たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「化石でワンダー探検隊」事前調査(土塩層)

2024年03月24日 | 化石でワンダー探検隊

 3月15日(金)は、「化石でワンダー探検隊」の事前調査で深谷市の荒川河川敷まで。まずは左岸の土塩層から。
 春休み前なので、化石探しをしてみたい親子用に、現時点でのアプローチルートはなるべく詳しく載せておきますね。車は川本天神グラウンドの駐車場に停めて、荒川河川敷を15分は歩きます。


 その前にテニスコート脇の公衆トイレを利用。地域猫ちゃんが出迎えてくれました。


 なぜかトイレの入口に置かれていたお坊さん? ちゃんと木魚を叩いておりました!? 今回はたか爺1人なので、行き倒れにならないよう気をつけないと…。


 駐車場のユーディケー深谷工場側に、河川敷へと下りる階段があります。そこを下りて踏みあとを行くと、すぐこの道に出ます。この道を下流側へ。


 この柵を越えてさらに進みます。


 昨年、結構な幅の水路が掘られた場所に出ました。ここに水が流れていると土塩層へのアプローチは不可能となるので、今回の事前調査では一番の心配事でしたが、よかったぁ~。
 杭にロープが張ってある場所の左側から水路へ下りて渡ります。


 水路の上流方向です。増水時の洪水対策用なのかな?


 転石をばらしたあとですね。


 たか爺は行きに大失敗…。この水路の中のほうが歩きやすいかと思っちゃって…。


 土塩層の近くまで歩いていったら上り口がなくて、この枯草の中を藪漕ぎする破目となりました…。


 これは帰りに撮ったものですが、先の杭の左側を下りて斜め向かい側のここから上るのが近道ですね。上りやすい場所ならどこでもOKですけれども。


 上ると水路に沿ってこんな獣道ならぬ化石採集者の道が!? あとは道なりで土塩層の近くまで行けるので、助かりますねぇ~。奥に見える荒川右岸の竹林が目印ですよ。


 カワウやカモさんたちです。


 荒川左岸の土塩層に無事到着しました!


 昨年より川の水位は高いかな。


 とりあえず、これぐらい地層が露出していれば開催できそうです。


 目印となる対岸の竹林も入れて。



 今から1.000万年ほど前の地層になります。


 この大きな穴は? また巨大な古代ザメ、カルカロドン・メガロドンの歯でも出たのかな!?


 葉っぱの化石に。


 木の枝あたり。



 カワヤナギ系の花ですね。


 帰ります。万が一この道が見つからなかった場合は、ユーディケー深谷工場を目印にしてください。藪漕ぎする破目になっても、迷子になることはありません!? 夏だとマムシやアシナガバチの巣に要注意ですけれどもねぇ…。


 ハリエンジュ(ニセアカシア)です。このあと対岸の鹿島古墳群まで。続く。

 本日は加須市大越昆虫館の「早春の昆虫・植物観察会」のお手伝いに。ワンダースクールからも2家族7名が参加してくれました。またお天気占いがハズレてよかったです!?

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