山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

石垣の間のエイザンスミレ

2014-04-15 | 植物

3、4日前。はずかしながら、初めてエイザンスミレの自生を発見。
うちから車で40分ほど行った山里で。
園芸種のスミレのようだけど(実際園芸店でよく売っているので)
日本のかなり広い範囲に自生しているらしい。
そんなにものすごく珍しいというわけでもないようだ。
もちろん、都会ではまず見かけないだろう。

うちの窓の向こうには、ヒゴスミレが咲いている。
ヒゴスミレもエイザンスミレと同じように、葉に切れ込みがある。
ほとんどコスモスの葉みたいに、細かく切れ込んでいる。
それとは正反対に、花が丸い。

普通スミレの花というのはパッと見、逆三角形を帯びているが
ヒゴスミレは真ん丸に近いぐらい丸くて、ほとんど真っ白なので
よく目立つ。

これも西日本ではかなり広くあるらしいけど、
うちのあたりでは普通に道端にあるわけではない。
私が見たことがあるのは、家の窓の向こうの石垣の上の草地と
近所の家の庭先のみ。

家の窓の向こうのは、隣の人がどこかから連れてきたのが
逸出したのではないかと思っている。

隣の人に告げると、連れて帰られそうなので
内緒にして眺めている。

昨日は陽射しはギラギラしてたけど、風が強くて気温も低くて
ちょっと寒い日だった。
けれど、景色は春らんまんである。

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