仙台ラーメン最強伝説

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幸楽苑(3)

2008年02月26日 | 宮城県内

K3100467 エコノミーな値段設定で若いファミリー層をわしづかみの全国チェーン店「幸楽苑」の中では最高値メニューということで、前から気になっていた期間限定メニュー「担担麺」(写真上)を食してきました。高いと言っても619円なんで、他店の担々麺と比べたら何てことはないんですけどね(^^;


スープはあっさりガラベースに香りの良いすりゴマたっぷりの味わいがベース。ラー油で辛味を出して山椒・黒胡椒で深い香りをつけてあります。具材はザーサイ細切れと白髪ネギ&普通の刻みネギ、ノリ、そして担担麺の肝である肉味噌が乗っかります。ひき肉の挽き加減はいわゆる”そぼろ”ではなくて大・小のブレンドしたようなソース状で味付けは甘め。溶かし込むほどにスープに肉味を加えていきます。


甘辛+酸味の味わいがあり、非常に食べやすいスープに仕上がっていると思います。辛みは然程強くないので、もしかしたらラー油以外に唐辛子を使っていないのかもしれません。その代わりに?隠し味にカレースパイスを使っているようで、これが案外「担担麺」に合います。辛すぎず万人向けで子供も好きそうな風味ですし、実はファミリー層への訴心力が高い味わいかもしれません。


連れは最安価メニュー「中華そば」304円(写真下)を注文。担担麺のほぼ半額ですが、甘めの醤油ダレの安定したスープでまさに定番というべき味わいに不足はありません。これにギョーザを付ければ(ほぼ)ワンコインで満腹になれます。


「中華そば」を2杯食べられる値段と考えると「担担麺」もちょっと考えてしまいますけど、たまにいいかなという感じですね。あ、だから期間限定なのかも…。考え抜かれた「幸楽苑」流の戦略を垣間見ることができたような(大げさ)一杯でした。やはりチェーン店は侮れない。ごちそうさまでした。


K3100466 (07/12/11)
幸楽苑

コメント (4)
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