たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

再び「トノサマバッタ狩り大会」事前調査へ

2017年09月03日 | トノサマバッタ狩り大会
 9月2日(土)のキッズ&ファミリー「トノサマバッタ狩り大会」は雨天中止…。
 さくら草公園の天気予報は、前日夜の段階では曇中心で開催できそうかなと思っていたら、朝起きたらけっこうな雨が降っておりました。予報も雨一色に変わってしまいましたねぇ…。当然原っぱはびしょびしょで、虫たちも避難しちゃっているだろうし…。



 本日3日(日)の親子でワンダーのほうは開催できそうな予報でしたが、原っぱの冠水状況が気になるところです。台風一過の青空で草のほうは乾いてくれるだろうけれども、夕方ちょっと様子を見にいってきました。とりあえずこの程度の水たまりはできていましたが、使えそうでホッとしましたねぇ~。



 舗装路の水たまりも元通りになっていました。


photo by sachibaa

 ギンヤンマです。
 シオカラトンボも産卵に来ていました。オスだけでしたが、ショウジョウトンボの姿も。ハイイロゲンゴロウたちも泳ぎまくっていましたね。



 このトノサマバッタは舗装路上へ避難!?



 こちらも。
 原っぱの中も歩けばバッタたちが次々に飛びたち、いい感じです。



 オオカマキリ。
 当然今回も花がお目あてのさち婆が同行しているので、原っぱのあとはサクラソウ自生地内へ。



 ハラビロカマキリも。



 前回は撮らせてくれなかったコミスジです。



 前翅の先を欠きながら、2頭ともがんばって生きのびてきたチョウたちですね。



 センニンソウ。
 そういえば28日には、「虫よけの匂い」って言っていた子がいたなぁ…。まあ、「トイレ(芳香剤)の匂い」よりはいいかぁ…。ワンダースクールを始めた頃からすでに、この国の子どもたちは花の香りもそんなふうにしか表現できないような時代となってしまっております…。



 ツルフジバカマです。



 ユウガギクにはツバメシジミ。



 ツルマメの花にも。



 このユウガギクにはクロウリハムシです。



 ショウリョウバッタモドキ。



 獲物を捕食中だったシオカラトンボですね。



 イチモンジセセリは個体数も多い感じ。



 強風に耐えておりました。



 おかげでかわいいお顔も撮らせてもらえましたよ。



 ノブドウの実もきれいです。



 大好きなシロバナサクラタデ。



 たか爺にはうまく撮れませんけれどもねぇ…。

 本日9月3日(日)の親子でワンダー「トノサマバッタ狩り大会」は無事開催。これから写真の整理をして、ブログのほうはもう少しあとになりそうです…。

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「トノサマバッタ狩り大会」事前調査

2017年09月03日 | トノサマバッタ狩り大会
 8月30日(水)は、午後からさくら草公園へ。土日の「トノサマバッタ狩り大会」の事前調査です。突然、テレビで報道されていたようなゲリラ豪雨に見舞われて、たった45分の滞在で退散することにはなりましたけれどもねぇ…。



 毎年使わせてもらっている原っぱを分けている舗装路です。
 舗装路上の草が茂っている場所にある水たまりは干上がっていたので、今年は目まぐるしく泳ぎまわるハイイロゲンゴロウや、トンボたちの産卵シーンは見てもらえないかなぁ…。



 ワンダースクールでは昔から、「トノサマバッタの原っぱ」と呼んでいます。
 でも実は、さくら草公園の臨時駐車場!? 「さくら草まつり」開催期間中などは車でいっぱいになります。そのため、草刈りも頻繁に行われていますが、9月の草刈りはまだこれからのようでひと安心ですねぇ~。



 隣接する天然記念物サクラソウ自生地の端から撮るとこんな感じの広ぉ~い原っぱで、バッタ・キリギリス・コオロギ等の仲間の種類も多く、クルマバッタやショウリョウバッタモドキも生息しております。



 イチモンジチョウ。
 お花を見たさにさち婆も同行したので、駐車場への帰り道は当然サクラソウ自生地内経由です。



 キタテハも遊んでくれました。



 ユウガギクです。



 コバギボウシは今年も多かったですね。



 ツルフジバカマにいた幼虫は、ツユムシの4齢ぐらいになるのかな?
 このあと雨が降りはじめて土砂降りになったので、シロバナサクラタデにはリベンジです…。

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セミの抜殻しらべ③と夏の虫さがし~ワンダーキッズ~

2017年09月02日 | 秋ヶ瀬公園


 8月28日(月)は、秋ヶ瀬公園の子供の森へ。
 ワンダーキッズの「セミの抜殻しらべ③と夏の虫さがし」です。



 園芸種のオキザリス・トライアングリラス。
 チョウのような形をした紫色の大きな葉っぱが特徴なので、咲いている場所は前の画像でもわかります。一番左側の子と見上げている木の間の地面に、紫色に見えるところがありますよね。何年か前からこの場所でだけ見られるようになりました。増えすぎると困りものですが、今のところ大丈夫そうです。



 アオバハゴロモはいたるところに。



 セミの抜殻のほうは予想どおり、今年は少なかったですね。



 なかなか見つからなくて、子どもたちも苦戦しておりました。



 ネズミモチにいたシモフリスズメの幼虫です。
 嫌いな人はごめんなさいねぇ…。たか爺は芋虫毛虫も好きなもので…。



 ヒヨドリジョウゴの花。



 これは調査エリア外。アブラゼミの抜殻です。



 集めた抜殻の種類と性別を調べてみてもらっているところですね。
 子どもたちが見つけられた抜殻は、9個・8個・7個・1個の25個のみ。アブラゼミとミンミンゼミ、オスとメスの仕訳は、2人は完璧で2人は…。



 ツクツクボウシの抜殻です。
 「セミの抜殻しらべ」最終回の結果は、アブラゼミ♂9個・アブラゼミ♀15個・ツクツクボウシ♀1個という結果でした。3回の調査の合計は133個。やはりこの7年間の調査での最低記録更新です。これまで一番少なかったのは2012年の197個で、一番多かったのは2013年の470個となっております。



 セミの抜殻しらべのあとは、夏の虫さがしへ。
 モンスズメバチです。樹液をめぐる他種、他巣のスズメバチたちの争いも見られました。これから1年で最も危ない季節に入るので、しばらくは要注意ですね。



 ブレブレ写真ですが、樹液にはルリタテハも来ていました。



 ニホンアマガエルの姿もちらほらと。



 スケバハゴロモです。



 アオバハゴロモですね。



 もちろん、指を近づけるだけでくるくる回ってくれる「ハゴロモ使い」でも遊ばせてもらいましたよ。下から指を近づけると上にのぼっていくことは、子どもたちの新発見!?



 またまた嫌いな人はごめんなさいねぇ…。
 ヘクソカズラにいたホシホウジャクの幼虫です。



 枝打ちされた木の「宝の山」で、松ぼっくりの種を探しているところかな。
 たか爺は松ぼっくりを10個ほどお土産にさせていただきました…。



 ニホンアカガエルを見つけたけど、逃げられたところです。



 エンマコオロギを捕まえていた子。



 クサキリも。



 クサキリです。



 カナヘビも捕まりました。



 かわいいですね。



 ようやく水がたまった池では、ハイイロゲンゴロウたちが泳ぎまわっていました。



 前の画像の右奥のシダレヤナギの木の下に設置されていた注意書きです。



 モンスズメバチが営巣していましたね。
 公園としてはこれで十分な対応だと思いますが、大騒ぎするような人たちが出てくると、sundog師匠の出番となってしまいます…。

 

 アメリカザリガニを見つけたところです。

 本日9月2日午前中のキッズ&ファミリー「トノサマバッタ狩り大会」は雨天中止…。明日の親子でワンダーのほうは開催できそうですが、これからちょっと、原っぱの冠水状況も見てこないとなぁ…。 

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スイフヨウ

2017年09月01日 | みんなの花図鑑


 8月27日の「水ガキばんざい! 川遊び」の際に、巾着田で撮ったスイフヨウ(酔芙蓉)です。



 午前9時44分なので、まだ酔ってはおりません!?



 でも、午後1時45分にはすでにほろ酔い状態でした。



 夕方にはもっと色濃くなるわけですが、これぐらいの酔い方のほうが色っぽくていいかもね? 飲み過ぎて真っ青になっちゃう花もあったらおもしろいかも!?



 オオイヌタデもよく見るとかわいい花です。



 イチモンジセセリも来ていましたね。

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水ガキばんざい! 川遊び~親子でワンダー~

2017年09月01日 | 水ガキばんざい! 川遊び
 8月も終わってしまいましたが、今年の夏休みの川遊びはほとんど開催できませんでしたねぇ…。
 最後にまとめておくと、7月26日午後の都幾川、30日午後の越辺川、8月2日午後の高麗川、19日の風布川、20日午後の越辺川、21日・23日の高麗川は川の増水により中止…。開催できたのは8月5日夕方と6日の越辺川、27日の高麗川の3回のみとなりました…。こんな夏休みは、この18年のワンダースクール史上初めてかもしれません。



 冠水して通行禁止になっていた巾着田のドレミファ橋です。流されてきた砂利が橋と同じ高さまで積もって流れをふさいだため、左側にもテントが立てられるような広さの中州ができていました。
 写真はワンダースクールと同じで、ちょっと傾いちゃったけど!?



 これは12時50分頃。
 平日だとほぼ貸切状態ですが、夏休み最後の日曜日とあって人も出ていました。でも、予想していたよりは少なかったかな。



 参加者は3家族10名。


photo by masapapa

 アシスタントはまさパパです。



 やっぱり川の生きものさがしからスタートですね!?


photo by masapapa

 この子はシャボン玉から。


photo by masapapa

 ガサガサできるポイントはないので、小魚系は橋の下狙いです。



 砂利ごとすくえば、シマドジョウやジュズカケハゼは入りますよ。


photo by masapapa

 お魚は見られたかな?


photo by masapapa

 こんな作戦も!?



 小さいけど、捕まった生きものたちです。



 シマドジョウが一番多かったですね。



 次にジュズカケハゼ。



 アブラハヤの子どもも捕まっていました。
 他にはヌカエビとハグロトンボのヤゴも。



 サワガニさがしです。


photo by masapapa

 けっこう見つかっていましたね。


photo by masapapa

 大物も!



 裏側から観察中です。



 このサワガニは、お腹に子ガニたちを抱えていました。



 ちょっとママから離れた子ですね。



 石の陰に隠れていたカジカのような魚に逃げられたところだったかな。
 橋の上に立っていたたか爺にも見えるぐらいの大物でした。



 飛びこみには、まだちょっと早いかもしれませんね。
 でも、崖に登ろうとするチャレンジ精神は大したものですよ。



 浮輪で川下りです。



 楽しそうでしたねぇ~。
 水泳帽に名前が入っていたので、消しゴムご容赦を…。



 こちらはラフティングの練習中!?



 最後まで生きものさがしだったご家族は、小川のほうへも。



 タイコウチの幼虫まで見つけておりました。



 ハネナガイナゴです。



 ちょっと失礼を…。

 とりあえず、8月最後の川遊びは無事に開催できてよかったぁ~。
 9月からのワンダースクールは秋の虫モードで、たか爺はひたすらネイチャー=アートモードです。でも、台風15号も来ているし、なんだか今週末の「トノサマバッタ狩り大会」もあやしそうだなぁ…。

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