たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

彩湖の生きものさがし

2014年07月04日 | 彩湖・道満グリーンパーク

 6月24日(火)・25日(水)・26日(木)のワンダーキッズは、「彩湖の生きものさがし」の予定でしたが、火曜は子どもたちのお迎えに向かう途中でワイパー最速の土砂降りに…。水曜も14時頃から土砂降りです…。大雨洪水警報まで出てしまっては、中止するしかありません。
 彩湖のある戸田市や、経由地の朝霞市や和光市では床上床下浸水や道路の冠水という被害も出たようです。火・水は7月の第3週に順延することにして、木曜のみ開催となりました。

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 カナブンとヨツボシオオキスイ。2枚目はコガタスズメバチ・シロテンハナムグリ・コムラサキ・ヨツボシオオキスイ・マダラアシゾウムシなど。
 彩湖道満グリーンパークは、樹液を出している木が意外と多いのですが、クワガタの姿はあまり見かけません。朽木が少ないからなのかな?

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 それにしても、スズメバチが飛んできたからといって、そんなに遠くまで逃げなくてもいいのにねぇ…。
 
大雨のあとですが、彩湖の水位はこの程度!? これからどんどん水位を下げて、大がかりな護岸清掃が入ります。

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 テナガエビの脱皮殻は階段のあちこちで見られます。実物のほうはたか爺が捕まえたものですが、残念ながらこれが最大サイズでした…。

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 オオヤマトンボのヤゴ。子どもの手にのせてもらったほうが、大きさもわかりやすいかな。もうトンボになって、彩湖の上を飛び回っているでしょうか。

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 ヌマチチブは、りょうたが捕まえたものが最大サイズ。テナガエビは、たか爺でもこの程度しか捕まりませんでした。かき揚げサイズばかりじゃねぇ…。

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 帰りに寄った鑑賞池の水面は、ヒシの葉でおおい尽くされています。東京では絶滅、神奈川では絶滅危惧Ⅰ類、埼玉では準絶滅危惧種なんですけれどもね!?
 楽しみにしていたヤマモモの実は、今年は不作で残念です。食べたかったなぁ…。


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池の平湿原

2014年07月03日 | みんなの花図鑑

 6月23日(月)は、5時前には目が覚めてしまったので、ひとまず温泉へ。そのあと野草園からキャンプ場のあたりまでちょっとお散歩です。7時からの朝食はもちろんバイキングですね。30種類の内、和食中心に20種類は食べたかな!?

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 コマクサは、池の平のコマクサ園ではなく休暇村のもの…。
 さち婆は、15時から部下のお通夜の準備に行かなくてはならなくなってしまったため、8時にはチェックアウトして池の平湿原へ向かいました。

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 この時期の林床は、マイヅルソウの花だらけという感じです。繁殖力は旺盛なようで、あちこちに群生しています。咲きはじめのものが多かったですね。

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 白い花が多いので、イワカガミのピンクはとても目立ちます。昨年より早く咲きはじめたようで、すでに花は終わっているものもありました。

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 好きな花なので、ついつい撮りすぎてしまいます…。
 帰りにさち婆が見つけた駐車場のものが、一番きれいだったかな。

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 ゴゼンタチバナです。
 村界の丘まではいっしょに登りましたが、ここからは別行動。さち婆は、どうしてもツバメオモトの花が見たくてそのまま見晴歩道を進みます。ちょっと駆け足の1周コースですね。たか爺はUターンして、ほとんど他の人には会わないアヤメ東歩道経由で湿原まで。それでもなぜか、湿原の忠治の隠岩あたりで合流できちゃうところが、長年連れ添った夫婦ならではというところでしょうか!?

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 シロバナヘビイチゴとスズラン。スズランはこれからという感じで、花はまだ少なかったですね。

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 ツマトリソウは、ようやく花びらの縁がピンクに「端どり」されている花に会えました! 普通は真っ白な花ばっかりなのに、どうしてこんな名前になったのかな? 縁にピンクが入るだけで、印象はまったく違いますよねぇ~。

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 ミツバオウレン。三つ葉も写ったものと花のアップです。
 白い花びらのように見える部分は萼片で、本当の花びらは黄色い蜜腺になった部分って言われてもなぁ…。白くてたんさんあるのが雄しべということは、黄緑色のものが雌しべになるわけですが、まあ、この不思議な花のつくりがこの花一番の魅力かもしれません。

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 湿原の中なので思いっきりズームでブレブレですが、ヒメシャクナゲは証拠写真ということで…。それにしても、こんなに小さな植物が草じゃなくて木とはねぇ~。そっちのほうが驚きです。
 ハクサンチドリの花も開きはじめていました。

 これから9月までは毎週でも来たいところだけれども、日帰りでもガソリン代と高速料金だけで15.000円以上はかかっちゃうし、大好きな休暇村に泊まったりしたらプラス12.000円はみないといけないし、何よりもたか爺1人で来ちゃったらさち婆にうらまれちゃうからなぁ…。


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鹿沢高原

2014年07月03日 | みんなの花図鑑

 6月22日(日)は「どろんこ田植え体験」終了後、お昼のおにぎりは運転食い…。道の駅はなぞのまで、行きに置いてきたさち婆を迎えにいきました。農産物直売所はあるし、すぐ隣には女性に大人気の花園フォレスト はあるし、140号の向かい側にはしまむらもあるし!? ということで、休憩所でちょっとお仕事&お買物で時間をつぶしていたようです。
 あとは小諸ICまでひたすら追越車線で、14時前には湯の丸高原に到着ですね…。

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 サラサドウダンは別名の「フウリンツツジ」のほうが、たか爺のようなお子ちゃま頭にはわかりやすかったかなぁ…。アリさんたちも大好きなようです。

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 コケイランも咲いていました。
 なんだか高原の花に関しては、
さち婆のほうが詳しくなっちゃった感じかな? そのうち60歳以上限定の「じじばばワンダー」でも開催して、「高原でお花見」なんていう企画もいいかもね!?

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 マイヅルソウは、葉っぱの形からの命名です。
 葉っぱの上にいたハナカミキリは、ハネビロハナカミキリあたりになるのでしょうか?

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 ヒメギスの幼虫もいました。
 オオヤマフスマです。ツマトリソウも咲いていましたが、「縁どり」だとか「褄取り」だとかにはなっていない普通に見られる真っ白な花だったので、今回は載せないでおきます。

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 この時期の湯の丸高原といえばレンゲツツジ。観光客も多かったけれども、たか爺もさち婆もパスですねぇ…。昨年リフトでつつじ平までは行ったからもういいかという感じ!? 足元に咲く小さな花のほうがお気に入りです。
 そのまま群馬県側に下って、たまだれの滝に寄りました。オククルマムグラです。

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 コンロンソウとオドリコソウ。

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 たまだれの滝です。
 オナシカワゲラの一種でしょうか? カワゲラは調べようがない…。

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 鹿沢園地のニッコウキスゲ。例によってキスゲフクレアブラムシがびっしりです…。

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 セイヨウジュウニヒトエ。
 アヤメも咲きはじめていました。

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 クリンソウとウマノアシガタ。

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 野草園にいたナキイナゴの幼虫とヤブキリの幼虫です。

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 ムナグロツヤハムシかな?
 オオミズアオはさち婆が見つけてくれました。

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 うっそうとした森の中へも入ってみます。ほとんど陽もさしこまないのでブレブレですが、ジンヨウイチヤクソウ。
 ギンランもけっこう咲いていました。残念ながら、ツバメオモトにはまだ早かったようです…。

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 あちこちで見られたベニバナイチヤクソウ。これは清流の小径の入口付近だったかな。

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 トンボエダシャクの幼虫です。
 清流の小径は、このギンリョウソウが見たくて歩いてしまいます。「銀竜草」だけど、「竜」には見えないかなぁ…。別名のユウレイタケのほうがピンとはくるけれども、キノコじゃなくて菌類に寄生する植物だし、なんだかややこしい不思議な腐生植物です。

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 エゾハルゼミは大合唱ですが、抜殻と成虫の姿も見ることができました。

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 この日のお宿は当然休暇村鹿沢高原 。手前側がまだ花は少ない野草園です。夕焼けもきれいでした。
 まずはゆっくり温泉に入ってから、バイキングの夕食です。50種類の内30種類は食べたかな!? 3種類の地酒の飲みくらべセットもプラスですね。部屋に戻ってからは、売店で買ったクマ笹焼酎です…。
 


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