仙台ラーメン最強伝説

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吉法師 KIPPOSHI(東京都渋谷区)

2020年02月25日 | 関東圏

前回の続き)浜松町でバレンタイン限定のチョコラーメンを頂いた後は…、

急いで駐車場に戻りラーメン代より高い駐車料金(40分で1600円也)を支払って早々に出庫します。時は金なり(←使用法間違い)

 

せっかく上京したのだからもう一軒くらいラーメン食べておきたい。「MENSHO」「麺屋武蔵」の他にもチョコレートラーメンをSNS告知限定で出している店があると聞いてお初の「吉法師 KIPPOSHI」という店に連食狙いで向かいます。

店はJR沿線沿いの繁華街真っ只中にあって店から少し離れた駐車場に車を停めて歩いて5分程度。セブンイレブン脇の階段を上って半2階のようなところに「ここは1階です」と書かれており洋服屋の更に奥に進むとお店が見えてきました。

全面ガラス張りのおしゃれな店舗で場所柄か半分以上が若い女性客でした。アウェイ感半端ない。

 

メニュー見るとスープは鶏清湯系と鶏白湯系の大まかに2種有って、鶏清湯にはスピルリナを使った青系や”岩下の新生姜”を使った赤系などフォトジェニック系のメニューが目を引きます。

# 青いスープのラーメンと言えば「らーめんよっちゃん(仮)」で夏季限定「マリンブルーの風に抱かれて」(クリックで過去記事へ)を頂いたことが有りましたが、この手のカラー系ラーメンの元祖となると昔、千住に有った「菊や(閉店)」(店名クリックで過去記事へ)になるのかな?

 

バレンタイン限定ピンクバレンタイン」1000円

店内にも告知の張り紙等が無くて本当にSNS限定になってました。平日ランチサービス味玉も付けて頂きます。

早速のスープですがベースは鶏出汁で鶏油も浮かびますが強すぎず丸鶏に近いバランスのもの。何でも鶏白湯スープと鶏挽肉を用いた「掃湯」という手法を使っているらしい。詳細はメニュー写真参照で。

透明感を持たせながらも芳醇なコクのある動物系ベースにイチゴのフローズンと生クリームがトッピング。まるでショートケーキのような華やかな色どりを魅せてくれています。

ピンクのチョコは流行りのルビーチョコレートでしょうか。板のハーフを大胆にスープにON。徐々に熱で溶けてゆきスープにミルキーな甘さをブレンド。

一方ラーメントッピング班の大将・チャーシューは鶏の低温調理でハムハムっとした柔らかな食感がイマドキのもの。麺は加水率低めのストレート細麺でパツッとした歯切れのよいタイプ。端麗系のスープとの相性も上々です。

ホイップされた生クリームがスープに溶け込むと見た目だけ白湯スープっぽくなりますが味はもちろん白湯ではなくてその新感覚はちょっと面白かった。



こちらはレギュラーメニュー「鶏清湯 白葡萄」900円+平日味玉サービス

青いスープが名物の「吉法師」ですが更に白ブドウの果汁をブレンドされたメニューがこちら。青より少し緑がかったスープのカラーはまるでエーゲ海の海の色のようで。南に向いてる窓を開けたくなるような気分になります(笑)

上にちょこんとフローズンの果肉が乗っかるのがお洒落さん。

味の方ですが動物系ベースはやはり鶏系で共通のもの。白葡萄はおそらく果汁100%のジュースもしくはアルコールを飛ばした白ワインと思われ葡萄というワードから想像するようなファンタのような甘さはなくストイックに鶏と葡萄がその味同士をぶつけ合っているような、果物の余韻がすみずみに気怠い甘さを残している♪ような印象(?)

鶏+白葡萄というおそらくこの店でしか味わえない貴重な一杯には間違いない。是非見て食して”魅せられて”欲しい一杯。


さて「ピンクバレンタイン@吉法師」ですが個人的にはもう少しスープを甘くしてスイーツ感を増しても美味しいかなと思います。生クリームの上からさらに加糖練乳を絞ってスープ上にハートのマークを描いてみるとか。もえもえきゅん!爆

(20/02/13)
吉法師 KIPPOSHI/東京都渋谷区神南1丁目11−5 ダイネス壱番館渋谷102


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