山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ホトトギスとっくに到来

2015-05-18 | めぐる季節と自然

1週間ほど前、今年初めてホトトギスの声を聞きました。
例年よりうんと早いのです。
何か理由があるのか。

ときどき昼間も啼きますが、夕暮れ時の18時半ごろ、決まって啼きます。

毎年同じのが来ているのでしょうか。
つがいで一緒に来るのでしょうか。


今年はフクロウもしきりに啼きます。
ここ2年ほど、来たのか来てないのか分からないぐらいの
素早い通過だったのだと思うけれど
今年は滞在しています。
それにしても啼きだしたのは1カ月ほど前からです。
毎晩、19時半から20時の間に啼き始めます。

ホトトギスもフウロウも、
聞きなれると、ちょっとうるさい……
私の気がなにかしら焦っているからそう感じるのでしょうか。
でも来ないと絶対寂しいのです。うるさくてもいいから啼いてほしい。

もう何年も、ツツドリを聞かなくなりました。
以前は毎年来ていたのですが。
そういえばカッコウが来た年もあったっけ。
先日たまたま見ていた韓ドラの背景で、ヨタカが啼いていた。
子どものころよく聞いた声。

全部セットで来てほしい。
夜明けと夕方はホトトギス、昼間はカッコウ、夜中はヨタカと、3交代制でお願いします。

それにノジコとアオジも来てほしい。コマドリとミソサザイまでは望みません。

渓谷にコマドリの声を聴きにいきたくなりました。


写真/石積みの水路とワサビ(5月上旬 長野県)
ワサビの葉は端正なので生えているときれいで、石積みにもよく似合います。


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今を生きる

2015-05-18 | なんとなく報告

ネットのニュースを見ていて、おもしろい記事を見つけた。
「夢を持つのは悲劇的な生き方」 タモリの人生論

言葉は違うけど、同じ趣旨のことを、哲学者の内山節さんが言っている。
もしかすると、同じじゃないのかもしれないけど
私の理解の中では、ほぼ同じである。

内山さんと同じことを言うなんて、タモリってやっぱりすごいな、と思った。
(タモリさんに失礼ですよね、ごめんなさい)

内山さんは、「私には野望などありません」と言われる。
野望などもつのはある意味アメリカナイズされている。
その本意は本を読まれたらいいと思う。
大事なのは今日を自分なりによりよく生きるということなのだ。
そういう生き方を本来日本人はしてきたと。

浅田真央ちゃんの去就が世間を騒がせているようだ。
休養中だった昨年度のアイスショーで見せた輝きはものすごかった。光源のよう。感動的だった。
競技とは全く違うもの。
この輝きをもってすれば、ものすごく多くの人に幸せを届けられるだろうと思った。
彼女がこんなに光を放っていられるなら、アイスショーだけでやっていくのもいいだろうと思った。
まさに、そのときの彼女は「今を生き」ていたから、あの輝きが出せたのだと思う。
彼女は一瞬一瞬、自分自身のためにあり、滑るために滑り、喜びが満ちあふれていた。
そのことがどんなに大きな力を持ち、人に喜びを与え得るかということを知った。

どっちの道をとってもいいから、笑顔でいてほしい。
今の日本で彼女をしのぐアイドルは芸能界にもいないだろう。私ももちろん大好き。
みんな真央ちゃんの幸せを願っているだろう。

突然ですが、真央ちゃんと、内山さんと、タモリのお話でした。

写真/山の麓の畑の端を流れる小川が好き(長野県にて)

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