5月7日(水)・8日(木)のワンダーキッズは、今年度初のザリガニ釣りで三本土管の池。実は当日まで、ザリガニの池とどちらにするか迷っていましたが、公園に着くとなんともう秋ヶ瀬公園のフクロウ騒動2014が始まっておりました…。営巣中のフクロウの親鳥を狙った「野鳥写真マナー」違反者たちが園路上にたむろしていて、一般の公園利用者が通れない状況です。森の中の道を抜けて、三本土管の池に向かうしかありません。
現在は、秋ヶ瀬公園管理事務所の方がカラーコーンやバーを設置して、一般の公園利用者が通れるようにはしてくれていますが、今度はその後方にも三脚を立ててたむろしている大砲爺さんたち…。本日の参加者のご家族にも言われてしまいましたが、普通の人たちは通っていいのか悪いのか考えてしまう状況には変わりありませんね…。
でも、相手は良識のあるバードウォッチャーなどではなく、日本野鳥の会のマナーひとつ守れず、現在全国的な問題となっている恥も外聞もない野鳥カメラマンたちにすぎません。迷惑をこうむっているのは皆様のほうです。軽蔑+少しは哀れみのまなざしをそそぎながら、堂々と通ってください!
それにしても、フクロウは夜行性の鳥なのに昼間も外に出て警戒していなければならないとは、親鳥も本当にかわいそうです…。雛を守るためには、自ら烏合の衆のターゲットになるしかない。このブログの読者の大半は、現在子育て中の方たちだと思います。もしご自宅の前にこんな爺さんたちが1日中たむろしてレンズを向けていたら、どうしますか? お子様が外に出てくると、一斉にレンズを向けられて連射されます…。
「営巣中(巣作り中含む)の巣(巣穴・巣箱・巣台などを含む。以下同じ)、およびその巣にいるヒナあるいはその巣に入ろうとしている親鳥の撮影は避けましょう。」という日本野鳥の会の「野鳥写真マナー」を知りながらの確信犯と、最低限のマナーも知らないお馬鹿さんたちが、現在そんな親鳥の写真を撮影して、ご自身の恥といっしょにネット上にさらして喜んでいるようです…。たか爺としてはとりあえず、雛たちが無事に巣立ってくれることを祈るしかありませんね。
水曜は6人だったので、まずは3人ずつ両サイドに分かれてスタート。秋ヶ瀬公園はもうすっかり初夏の装いです。
ワンダースクールの会員の方はもちろん、「秋ヶ瀬公園 ザリガニ」「ザリガニ釣り 季節」等で検索してこのブログをお読みいただいている皆様、いよいよザリガニ釣りの季節ですよ。ぜひご家族でお出かけください。6月になると藪蚊も増えるので、ザリガニ釣りのベストシーズンはやっぱり5月なんじゃないのかな。
土管と土管の隙間では、竿なんかいらないちまちま釣り!?
木曜には、ファミリーで参加してくれた子どもたちもいます。
親子で力を合わせて、ザリガニを釣りあげることができて良かったですね。
四手網も仕掛けてみます。今年はなぜかこの場所でしか何も網には入らない!? スジエビ1匹と、あとはモツゴだけでしたが、「特定外来生物」のブルーギルの幼魚やウシガエルのでかオタマは1匹も入らず、いい感じです。まあ、アメリカザリガニも「要注意外来生物」なんだけどねぇ…。
四手網に入ったモツゴです。下がオスで上がメスかな。「ふぉっとっと」は、お魚の観察には欠かせない必須アイテムです。
池にいたトウキョウダルマガエルとニホンアマガエル。普通にいる生きものたちが、いつまでも普通に生き続けられる公園であってほしいものですね。
秋ヶ瀬公園の5月の花といえば、やっぱり林床のチョウジソウ。決して華やかな花ではありませんが、この色合いがたか爺はお気に入りです。
ジャコウアゲハも吸蜜にきていました。チョウでは、ヒメウラナミジャノメ の数が増えてきましたね。
ノイバラも、5月の池のまわりを彩る花です。淡いピンクの花も咲いていました。
虫たちもノイバラが大好きですよね。このアブは、ヒメヒラタアブspにしておいたほうが無難なのかな。詳しい方はご教示ください。
アシナガコガネも。
ハンノキの葉っぱには、ハンノキハムシも増えてきました。
バラクキハバチが産卵した痕です。ハチのほうは違う種類のハバチだと思うけど?
アワフキムシの泡も目立つようになりましたね。
ハナウドの花も開きはじめています。
駐車場のコノテガシワの木に多かったヨコヅナサシガメには、触らないように! 何にでも先に手が出ること自体は決して悪いことではないんだけれども、そんなお子様の保護者の方は気をつけてあげてください。
こっちは触ってもいいけどね!? もう少し大きくなってから、楽しませてもらう予定でおります…。
田植えが済んだ志木側の田んぼ。毎年早いですよね。ワンダースクールの「どろんこ田植え体験」は、6月21日に寄居の田んぼ生きもの公園の予定ですが、キャンセル待ちのご家族も多いので、22日も追加開催するしかないのかなぁ…。