昨今の仙台の”煮干しラーメン”ブームの火付け役と言ったらこちらになりましょうか? 国道4号沿いアカチャンホンポ裏手にあります「自家製太麺 渡辺」です。
なんといっても暖簾に”煮干し”ってデカデカと書いて煮干しアピールしたのは仙台で多分ここが初めてじゃないかと思います。
「らー麺・大」650円
濁らせずに取ったガラベースに油量は強め。味醂系を合わせた醤油ダレはやや弱め配合。そこに片口イワシ主体の煮干しをキリっと効かせてスープに旨味をたっぷり乗せてきます。苦味は抑えめ。豚脂がデフォで開店時よりも少し強くなったような印象あり。
わしわしっと食する平打ちの極太麺は力強い食感。大盛で300gとボリュームもあり満足度が高い。安くて多くて美味い、この値段設定も魅力の一つですね。 ←「らー麺・大」650円
こうやって見るとかなりシンプルな見た目ですが、逆に漢らしさ、貫録すら漂ってきますね。(12/04/17食)
←「らー麺・大」650円
こうやって見るとチャーシュー、デカっ(笑) ラー油で軽く和えられた穂先メンマのシャキシャキ食感もまた良し。(11/11/14食)
←「らー麺・大」650円
こうやって見ると毎度同じ写真ばかりで。そういえばつけ麺食べたこと無かった…。(11/10/29食)
「11/07/27~08/24までの水曜日は昼のみ味噌限定で営業」の時に食べに行った渡辺の「味噌」です。その後、つけ麺とバトンタッチの冬季限定メニューとして定着した模様。
スープは白味噌ベースで極あっさりとした風味。レンゲで辛味噌が呈されるスタイル。むむ、これは袋茸こそ入ってませんが店主の修業先「渓流」「天狗山」系列の味噌スープの組み立てそのものですね。
ベースは共通と推測され煮干しは強め?っぽいですが、煮干しと味噌の親和性が高いのでキャラは抑えられており、インパクトを狙ったものではないですね。あっさりと頂くタイプになってます(当時)(11/08/10食)
←「らー麺・特大」700円
ピンボケ失礼。初めて特大頼んだ時のもの。
普通盛りで200g
大盛りで300g
特盛りで400g
プラス50円で特大って安いっ!と思って頼んだんですけど、やっぱちょっと多かった(^^; つけ麺系だと400g軽くイケるんですけど、スープものって体感ボリュームが違いますね。
特大チャーシューが小っちゃく見えます。(11/07/11食)
←「らー麺・大」650円
最近は行列が出来ちゃってて中々ふらっとは寄れないですが、閉店間際に行くと結構すっと入店できるらしいです。スープ切れ閉店は…多分無いんじゃないかな。(11/06/25食)
仙台に節系の人気店は多数ありますが、煮干し系ってまだまだ少なくて、出店の余地ありそうですね。「久兵衛」「とがし」辺りの大手が今春にこぞって煮干し系限定メニュー出してるのも需要を推しはかっているのかな?って気がしてます。今の人気ぶりを見ても「渡辺」は先見の明があったって事でしょうかね(^^ ごちそうさまでした。