イカリソウが開花しました。
見落としてしまいそう。というか、先日探したけど見つからなかった。
探すのをやめて、ふと通り過ぎたら、ちゃんと生えていた。
落葉の中で、保護色みたいです。
葉色が赤っぽいから、ほかの色の草と隣同士に植えると映えそうです。
昨年の秋に、長野県の村のおばあちゃんにいただいたもの。
この人は本当に花好きで、それに魅かれて思わず声をおかけしてしまったのでした。
コンクリートの小さな四角い池の回りに
ユキノシタやらギボウシやら植えているのもそうですが
玄関先の、踏んでしまいそうなところに、こぼれ種で生えた金魚草を
大切に、抜かないで、踏まないで、咲かせていた。
そこは冬になるとものすごく寒い地方なのですが
軒下でかろうじて生き延びられるのか
あるいは春に芽が出て咲いたのか。
金魚草ってこういうふうに生えているとかわいいものです。
石積みの間から出ていたりとか。
ほんとに花が好きな人なんだなあと思って
何度か訪れ、花談義。
うわ~、イカリソウがいっぱいある~、と思わず言ったら
ありすぎるからあげる、と言って
よっこらよっこら掘ってくれたのです。
ほかにトリトマというアフリカ原産の植物の苗と
赤花いちごをくれました。
芽が出ているので、咲くのが待ち遠しい。
その花が好きどうこうより、見るとそのおばあちゃんどうしてるかなぁと
思い出します。
イカリソウは雑木林の中でときどき自生があるけど、
いつも、気付いたら終わってる状態。
葉が目立つようになる前に咲いてしまう。
なので、自宅の見えるところに植えたかった。
まだまだつぼみたくさんあります。
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