山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

えんどうの芽も出そろい

2008-03-19 | 山里
家の前の、みんながやっている畑で
エンドウの芽が一斉に出そろって
かわいい盛り。
うれしそうに育っています。

「手」(支柱)はサクラです。
なぜかみんな、エンドウの手はサクラの枝で作りたがる。
ある春には、この枝から花が咲いていたことがあります。
山里では「手」がポイントです!

日本の畑は園芸的です。畑の美観を求めます。
自然農はどうしてもあまりはやりません。

今年こそ、少々野菜を育てたいもの。
昔は熱心にやっていたのですけどねぇ。

何のために山里的なところへ移住してきたのか分からないような
忙しい暮らしになってしまい
本当に心を亡くしているのかもしれません。
ときどき立ち止まって振り返ると、むなしさも募ったりして。
けれどももう後にはひけないところまで、来てしまったようです。

否、否、いつでもやり直しはききます。死なない限りはねぇ。
ちょっとオツカレ気味かしら。
大型(いや実は中型)案件3つの納入が一斉に終わってしまったので、
気が抜けた……
しばらく旅に出たいところ。
春のお彼岸前後にはなぜかいつも
瀬戸内・四国・九州方面に旅しているのだから。

急速な春の到来 野の花が咲きそろい

2008-03-19 | 植物
昨日から、家の周りでもウグイスが鳴き出した。
ふと気づいたら、日の当たる南斜面では、
早くもスイセンが咲いているではありませんか。
半月ぐらい前まで、寒くて寒くて震えていたような気がするけど
いや、半月ではないですね、やはりあれは2月のこと。
あまりにも忙しくて、時の流れを忘れていたようです。
本当にハッと目がさめると、足元にいきなり春、春、春!

こんなに急激な春の到来は初めてのような気がしている。
自宅から事務所へ向かう空き地の階段に
藤色のヒメオドリコソウと白いタネツケバナと水色のオオイヌノフグリが
三重奏みたいに寄り添って
ひと群れを作っていました。

こんな陽気になると、歩くのも楽しいもの。
庭のツバキもちらほら咲き出しました。