知人に、
小さな鉢植えからひょろひょろと生えた、
4~5センチほどの植物を見せられた。
「それ、イチョウです」
銀杏の外皮を腐らせようと土の中に埋めておいたのを忘れていて、
芽が出てきたのだそうだ。
銀杏がなるイチョウといえば、
かなり大きな木だ。
しかし、目の前にあるのは、
なんとも小さく頼りない植物。
どんな大きな木も、
最初は小さな種から伸びる、
小さな芽から始まる。
あたり前のことだが、
それを目の当たりにすると、
不思議な感動がある。
そして、遥か山々の巨木を思ったのだった。
山名 宏和
放送作家。古舘プロジェクト所属。1967年生まれ。 ・詳しいプロフィールはコチラ
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