
そう感じさせるのかな。

なんか、いいな。

癖になりそうです

そしてウララ再訪はもちろん、
那覇市界隈の書店巡りをしたくなった今日この頃です。

うーん、読みたい本が溜まっていくぞ~。

 


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「那覇の市場で古本屋」は県内各書店で絶賛発売中。

遠方の方はボーダーインクのこちらからどうぞ!
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【人ものがたり】玉城朝薫、裏話

2013年08月11日 | ・琉球史散策/第二尚氏

本日のりゅうPONは玉城朝薫。

ワタシが担当した回はいつもラフを載せているのですが
今回はラフの描きかけ…

いつもなら清書する前にラフを描いて、
それを新報の担当者と執筆担当の先生に送って
絵や文字をチェックしてもらうのですが
今回はあらかじめラフを描いて送る時間もなく
ギリギリの制作になってしまいました

なのでラフも方向性だけ定まった段階で
ストップしてしまったので↑の状態です。

今回は玉城朝薫自身というより組踊の紹介みたいな
イラストになってしまいました。

本当は「組踊を作った玉城朝薫」自身を現す絵が描きたかったんだけど
どうもその方向だとイメージが固まらなくて…。

ラフ6パターンくらい描いた。
でも前回の程順則と似た感じになっちゃったり、
絵としてイマイチ収まらなかったり…。
敏腕プロデューサーじらーでも描いてみたんだけどさ。

朝薫自身もエリートな人だから
人間臭いトコってないしな…。
一応幼い時に両親と死に別れてるけど
それでも健気にがんばって結果を出して出世するって
やっぱでぃきやーです。スゴスギ。

なのでイラストとしての面白さは
執心鐘入の鬼女さんにおまかせすることにしました。

描いてて楽しかったッス(笑)

これでもかわいく抑えたほうデス。

 

本物はコレ↓

 

 

イラストでは遊んで描きましたが、

鬼と化してしまうほどの怒りと悲しみ。

お見事でした。

執心鐘入についての記事はこちらから
あらすじ→ 
テンペスト行脚(執心鐘入)→ 

 

ちなみにこの執心鐘入の初演は1719年。
尚敬王の冊封の年です。
尚敬は13歳で王になりましたが、
冊封は19歳の時。

尚敬、ちょいと若く(まるく)描き過ぎたかなぁ?

 

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2013イチハナリアートプロジェクト

2013年08月10日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

「伊計島が アートの島へ。」

伊計島に行った目的はコレ!

2013イチハナリアートプロジェクト

イチハナリとは「一番離れた島」
つまり伊計島のこと。

イチハナリアートプロジェクトとは
伊計島を舞台にしたアートプロジェクト。
廃校になった伊計小中学校をメイン会場に
集落にも出て行って県内外のアーティストの作品が
伊計島を彩ります。

予想以上の見ごたえでした!!

作品数、質、バリエーション、会場、ロケーションともに充実の
満足度100%

これで「入場無料」なんだからオドロキ。

しかも写真撮影OK!

1000円払っても惜しくないぞコレ。

写真撮ったり、カフェスペースで景色を眺めながら休憩したり
野外展示をみながら集落散歩したら
2時間、3時間はあっという間です。

いまや世界で活躍してて
美術の教科書にも作品が載っている
照屋勇賢先生(→)の作品群。

代表作「告知―森」のように紙袋から樹木を切りぬいていくシリーズに加えて
風船がキーとなってるインスタレーション群。

新作紅型も見れて嬉しい

廃校となったとは言え、
伊計小中学校はとっても新しくてきれいでした。

各教室を使った展示スペースもとても効果的で
美術館で見るような無機質さがなく
とても親しみのある雰囲気でした。

目玉作品の1つである、
江藤望さんのおばーシリーズ(笑)

県内各地に出没して色んな場所で色んな人と
記念撮影をされている大人気おばー。

この間勝連グスクに行った時
資料館に座っていましたよ。

おばーが旅した写真を見てるだけでも
とてもほほえましい気分になります。

↑の左上の写真のように、
写真や実物を見ながら指さしたり
笑ったり、話が盛り上がったり。

子どもからおじいまで楽しめる
ほっこりアート。

こういうの、いいな

最近こういう見る人を巻き込む体感型の作品や
インスタレーションが好き。

インスタレーション…しばらくやってないなぁ…。

そろそろやりたいな。

ちなみにおばーのモデルは伊計島の東江ツルさん(85)だそうです
ご本人にもお会いしてみたい

 

あ、↑の白い蟻の作品。

今回の作品群の中でもインパクトのあった作品の1つです。

最初見た時「何これ、キモっ!Σ(゜∀゜;)」ってなりましたが
見れば見るほど癖になる作品です。
しばらくずっと見入ってしましました。

これは写真じゃ絶対わからない。

是非実物を見に行ってください。

集落に点在する野外展示。

古民家や廃墟がアートに!

なかなか面白かったです。
(アート鑑賞は小難しい意味を求めなくてもよし!「なんかいいな」「なんか面白いね」で全然いいのだ)

時間と写真のメモリーがなくて野外展示は
ゆっくりじっくり見れなかったのが残念。

時間には余裕をもっておこしください

伊計小中学校はクーラーもついているし
3階にはカフェスペースもあるので
快適にすごせますよ!

何より眺めがいい!
(ってか、伊計小中学校じょーとー!)

日帰りで楽しめる非日常プチトリップ、
伊計島×アートはいかがですか?

勝連グスクから車で20分程度で行けますよ。

会場は伊計島に入ってすぐです。
のぼりや看板も出てるので迷うことはないです。

近くには伊計ビーチや伊計グスク(笑)もあります。
がっつり丸1日伊計島満喫もいいかもしれませんネ

屋上には半魚人がいた。

 

*2013イチハナリアートプロジェクト*

8/3~9/1
旧伊計小中学校跡地 ほか 伊計集落内
10:00~18:00
(金~日は~19:00)
入場無料
駐車場あり

 


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