最長で鹿児島枕崎まで1泊11日で出かけたこともある年末恒例の長旅ですがコロナ禍という事もあり今回はコンパクトに5日間近場を回ります。
さらに前回はGoToトラベルを使って宿泊しまくったりも出来ましたが今回2021年末はGoToトラベル停止中のためオール車中泊で邁進していきます。まぁいつもの貧乏旅行に戻っただけの話です。
前回は仙台から青森に行ってからの静岡→金沢というあたおかルートでしたが、今回はまだ使い切れていない利用期限の迫った某社の株主優待ポイントを消費しないといけない(クリックで前回記事へ)ことも有りまずは関東圏に出ていきたい。
前回千葉のご当地ラーメン”勝浦タンタンメン”を朝ラーで頂いた時と同じ要領で仕事終わりに仙台を出発し国道6号線をひたすら南下していきます。前回は夜の内に一気に400kmを走り抜け勝浦で朝ラーを頂きましたが、今回は240mkほど走った時点で眠気に負けてしまい茨城県「道の駅ひたちおおた~黄門の郷」にて一時停止。無理をせず朝まで仮眠を取ります。
朝起床後は道の駅売店にて「ふわふわクリーミー生大福 焼き芋味」を購入。クリームが本当ふわっふわで優しい甘さがあって美味しい。焼き芋味ってのも絶妙に良き。またいつか見つけたら買ってみたい。
その後「パン工房ぐるぐる ひたちなか店」(クリックで過去記事へ)に立ち寄って朝ごはんをゲット。「究極のメロンパン」「ぐるぐるシナモンロール」は相変わらず旨い。道中のおやつとお土産用に大人買いしておきます。冬だから少しは日持ちするでしょう。
さてこのまま進めばお昼過ぎには東京湾アクアラインに乗れるかなとかいう甘い見通しを打ち砕くような大渋滞中の土浦~成田のルートを通り千葉市のモノレールの軌道が見えてきた15時にはもう陽が傾いてきました。
なんとか東京湾アクアラインに乗り「海ほたる」に着いたのが18:30頃。海ほたるはお客さんで大賑わい。2019年12月に来た時はなんちゃら宣言中でガラガラでしたが(クリックで過去記事へ)今日はお店も賑わってますね。良かった。
コンビニにコーヒーを買いに行きがてらショップをぶら散歩。メロン要素の無いメロンパンとか逆に素晴らしい。嫌いじゃない。
予定では今日中に川崎市まで進んでおきたかったところですが全然でした。なんか思ったよりも道路が混んでいてさすが年末ですね。今日はここ海ほたるにて車中泊を敢行。トイレもコンビニもあるし何気に便利。
初日はほぼ移動のみで終わった感が有りましたが一つ教訓として「ひたちなかから木更津までは昼間の下道だとガチで半日かかる」これは今後の旅行に生かしたい。
さてアクアラインに乗る前に千葉県木更津市にて勝浦タンタンメンと並ぶご当地ラーメン「竹岡式ラーメン」を今回頂いておりました。富津市竹岡漁港が発祥地だそうで麺茹湯に醤油ダレを入れた真っ黒なスープに乾麺を用いて角切りの玉ねぎを乗せたものが一般的だとの事。
それだけ聞くとインスタントラーメン的ですが生麵使ってたりガラ使用だったり実は様々なんだらしい。それはそれで普通の醤油ラーメンっぽい?とも思いますがまぁ喜多方ラーメンだって実は定義なんて無かったりしますからね。そんなもんでしょう。
「竹岡式ラーメン」の元祖店「梅乃家」「鈴屋」は昼のみ営業で既にこの時間は閉店済み。この時期個人店は開いているか怪しかったりするし確実に入店したい時はチェーン店を狙うのがセオリー。その名もずばり「竹岡ラーメン」というチェーンがあるようなので比較的人気の高そうな「竹岡らーめん バイパス店」に行ってみます。
少し早く到着してお店が見える場所で車を停めてしばし待機。夜の部開始の17時を過ぎても看板の明かりがつかないなぁと思っていましたが玄関先を見てみたらこっちは明かりが点いててこれはミスったか。
入店したら常連らしき先客が居て大丈夫との事なのでオーダーさせて頂きます。
他の竹岡式店舗よりも控えめっぽいですがそれでも十分黒色感の強い醤油色のスープに白いタマネギがよく映えています。
早速のスープですが醤油ダレは濃口醤油主体でチャーシューの煮汁をそのまま使用する昔ながらの屋台スタイルっぽい味ですね。豚の良質な肉味がぎっしりと詰まった旨みは押し出しが強くて分かりやすい美味しさが有ります。豚脂は多くなくあっさり目で確かにガラ味を感じず骨なしっぽい。
タマネギが多めに入ることで香味野菜としての役割をスープにプラス出来ていてたしかに過不足が無い。豚肉+野菜のみで上手い事ラーメンのスープとして完成させているわけですな。省エネだなぁ。
醤油ダレは濃口主体で塩気が強すぎず甘さ控えめに仕立ててありダレた感じが皆無。キレがあり豚肉を煮込んだ時点でカドが取れていて絶妙なバランス感。素で十分に美味しいスープですが醤油が薄かったらどうぞと追加用の醤油ダレが頂けたので少し投入し胡椒一振りしたらより美味しいスープになりました。オススメ。
チャーシューはバラ肉のロールが2枚。程よい柔らかさで肉味も良好。
麺は確かに乾麺っぽい。ちょっと山頭火の麺に似ている感じです。ただスープが想像以上に本格的でインスタントラーメンとはステージが全く異なる満足度の高さを感じました。稲庭うどんだって乾麺ですからね。乾麺も馬鹿にできないです。
何のかんの言いながらもスープまでしっかりと完食。炒飯もおしんこも美味しかった。
さて人生初の竹岡式ラーメンでしたが全然インスタントなんかじゃないですね。これは他の店の竹岡式も食べてみたい。そして「竹岡らーめん バイパス店」ですがチェーン店とは思えない腰の低い優しいご夫婦が営む昭和の町食堂といった雰囲気のお店で居心地が良かった。またいつか来てみよう。
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