仙台ラーメン最強伝説

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ケンちゃんラーメン酒田本店(山形県酒田市)

2017年02月06日 | 山形県

前回の続き)秋田県由利本荘市で極上の朝ラーを頂いた後は国道7号線を南下して山形県庄内方面に移動します。

鳥海山が見えてきたらそろそろ県境。途中にかほ市の道の駅「ねむの丘」で一休み。

それにしても朝焼けが綺麗。天気が良くて良かった。こういう光景が楽しめるのもロングドライブの醍醐味か。

 

山形では鶴岡市の庄内観光物産館に有ります「焼きたてパン工房」にてメロンパンを頂きます。

バターリッチ」外側はカリッとクッキー生地、中身はフワフワのギャップが良いですね。バターの風味が香ります。「メロンクリーム入り」エメラルドグリーンのカラーリングが綺麗。中にメロン味のクリームが入っていてフルーティ。

実は「リモーネ(レモンクリームパン)」が目当てだったんですが残念ながら品切れ?で有りつけず。でもメロンパンが美味しかったからいっか。

その後お土産コーナーを物色。山形ならではの”さくらんぼちゃん”や加茂水族館の”はながさくらげちゃん”のお守りとか可愛い。男の子向けには「そくしーんっ!(笑)」出羽戦士ガ・サーンのお守りも有りました。ってか”お守り”豊富だな(^^;

 

 

さてせっかく庄内に来たのでお昼はラーメンを頂きたい。

名店が多い中今回は「ケンちゃんラーメン酒田本店」をチョイスです。山形市内の「ケンチャンラーメン山形店」(店名クリックで過去記事へ)には何度か行ってますが他の店舗は初めて。何と言ってもこちら酒田の店舗がケンチャンの本店ですから、期待が高まります。

 

少し早く到着したので駐車場に車を停めて待っている間にうたた寝していまい…、開店11時に慌てて入店したら既に店内は数人の客で埋まっていました。山形人のラーメンにかける熱はどうだ。

入店して空いてる席に着席すると店員さんから「一番最初の方からどうぞ」と注文を聞かれていきます。皆さん自分が何番目かわかっているらしい。

「え…自分が何人めかなんて数えてないよ…」て思ってたら4人くらい聞いて、店員さんが一旦奥にひっこんでしまいました。最初のロットって事なんだろう。また出てきて2人分聞いてまた戻ります。3回目に「お客さんは?」と聞かれたのでようやく注文出来ました。システムが独特です。

そうこうしているうちにもポツリポツリと新しい客が入店してきて奥のカウンターから厨房に向かって注文されてましたが注文聞く時もあればタイミングが悪いと「待ってください」と後回しになる客もいる模様。配膳の最中だとてきめんに後回しにされています。風を読まないとダメっぽい。

大盛・並盛や味の好みなど全て記憶でやってるのが凄い。まるで家系直系店のようです。凄いんだけど名人芸なのできっとその人が休んだら代わりの人が居ないだろうな。券売機にした方が早いし間違いない。券を購入するとすぐ厨房に詳細な注文が入る”オリジナル券売機”を導入しているケンチャン山形店はこれを避けての事なのだろうな。

 

中華そば・小盛」650円
味・油は普通でオーダーです。麺は小盛りでも250グラムとの事。

まず麺の存在感が素晴らしい。そして海苔をめくると大量のメンマが隠されていて見た目のインパクト絶大。流石はケンチャン。

早速スープを一口。あれ?これって酒田ラーメンのスープっぽいですね。麺屋酒田のスープに似ています(ケンチャンが先ですが) 山形市ケンチャンとスープがかなり違う事にビックリ。

チャーシューの戻しが旨味の主体でガラ感がかなり薄め。デフォルトで豚脂が控えめで山形市ケンチャンのような動物系の強さが有りません。淡麗系に近い味わい。

醤油ダレは強めに昆布を効かせた味わいで煮干しが下支えしてますが強くは無いです。そして醤油の酸味がかなり強め。全体的に素朴な感じが有って月系(って言います?)的な酒田の昔ながらの醤油ラーメンに近い風味がありますね。

麺は荒々しく縮れさせたインパクト強烈な平打ち太麺。太さの不揃い感も良いですね。固さは然程でもないですがスープの持ち上げは抜群で食感も良し。ケンチャン感満載の魅力ある麺でこれは美味しい。昨日からの連食だったので小盛りにしてしまいましたがぺろりと完食です。

 

二日間で計6杯、計2000㎞の小旅行の〆にふさわしい一杯。ケンチャンは店によって違うと聞いていましたが確かにスープは相違有りました。”油ぽく””こい口”で頼んだらまた違ってくるのかも。奥が深いケンチャンの各店舗をいつか回ってみたい。

(16/11/26)
ケンちゃんラーメン酒田本店/山形県酒田市ゆたか1丁目6-1

コメント
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