(前回の続き)十和田グルメを頂いた後は青森市経由で浪岡まで移動して「道の駅なみおか アップルヒル」にて車中泊を敢行。
道すがら桃川「にごり酒カップ」を見つけて購入しておいたのをチビリチビリやってるうちにいつしか爆睡モードに。にごり酒って口当たり良いからついつい飲み過ぎてしまうけどカップ酒ならそんな心配も無くて良いですな。
さて、いい酒は朝が知っている(!)翌朝は日本海側に抜けてまたいつもの「道の駅ふかうら 風合瀬いか焼き村」にて名物の「焼きイカ」を頂きます。
かまりっこに惹かれて?おー凄い、行列が出来てました。確かに日曜日でしたがコロナ禍の間こんなに混んでたこと無かったのでやっぱ人出は戻ってきているなと実感。自分の後ろにも行列が出来ててなんか沢山買い辛くて4パックだけ購入。4パックは許して(笑)
道中のおやつをゲットしたら弘前方面に移動。途中で凄い混んでいる箇所が有りどうやら日本最大のイチョウとされる深浦町の「北金ケ沢の大イチョウ」を見に来ている模様です。
野次馬根性で車の列に並んでみましたが駐車場に入る車が想像以上に混んでてなかなか進まず。駐車場の向こうに見えるイチョウは確かに巨大であんなの見たことない。あれは日本一かもしれない。
まぁ見れたし良いかと(淡泊)途中であきらめて車列を離脱。国道に戻ります。
そしたら少し離れたところに似たような巨大イチョウの木を発見。きっとこれは日本で二番目に大きいイチョウなのでは?(根拠なし)観光客もたくさん来てて写真を撮られてました。
自分も車を降りて写真をパチリ。それにしてもデカい。見ろ人が〇みのようだ(←ヲイ)
2位でもいいじゃないか。キレイだもの。
大イチョウ、晩秋の夜空に浮かぶ 青森・深浦 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
夜はライトアップもやってたらしい。でもきっと混んでたんだろうな。図らずもたまたま旬の光景を眺めることが出来てラッキーでした。
さて弘前に着いたら久しぶりに「健康温泉桃太郎」でひっ風呂頂きます。相変わらずお湯の温度が高くて良い良い。45度以上はありそう。弘前では「桜温泉」と双璧で江戸っ子爺さん御用達(c.高橋留美子)のお湯に思います。
自分も以前は長時間入ってられませんでしたが最近自宅のお風呂で鍛錬を重ねてそこそこ熱いお湯でもゆったり入れるようになりました(良い子は真似しないでね、笑)
さてラーメンは青森市に移動して夜ラーメンを頂きたい。今回久しぶりに国道7号線バイパス沿いに在ります「かわら」に行きまして青森市のご当地ラーメン「味噌カレー牛乳ラーメン」を頼んでみたい。
何かの罰ゲームのようなネーミングですがこれでも青森で40年以上の歴史を持つ由緒ある青森ソウルフードなのです。最近は結構TVで紹介されてるので知ってる人も多いかも?
早速のスープですがベースはガラ味で油量適量。程よいコッテリ感を持たせた動物系に味噌ダレは通常の味噌ラーメンより少し控えめな配合。
そして牛乳とカレー粉が絶妙なバランスでブレンドされてマイルドさとスパイシーさをプラス。種明かしを聞くとまぁ何だこれだけかという印象を受けますがその配合バランスが実に絶妙。
味噌ダレの塩気や味気の強さを牛乳が上手く丸めており牛乳のマイルドさをカレーが香り高く昇華させていて珍素材の三角関係の妙味が有ります。旨さの黄金バランスとでもいいましょうか。勿論すべてはスープベースの良さが有っての物ですが普通の味噌ラーメンよりもより一般向けに食べやすくなっているのは間違いない。
更にスープの熱でバターが溶けていったり新鮮なワカメが磯味をプラスすることで自然な味変が加えられて飽きの来ない工夫などよく考えられたラーメンに思います。
チャーシューはモモ肉とバラ肉の2種。麺は西山製麺インスパイア的な味噌ラーメンでよくみられる黄色い中太縮れ麺が合わせられており手堅い。
さて「かわら」で頂いた青森「味噌カレー牛乳ラーメン」ですがネーミングこそ奇天烈ですけれども味の方は日本一万人向けなのではと思うくらいに普遍的で食べ手を選ばないラーメンに仕上がっていると思います。まぁ百聞は一食に如かず、ラーメン好きなら青森市に来られた際に是非一度食べてみて欲しい一杯。