野球中継のカメラの数は限られている。
だから、
外野にボールが飛んだ時、
カメラはボールを写すべきか、
それともそれを追う外野手を写すべきか、
ある時期、問題になったそうだ。
かつては、圧倒的に外野手を写す派が多かった。
ボールに表情はないが、
外野手には表情があるからである。
だが、現在はボールを写すというのが主流。
どうしてこのような変化が生じたのかはわからない。
ただ、外野手を追っていたからこそ撮れた、
印象的な映像というのは多々あるらしい。
それがわかっているのに、
あえてボールを写すとは。
何か理由があるのだろうが、
残念ながら僕はスポーツ中継に詳しくないので、
これ以上のことはわからないのだ。