山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

コナラ豊作の愛知県小牧市の岩崎山

2006-11-12 | 植物
本日、友人が考えた森林環境プログラムをちょいとのぞきに、小牧の岩崎山というところに行ってきました。一色小学校の親子対象です。

まず、巨大なアベマキの実を発見してびっくり。あんた何でこんなにでっかいわけ?といいたくなりました。巨峰ぐらいはありますね。
そんな実をつける木が少なくとも2本はありました。

次に、足元にびっしりコナラの実が落ちているのにびっくり。しかもそれが異常に細長い。コナラは実も葉も個体差が大きいのですが、こんなに長いのは初めて見ました。太さは普通なのですが長いのです。3センチはありました。

うちのまわりでは、アベマキも少し落ちただけで不作、コナラにいたっては全く見ません。先日、コナラとクヌギの実の虫の食害について調べてる人の論文を読んだら、コナラは豊凶の差が年によって激しいと書いてありました。
10月に行った屏風山でも、アベマキもコナラも全く見ませんでした。

瀬戸の元万博会場(あいち海上の森センター)でも不作です。
でも、瀬戸の別の場所ではなっているそうです。


恵那山のクマが屏風山まで出張していってるみたいですが、観光目的ではなく出稼ぎに行ったのだとすれば、がっかりしてるでしょう。危ない道路を渡って、人目を避けて、よいしょよいしょと行ったのに、そこでも食べるものがなくて、さまよい疲れて、うっかり人目に触れたりすると悪者扱いされて。
犯罪おかしてるわけじゃないのに。
本当にかわいそうです。
人間にも恐れるほかの生きものがあるほうがいいのです。

クマがたくさん目撃されているのは、決してクマが増えたのではない。
イノシシとシカは増えてるんですが。
たくさん目撃されてるからって、異常発生してるみたいな見方はやめてほしいですね。一番異常発生してるのは人間なのに。