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エイズで逝ったマヤに捧げる

2008-02-25 06:25:03 | 本・映画・テレビ
『悲しいセックス』
エイズで逝ったマヤに捧げる

赤枝恒雄


援助交際を続けていた少女がエイズで命を落とす
その話しが綴られている小説


現実味が沸かないのが、本音のところ
周りにも、知り合いにもそんな子はいない(と、思う)
そういう意味では、真っ当な生き方か?
僕自身も
18歳で都内で1人暮らしを始めて
物騒なものにはあまり出くわしていない
そんな場所にあまり近づかなかったからだろうけど
ラッキーなのかもしれない

一番の原因は親なのだろうか…
そう思ってしまう
親と子が真剣に向き合っていれば
こんなことにはならないのではないか?
しかし
小学生が援助交際
嘘ではないのだろうけど、想像がつかない
男性側にもモラルはないのか…
なんかおかしいだろ

この物語のなかで心に思うこと

嘘・偽りは、連鎖する
そして、大切な人までも嘘をつかなければならなくなる
そんな悲しい結末になる

正面から対話する
人と人
正面から相手の事を考え
理解しようと努力すること

生きていく上では、当たり前の事
当たり前か…


なによりも
この小説を読んだ後
言葉では表現できない
心に嫌なものを残していった
言い知れない怖さ
胸が詰まる不快感
なぜか
与えられた、恐怖と不快感…