味気ない賽銭箱

2008年05月04日 17時13分35秒 | コメディのかけら

散歩の途中で、神社に立ち寄る。

見ると、
賽銭箱が、
透明なアクリル板で隔てられている。

これでは賽銭を入れられないように思うかもしれないが、
そこにぬかりはない。

アクリル板に賽銭の投入口が開けられている。
そこから賽銭を入れると、
樋を滑って賽銭箱に入るしくみだ。

賽銭泥棒を警戒しての工夫だとは思うが、
なんというか、
とても「料金」を払った気分になったのだ。

魚雷の欠陥

2008年05月04日 09時27分56秒 | アイデアのかけら
A・C・クラークの『神の鉄槌』を読んでいたら、
印象的な実話が出てきた。

第二次世界大戦中のアメリカ海軍の話だ。

潜水艦から発射した魚雷が、
なぜか爆発しない。
ちゃんと敵艦に激突していたにも関わらず。

この実話を引用した本には、
その理由について、こう書かれているそうだ。

「物理的な衝撃で作動するはずの点火ピンが脆弱すぎて、
きっかり90度の完璧な衝突に耐えられないことが判明した。
つまり最高の射撃が不発を招いたわけだ」

なんとも教訓的な失敗ではないか。