久しぶりに山里の花を見ました。
今住んでいるところも都市よりは山里ですが、それほど山奥ではありません。
もう少し背後の山の高いところの山里では、生えている植物がかなり違います。
やはりそこでしか見られない花々があります。
ツリフネソウ(赤紫)とキツリフネ(黄)。
山の麓の水が浸み出ているようなところで、よくこんなふうに混じり合って生えています。
単に色の違う同じ花のようですが、よく見ると花の形が違います。
花の後ろの部分が、紫の方はくるくると曲がり、黄色の方は少しカーブしている程度。
インドネシアでもツリフネソウ科の植物は同じような水気のある場所にあります。
ホウセンカだけは乾いた場所に生えます。
手前の大きな笹の葉のようなのはミョウガの葉です。
背後には白いシシウドかなにかが咲いています。
家の横の空き地には、薄紫の菊。
園芸種のダルマシオンを刈り込んだところ、こんな小さな草丈のまま咲いたようです。
ダルマシオンは丈高くなりますが、これぐらい小さい方がかえってきれいだと思います。
見るとつい撮ってしまうノコンギク。
野菊と言われるキクの一種で、咲いている場所によって、花の色の濃淡が違います。
私の家の辺りではほとんど白に近い薄紫です。
風に揺れていました。
写真/長野県阿智村清内路
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