山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

栗きんとんソフト

2012-10-05 | 山里

デフレと言われる今、でなくても、モノの値段は30年ぐらい前から変わっていなかったり、下がっていたりする。
靴下なんか昔は1足1000円とか500円とかしていたけど、今は3足1000円でもかなりいい部類に入る(あくまで私としてはです(笑))。
ストッキングも値下がりしたものの代表とされているし
大根だって鉄だって安いのだ。

なのに、なぜソフトクリームの値段はこんなにも上がっているのだろうか。
30年前、きっと150円ぐらいだったんじゃないかと思う。
しかし、今、あちこちのサービスエリアで、300円が統一価格のようになっている。
普通の袋入りアイスがずっと100円を保っているにもかかわらず、ソフトクリームだけが300円。その理由を聞かせてほしい。

で、中津川駅前の「にぎわい特産館」で、見つけました、栗きんとんソフト。
中津川といえば栗きんとん。今が旬で、国道沿いのお店の前には休日には行列ができるし、そのおかげでお菓子屋さんは次々大増築をしてお店を大きくしています。

中津川は和菓子屋さんが多く、和菓子組合なんていうのもあります。
8月の終わりからどのお店も栗きんとんを盛大に売り始めます。
和菓子屋さんの店先に「栗きんとん」の紙が貼られているのを発見して
秋の訪れを感じるのが中津川人です。

栗きんとんの味はお店によってかなり違います。
にぎわい特産館では、なんと、各和菓子屋さんの栗きんとんを1個ずつバラで買えますし、それを箱詰めにしたのも売っているのです。栗きんとんめぐりです。
中津川・馬籠・妻籠観光に行かれた方には絶対おすすめです。
駅前・駅を出て左側にある四角いビルの1階です。見落とすことはありません。

で、話を栗きんとんソフトに戻しますと、これ、400円です。
責めているわけじゃありません。
普段、300円もするソフトクリームなんてほとんど絶対食べないのですが
(まあそれ以外に乳製品を避けていることもあり)
栗きんとんソフトときては、中津川人としては話のタネに食べないわけにはいきません。
400円を大フンパツして食べました。

ふむふむ。おいしいです。
栗きんとんの味といえばそうですが、マロンソフトですね。
400円もする栗きんとんソフトなのだから、ソフトクリームの中からひょっこり栗きんとんが現れたりするといいのではないかと思いましたが、そういう、人を驚かすような趣向はありませんでした。
来年はそういうのにしてほしい。そうすればもっと売れるでしょう。

バスや電車の待ち時間に、観光客の皆さんには食べていただきたいと思います。

写真/栗きんとんソフト・中津川にぎわい特産館

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