たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「化石でワンダー探検隊」事前調査

2019年03月04日 | 化石でワンダー探検隊
 3月1日(金)は小鹿野町へ。「化石でワンダー探検隊」の事前調査です。残念ながら、昨日3日(日)の本番は冷たい雨の一日となってしまって、雨天中止でしたけれどもねぇ…。今年は何が見つかるか楽しみにしていたのですが、お天気ばかりはどうにもなりません。
 まあ、今年もセツブンソウ自生地まで足をのばし、帰りにはムクゲ自然公園へも寄れたので、往復で7.000円近くかかる交通費も無駄にはならなかったということで…。



 おがの化石館の駐車場から見たようばけ(太陽のあたる崖)です。
 午前9時ごろ家を出て関越道の追越車線をかっ飛ばし、皆野寄居有料道路を出てからはナビによる新ルートで10時20分には到着! 新記録達成!?



 曇天でしたが、ようばけをバックに駐車場の梅も。



 ようばけへの下り口に立っている案内板(注意書き)です。
 下る途中のアオイスミレの姿が見当たらなくて、たか爺としてはちょっと残念でした。



 国指定天然記念物のようばけですねぇ~。
 手前の大きな岩が川を越えてきた「巨大な落石」です。当日子どもたちを上に座らせて、記念写真を撮っておきたかったのになぁ…。



 解説板です。さすが「ジオパーク秩父」!?



 ようばけへの立ち入りも化石採集も禁止されているので、左岸を上流部へ。いまだに調査には行けていませんが、化石探しは下流部でももちろんOKです。



 崖くずれの跡ですねぇ…。


 
 たか爺の大好きな流木です。
 これはちょっと大きすぎるけど、立派な「龍木」でしょ!?



 赤平川の水位は今までで一番低く、岸辺近くもかなりいい感じかな。右岸へも大人の長靴なら簡単に渡れそうです。崖くずれや落石には要注意ですけれどもねぇ…。



 ようばけをふりかえるとこんな感じ。



 でも、川原の中央部はキササゲのジャングルとなっておりました。



 果実は蒴果。
 種子は両端に長い毛のついた「空とぶ魔法のフシギダネ」です。


 
 この冬芽と葉痕は「キササゲ星人」!?



 上流部はここで行き止まり。長靴では難しかった場所も今回は右岸へも渡れそうでした。帰りは左岸の崖を見ながら歩いてみます。



 川原のタネツケバナです。



 菜の花の蕾はさち婆がせっせと摘んで、夕食の一品となりました。
 辛し和え、おいしかったですねぇ~。



 地層が露出した崖も当然化石探しのポイントですが、ここは崩れやすくて倒木の心配もあります…。



 いつもの場所にはタチツボスミレ。



 しばらくするとあちこちで見られるようになりますね。



 左岸の崖では、やっぱりこのあたりが無難かな。



 誰かが崩したあとの足元に転がっている泥岩をていねいに見ていくだけでも、化石は見つかります。



 いろいろと出てきますよね。



 当日は、まずは露出している河床や川原の転石でカニを狙ってもらって、何も見つけられなかった場合には崖で保険の二枚貝狙い! と思っていたのですが、雨天中止じゃねぇ…。あとは4月のお楽しみです。
 本日のワンダーキッズも雨天中止…。たまりにたまっている事務仕事を片付けてから、このあと行ってきた節分草園やムクゲ自然公園の写真を整理しておかないといけませんね。

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