山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

キビタキ到来

2015-05-01 | めぐる季節と自然
今年もキビタキがやってきた。キビタキはかなり正確に同じ時期にやってくる。GWの始まりを告げる鳥になっている。5月のきらめく光にキビタキの鋭いソプラノのような声はよく似合う。

朝窓を開けて隣の林を見るのが楽しみだ。
この家の窓は外の景色をきれいに切り取る。さまざまな緑が見える。
けれど、あまりにも急速に緑の色が変わっていき、1日たりとも「昨日の色をもう一度見直す」ということはできない。今日の色は今日しか見ることができない。

大きな木を伐ったのでそのことは残念だけど、大好きなアズキナシの白い花が、今年はよく見えるようになった。
敷地の端に自生しているコバノガマズミも、今年は特に見事に咲いている。これも、上におおいかぶさっていたコナラの大木を伐ったせいだろう。
写真は4月29日の様子。





コナラはこんなに黄緑色になって(手前の木はベニドウダンだけど)、数日前には白やらベージュやら黄緑やらのさまざまな色を織りなしていた雑木林は、ほとんど一色になってしまっている。

わずか1週間前の4月22日は、まだこんな春の色。



コナラ。



コバノガマズミ。

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