鉢植えのイチョウ

2008年05月14日 08時29分17秒 | その他のかけら

知人に、
小さな鉢植えからひょろひょろと生えた、
4~5センチほどの植物を見せられた。

「それ、イチョウです」

銀杏の外皮を腐らせようと土の中に埋めておいたのを忘れていて、
芽が出てきたのだそうだ。

銀杏がなるイチョウといえば、
かなり大きな木だ。
しかし、目の前にあるのは、
なんとも小さく頼りない植物。

どんな大きな木も、
最初は小さな種から伸びる、
小さな芽から始まる。

あたり前のことだが、
それを目の当たりにすると、
不思議な感動がある。

そして、遥か山々の巨木を思ったのだった。