仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

ばさらか(2)

2007年11月17日 | 仙台市青葉区

K3100325 仙台ラーメン国技場で「秋の限定メニュー」(写真下)が出てましたね。限定でしか食べられないのが残念なほどの各店舗とも力作ぞろいで、どれにしようかなと嬉しい悩みどころ満載ですが、今日はまず「ばさらか」の「炙りトントロチャーシューメン」900円(写真上)をチョイスしました。クーポン券で味玉トッピングサービスです。


スープベースは白濁させた豚骨ベースに鶏ガラを合わせて丸みをつけたもので、他メニューと共通のようです。クリーミーな口当たりに秘伝の醤油ダレが一本筋を通すような印象があり、マイルドながら手堅い組み立て。そこに「炙りトントロ」の香味が溶け込んで一層深い味わいのスープに仕上がっています。


「炙りトントロ」は流石に値段の張る食材だけあってボリューム感こそありませんが、それでも5,6枚は奮発されています(すいません枚数忘れました…) 歯応えある豚のほほ肉の部位をトロリと柔らかくなるまで煮込んであり、その食感と豚脂の甘みと炙りの香ばしさの調和が絶妙です。味玉は半熟度もよくきっちり味付けもされており相変わらず美味です。「ばさらか」で食べるなら味玉は外せないですね。


「ばさらか」渾身の一杯とお見受けしました。ごちそうさまでした。


_150_2 (07/10/29)
ばさらか/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

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修坊 松森店(2)

2007年11月12日 | 仙台市泉区

K3100315 たまに食べたくなるあの味と言うことで「修坊 松森店」で再食です。清潔感のある明るい店内と丁寧な店員さんの好印象なお店です。


券売機で購入しようとしてメニュー見ながらモタモタしてると、いつも店員さんが出てきて丁寧に解説してくれるので、券売機の必要が無いのではないかと思うのですが、今日は初めて万札を入れようとしたら「エラーが出るかもしれませんので、エラーが出たら教えてくださいね」と丁寧に言われまして、本当にエラーが出ておつりを手渡しで頂きました。これならやっぱり券売機の意味無いよなーと(^^; 売り上げを数えるのに役に立つのかな?


「修坊」は川平店も含めて何回も来てますが、そういえば多分「白湯ラーメン」しか食べたことがありません。今日もやっぱり「白湯ラーメン」680円(写真上)を「こってり」で注文。気に入ると何度でも同じメニューを頼んでしまいます。


運ばれてきたドンブリには透明な白湯スープに緑のネギが大量にトッピングされた色美しい”いつもの”一杯が運ばれてきます。ワシャワシャの背脂の新食感もいつも通りですね。いつまでもこの一杯を味わえる喜びをまずかみしめたいです(^^


連れは「とんこつしょうゆラーメン」750円(写真下)を「こってり」で注文。見た目は「白湯ラーメン」に似ています。「こってり」にすると背脂トッピングが載るのも同じですね。スープを一口頂きますと、共通の豚骨ベースに醤油ダレを合わせた組み立てで、少々醤油ダレが強すぎて塩味も若干オーバー気味な印象です。濃い目の味付けのため揚げネギ無し、白ゴマも少なめです。うーむ見た目は似ているけど元ダレだけでこんなにも方向性が異なるとは。個人的にはやっぱ「白湯ラーメン」の方が好みかな?


※ちなみに「とんこつしょうゆラーメン」の他に「しょうゆラーメン」という別メニューもありますがこれはベースが異なるようです。


今日は「白湯ラーメン」の勝ち!ということで次回は「みそラーメン」に挑戦…予定です。ごちそうさまでした。


K3100314 (07/10/24)
修坊 松森店/仙台市泉区松森前沼51

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山岡家 名取店

2007年11月10日 | 宮城県内

K3100310 今回は「山岡家 名取店」で食してきました。仙台では少ない24時間営業が嬉しいお店です。真夜中突然ラーメンが食べたくなった時に重宝しますよね。


スープベースは豚骨を白濁させずに4日間煮込んだもので醤油・塩・味噌・特製味噌・辛味噌の大まかに5系統スープから選べます。麺のかたさ、油の量、味の濃さも注文OK。


今日は「味噌ラーメン」590円(写真上)を3項目”普通”で注文。以前「特製味噌ラーメン」と食べ比べた際に味噌ダレの風味の違いはあれどどっちが極端に美味いということもなかったので100円安い「味噌ラーメン」を頼むことが多いです。


早速運ばれてきたドンブリには「山岡家」のアイデンティティたる背脂の層が分厚く浮かべてあり、というか油の層の中に茶色い味噌ダレが完全に溶け込まないで泳いでいるような様相になっています。これはラーメン界の「プースカフェ」や~!みたいな(彦麻呂風) 油量で言ったら間違いなく最強クラス、これでも油量が”普通”だというのですから”多めで”って頼んだらきっと楽しい事になるのかもしれません。写真でも「天井の蛍光灯」が映り込んでしまっており圧巻です。


麺は太麺ストレート、これだけの熱々こってり系であればノビにくい高加水率の太麺しか選択肢はないでしょう。トッピングは刻みネギ、チャーシュー、ほうれん草、ノリと必要十分押さえてあります。チャーシューはとろとろでなかなかに美味しいものです。ほうれん草が舌休めになってなんとなくホッとします。


スープベースは豚骨臭さを隠さないストレートな風味。その分ダイレクトに豚の旨みも引き出しています。油の量ほどの強烈なこってり感ではないですが、あっさりとは言えないものです。味噌ダレもかなり強い風味なんですが油の強さに押され気味で、これ以上味噌を強くすると塩味が強すぎになるかもしれません。いろんな意味でもはや好き嫌いを超えた孤高の域に達している一杯かと思います。


連れは「味噌ピリ辛ネギラーメン」690円(写真下)を注文。唐辛子がちりばめられた白髪ネギが乗っかります。スープを一口頂きましたがピリ辛以上に辛さが強く感じられました。


”とんこつ系全国チェーン店で頭に「山」が付く漢字3文字のラーメン店”という意味では前回の「山頭火」と同じながら、出てくるラーメンは全く異なるベクトルのものなわけで、ラーメン文化の幅広さを感じます。こういう店があってもいいじゃないかの一杯。原料高騰のあおりを受けてサービス券はやめてしまうとのことですが24時間営業だけは死守してほしいです。


K3100308_ (07/10/21)
山岡家 名取店/名取市堀内字南竹75-3

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山頭火 仙台南吉成店

2007年11月07日 | 仙台市青葉区

K3100305 旭川ラーメンの人気チェーン店「山頭火(さんとうか)仙台南吉成店」が「ぱど秋のラーメン特集号」にクーポン券が掲載されていたので早速食してきました。「山頭火」は値段設定が高めな印象があって最近足が遠のいてましたが、クーポン券あるなら話は別です(笑)


大和町パイナップルステーションにある「仙台大和町店」は狭いながらもシンプルかつ小奇麗なインテリアと店員さんの元気さが目立っていましたが、「仙台南吉成店」は広さもたっぷりとありBGMはジャズが流れて、洋風なインテリアの合間合間に「竹製すだれ」や「すすき」など和のアイテムが飾ってあったりととてもお洒落な雰囲気です。デートコースにも最適と思われます。実際カップルだらけでした(^^;


今回注文したのは「まかないらーめん あとめし付き」800円です。(150円引きクーポン券使用で実際は650円でした)塩・味噌・醤油の良いところをブレンドしたスープとのことで以前あった限定メニューの復刻版です。


早速運ばれてきた丼は相変わらず小さめでおそらく仙台では「らーめんダイニングZUNDA」と双璧の器の小ささです。高級感が漂います。でも量食べたいなら最初から他の店に行けばいいのですし、まぁだからこそ足が遠のいていた訳ですが(^^; 美味しければ文句なしです。最初からあとめし用のご飯(80g程度)が付いています。自分で頃合を見ていれることができるからこの方が気が楽ですね。


スープは白濁させた豚骨ベースで甘めで濃厚かつクリーミーなもの。豚骨の旨みタップリながらトンコツ特有の臭みは皆無で、豚骨特有のクドさを微塵も感じさせないものです。豚の甘みの他に野菜ダシの甘みも強く感じられるので上手くバランスさせているものと思われますがそれにしても臭みを上手に消してあります。ふだん豚骨苦手な人でも全く気にならないレベルと思われます。サブダレは確かに看板メニューの「しおらーめん」と異なり醤油の風味も感じさせるもので塩味もギリギリまで減らしてありガラベースとのマッチングが絶妙ですね。本気で美味しいと思いました。正直「塩」より完成度が高いと思います。


トッピングは水菜とネギ2種の刻みが載っかり、白ゴマとそして「鰹節粉」が浮かべられており和の風味を醸し出しています。鰹節のみではなくベースに煮干ダシも合わせることで深い香ばしさを加えるあたり手が込んでますね。味玉は醤油ダレできっちり味が付けられており半熟度もほど良く丁寧です。驚くのはチャーシューに残る肉味の強さ。ラードで炒められてはいますが上質な豚肉の味もしっかり残っています。改めて他店のチャーシューがどれだけ出がらしにされてしまっているかを痛感してしまいます。ただこういうことをしているから「山頭火」は値段が高くなるんでしょうね。


麺は白い低加水の中細麺で、九州麺よりも若干ゆるい縮れのあるもの。味はプレーンでスープの邪魔をしない配慮が感じられます。このスープにはやはりこの手の麺が合いますね。麺がなくなった後で「あとめし」を入れてスプーンで頂きます。ご飯には「あられ」がトッピングされておりまんまお茶漬けのノリですね。それなりに美味しいですがやはり米より麺の方がこのスープには合うような気がします(当たり前だって)これは「まかない」を頂くという遊び感覚を楽しむものなのでしょう。


さて、結局絶賛してしまいましたが…味はもう安定したものがありますので、全体的な量の少なさ(特にスープ)を改善してくれればと思うのですがコストがかかっている事情もわかりますし、まぁたまにの贅沢と割り切って、多分またクーポン券が付いたら(笑)行くと思います。ごちそうさまでした。


(07/10/18)
山頭火仙台南吉成店/仙台市青葉区南吉成3-16-4

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みそ兵衛

2007年11月05日 | 宮城県内

K3100298 国道45号線沿い「杉の入」地区にあります「みそ兵衛」に行ってきました。生協、マック、吉野家、イエローハット、カワチ等がある商業地区のど真ん中にあり「めん商人 塩釜店」跡地に今年春OPENした比較的新しいお店です。すぐ近所に「ラーメン館」「天山」「だいこくや」などライバル店も多数ある中でなかなかに善戦しているようです。


※ちなみに「めん商人」は泉区吉成にある「ゆきむら亭」と同グループの全国チェーン店で、泉区野村ドーム横にあります「めん商人 仙台泉店」はしっかり営業中です。「みそ兵衛」はたまに配っている割引券のレイアウトがそっくりな事から利府SCにある「味噌ラーメン はちべえ」と同グループかと推測されます。


メニューはさすが店名のとおりで味噌系が充実しています。


みそ兵衛ラーメン 580円
みそ兵衛白ラーメン 580円
みそ兵衛赤ラーメン 630円
みそ兵衛黒ラーメン 630円


…なにがなんだか迷うほどです(笑)ちなみに「白」はオリジナル白味噌、「赤」は赤味噌ではなく「辛みそ系」で、「黒」は「マー油ブレンド」とのこと。今日は初食ということでまずは基本メニュー「みそ兵衛ラーメン」580円(写真上)を注文します。


運ばれてきたどんぶりにはチャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、白ゴマが彩り鮮やかに盛られています。チャーシューはとろっとろのやわらかさで味付もなかなかのもの。ネギは普通の白ネギ+万能ネギの2種がトッピングされるこだわりぶり。特筆すべきはメンマで極太のものをラードで丁寧に炒めてあるようで、ふくよかな味わいがあり非常に美味です。


スープベースは豚骨+鶏ガラにブレンドされた味噌ダレが合わせられます。脂分はやや多めで若干甘めながら香味野菜ダシがバランスされることで上手く締めてあり、わずかにマー油が仕込まれているのかなと思ったのですが奥深いところで香ばしさも感じられ非常に食が進みます。熟成味噌ベースの味噌ダレは風味が良くたっぷり濃い目におごられておりとても美味しいスープですね。麺は中太麺でモチモチとした食感でスープとのマッチングも良いです。


連れは「みそ兵衛黒ラーメン」630円(写真下)を注文。白味噌ベースに黒マー油を浮かせたものにニンニクチップがトッピングされます。味噌+黒マー油の組み合わせは珍しくて宮城では知っている限りで「みそ壱」「みそ源」くらいでしょうか。他店同様、見た目はやはり麗しくは無いですね(^^;


スープを一口頂きましたが、最初マー油を混ぜずに味噌スープ部分だけを頂くと、ベースのうまみ成分はしっかりあるのですがマイルド風味でいわゆるあっさりした若干物足りない印象。これにマー油を混ぜ込んでいくと風味がガラッと変わってきまして、非常に香味の豊かな食欲をそそる美味いスープになります。深みもありながら品の良さも感じる良いバランスに感じました。


半チャーハン250円も頼んだのですが、具材にチャーシュー+ロースハムの風味もあって家庭の味っぽい感じが若干残念でした。ところでチャーシューがとても美味しかったのですが、後で気がついたのですがトッピングで特大4枚200円とのこと。安っ!次は絶対にトッピングしたいと思います。ごちそうさまでした。


K3100299 (07/10/13)
みそ兵衛/塩釜市杉の入3丁目1-2

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