2月9日(月)、まあまあの晴れ。
今朝、ファクシミリ受信紙が用紙切れになっていました。
昨日から当方へのfaxが届かなくて、ご迷惑をかけてしまった方も居られたのではないかと心配しています。
昨日の夜の留守電にも、何件か電話が掛かっていた形跡の録音が残っておりましたが、どなたかはわかりませんでした。
受話器からは周りの声が録音されていますので、お名前と連絡先電話番号をお話ください。後刻こちらから連絡させていただきますので、よろしく。
パソコンも不調で、先ほどまで1時間かけてリブートし使えるようになりました。
仕事は今日も駒作りはお預け。手紙書きや写真と資料の整理、fax用紙の買い足しを含め雑用がちの一日でした。
山形県酒田市の先生(多分)から、佐藤公太郎さんが先年、101歳でお亡くなりになったとのことを教えていただきました。
佐藤さんのことは、どこかで書きましたが、竹内淇洲翁の高弟で、六郎さんの紹介で酒田市にお伺いしました。
その折、ご自身が大事にしておられる淇洲翁ゆかりの品々を拝見したり撮影させてもらったり、本間美術館にもご案内いただきました。
その一部は、名駒大鑑にも掲載してあります。
佐藤さんは、珍しい豆本の愛好者でもあり、自身でも「錦旗の駒」という豆本を出しておられ、小生は1冊頂戴しました。
30年くらい前のことですから、佐藤さんが70歳くらいでしたでしょうか。
2~3年前、教えてほしいことがあって佐藤さんに手紙を出して、電話したことがあるのですが、耳が遠くなって、お孫さん経由での電話でした。
中々のご長命でした。ご冥福を祈ります。
酒田といえば、昨年80何歳かでお亡くなりになった土岐田さんもお弟子です。
土岐田さんのところへは、3~4年前、ご自宅に資料館を開設されたので、ある方と一緒にお伺いして拝見したい話をしていたのですが、行き損ねてしまいました。
今では酒田でも、淇洲翁のことをよく知る人は少なくなったそうです。
今朝、ファクシミリ受信紙が用紙切れになっていました。
昨日から当方へのfaxが届かなくて、ご迷惑をかけてしまった方も居られたのではないかと心配しています。
昨日の夜の留守電にも、何件か電話が掛かっていた形跡の録音が残っておりましたが、どなたかはわかりませんでした。
受話器からは周りの声が録音されていますので、お名前と連絡先電話番号をお話ください。後刻こちらから連絡させていただきますので、よろしく。
パソコンも不調で、先ほどまで1時間かけてリブートし使えるようになりました。
仕事は今日も駒作りはお預け。手紙書きや写真と資料の整理、fax用紙の買い足しを含め雑用がちの一日でした。
山形県酒田市の先生(多分)から、佐藤公太郎さんが先年、101歳でお亡くなりになったとのことを教えていただきました。
佐藤さんのことは、どこかで書きましたが、竹内淇洲翁の高弟で、六郎さんの紹介で酒田市にお伺いしました。
その折、ご自身が大事にしておられる淇洲翁ゆかりの品々を拝見したり撮影させてもらったり、本間美術館にもご案内いただきました。
その一部は、名駒大鑑にも掲載してあります。
佐藤さんは、珍しい豆本の愛好者でもあり、自身でも「錦旗の駒」という豆本を出しておられ、小生は1冊頂戴しました。
30年くらい前のことですから、佐藤さんが70歳くらいでしたでしょうか。
2~3年前、教えてほしいことがあって佐藤さんに手紙を出して、電話したことがあるのですが、耳が遠くなって、お孫さん経由での電話でした。
中々のご長命でした。ご冥福を祈ります。
酒田といえば、昨年80何歳かでお亡くなりになった土岐田さんもお弟子です。
土岐田さんのところへは、3~4年前、ご自宅に資料館を開設されたので、ある方と一緒にお伺いして拝見したい話をしていたのですが、行き損ねてしまいました。
今では酒田でも、淇洲翁のことをよく知る人は少なくなったそうです。
2月7日(土)、晴れと言うより、快晴です。
今日は一日中、ワープロでした。
内容は、手紙と言うより提案書が3通。内、2通は明日発信します。
夕刊には、井上八段がA級復帰されるとの記事。11年ぶりとか。
昨年の600勝のお祝いでも、期待のメッセージを述べさせていただきました。
おめでとうございます。来期の楽しみが増えました。
さて、昨日のブログタイトルが「名駒大鑑」でした。
昨日、倉庫を整理していて、新品の「名駒大鑑」が10冊ずつ梱包紙に包まれたままの状態で2梱包、段ボール箱から出てきました。
そのことを書くつもりでしたが、忘れていました。
「名駒大鑑」は、良く「めいこまたいかん」と言う人がいますが、「めいくたいかん」と読みます。
昭和46年の上梓ですから、駒の研究を始めて8年余りして、小生が38歳での出版です。
全て自身の足で調査して資料を集め、雑誌にも掲載したり、研究成果を100%この本に込めました。単なる図鑑としてだけではなく、駒のバイブルとして「駒」を学問として高める思いがありました。
本作りは初めてでしたが、装丁はもとより、240ページに及ぶ全体のページ割りとレイアウト、活字選び、文字数の設定、そしてどのページを開いても写真か図表かイラストがあるのは、駒を知らない人でも手に取れば楽しめるようにとの配慮です。
表紙の文字は、共同した書家の増市さんの父上に書いてもらいましたし、大きな写真は小学校からの同級生でカメラマンの川中君に頼みました。
しかし、どうせ作るならばと、記事中の駒などのイラストや版下は、全て小生が描きました。
駒を掲載するに当たって、当時、現役だった静山さん・駒権さん・竹風さんには手紙で掲載させていただく許可を請い、全てokを取り付けました。
豊島龍山、宮松影水さんの場合は、ご家族を訪ねて許可を頂きました。
ただし、ある方からは「原寸大では困る」との弁護士を通じて内容証明での申し入れがあったので、外そうとすることも考えた末、1.3倍寸あたりで決着させることにしました。
それが誰であったかは、ページを捲ってゆくと分かりますね。
大山名人には出来上がった本を直接お持ちしましたところ、大変喜んでおられました。
大山名人は、頁を捲りながら80ページにある「将棋知恵輪妙手段」という江戸時代のパズルを見て「熊沢さん。これはこうこう、こうするんですね」と、楽しそうに解答されて、その姿が今も思い出されます。
発売直後、ある東京の出版社の社長さんが「熊沢さん。この本は10年経っても20年経っても陳腐化することは無い。売れ残っても二束三文で古本屋に売らないように」とアドバイスを頂きました。
あれから28年が経ちました。余分な在庫は全て無くなって久しいですが、今でも時々在庫の問い合わせを頂いています。
実は、3日ほど前にも問い合わせがあって、お断りしたばかりです。
その方のお名前は聞いたのですが、連絡先は聞きそびれました。
今回新たに出てきた一部を、このブログを見られたご希望の方にお分けします。
1冊2万円と少々高額で申し訳ありませんが、ご希望の方はfaxで申し込みください。
ただし、数量にかぎりがありますので、faxの先着順で受け付けて、okだったかどうかをご連絡をいたしますので、それまで暫くお待ちくださいますよう。
ご希望により、拙いですが署名もいたします。
今日は一日中、ワープロでした。
内容は、手紙と言うより提案書が3通。内、2通は明日発信します。
夕刊には、井上八段がA級復帰されるとの記事。11年ぶりとか。
昨年の600勝のお祝いでも、期待のメッセージを述べさせていただきました。
おめでとうございます。来期の楽しみが増えました。
さて、昨日のブログタイトルが「名駒大鑑」でした。
昨日、倉庫を整理していて、新品の「名駒大鑑」が10冊ずつ梱包紙に包まれたままの状態で2梱包、段ボール箱から出てきました。
そのことを書くつもりでしたが、忘れていました。
「名駒大鑑」は、良く「めいこまたいかん」と言う人がいますが、「めいくたいかん」と読みます。
昭和46年の上梓ですから、駒の研究を始めて8年余りして、小生が38歳での出版です。
全て自身の足で調査して資料を集め、雑誌にも掲載したり、研究成果を100%この本に込めました。単なる図鑑としてだけではなく、駒のバイブルとして「駒」を学問として高める思いがありました。
本作りは初めてでしたが、装丁はもとより、240ページに及ぶ全体のページ割りとレイアウト、活字選び、文字数の設定、そしてどのページを開いても写真か図表かイラストがあるのは、駒を知らない人でも手に取れば楽しめるようにとの配慮です。
表紙の文字は、共同した書家の増市さんの父上に書いてもらいましたし、大きな写真は小学校からの同級生でカメラマンの川中君に頼みました。
しかし、どうせ作るならばと、記事中の駒などのイラストや版下は、全て小生が描きました。
駒を掲載するに当たって、当時、現役だった静山さん・駒権さん・竹風さんには手紙で掲載させていただく許可を請い、全てokを取り付けました。
豊島龍山、宮松影水さんの場合は、ご家族を訪ねて許可を頂きました。
ただし、ある方からは「原寸大では困る」との弁護士を通じて内容証明での申し入れがあったので、外そうとすることも考えた末、1.3倍寸あたりで決着させることにしました。
それが誰であったかは、ページを捲ってゆくと分かりますね。
大山名人には出来上がった本を直接お持ちしましたところ、大変喜んでおられました。
大山名人は、頁を捲りながら80ページにある「将棋知恵輪妙手段」という江戸時代のパズルを見て「熊沢さん。これはこうこう、こうするんですね」と、楽しそうに解答されて、その姿が今も思い出されます。
発売直後、ある東京の出版社の社長さんが「熊沢さん。この本は10年経っても20年経っても陳腐化することは無い。売れ残っても二束三文で古本屋に売らないように」とアドバイスを頂きました。
あれから28年が経ちました。余分な在庫は全て無くなって久しいですが、今でも時々在庫の問い合わせを頂いています。
実は、3日ほど前にも問い合わせがあって、お断りしたばかりです。
その方のお名前は聞いたのですが、連絡先は聞きそびれました。
今回新たに出てきた一部を、このブログを見られたご希望の方にお分けします。
1冊2万円と少々高額で申し訳ありませんが、ご希望の方はfaxで申し込みください。
ただし、数量にかぎりがありますので、faxの先着順で受け付けて、okだったかどうかをご連絡をいたしますので、それまで暫くお待ちくださいますよう。
ご希望により、拙いですが署名もいたします。
2月6日(金)、晴れ。
昨日より幾分寒かったですが、まあまあ暖かでした。
今日も、倉庫と書棚を整理しました。
倉庫と押入れには、結構いろいろな物が詰まっています。
昨日から出てきたものを合せて列挙しますと、先ずは、脚付きの碁盤が4面。脚付きの将棋盤が6面。それに1寸から2寸の卓上盤が10面。
脚付きの碁盤と将棋盤はいずれも古いもので、明治時代とか昭和前期の盤。卓上盤は、10年くらい前に仕入れたもので、勿論、日本産の榧です。
この際、板盤以外は全部整理して、再活用しようと思っています。
再活用の方法は、いろいろ。
最も古い「寛政年間に、名手町田作」の柾目4寸2分の盤(ある碁盤師の見立てでは、木味は日本棋院にある「雪の盤」にソックリとか)は、そのまま保存して、どこか嫁入り先が見つかればと、思っています。
その他の碁盤は、小型の卓上将棋盤の素材として再利用します。
脚付き将棋盤の内2面は、痛みも少なく木味がいいので、天面のみを削って目盛りを引き直してもらい、他の面と足は、時間の取れるときに、鉋を掛けずに自分できれいにクリーニングします。
小口面や側面に鉋を掛け無いのは、大きな傷や凹みも無いので、できるだけ現状の盤面寸法を小さくしない(鉋で削ると、どうしても縦横の盤面が2分くらいずつ小さくなるので、それは好ましくない)為です。
1面の将棋盤は、そのまま活用して、残りの盤は素材をいいとこ取りして小型の卓上盤に再生する。
まあ、こんなことを考えているのですが。
10年前に仕入れた卓上盤の半数は、小生がこだわって取り寄せた宮崎・日向の細かな柾目の最上等品で、全くの未使用。
これは「将棋チェスト」のプラスアルファ商品です。
昨日より幾分寒かったですが、まあまあ暖かでした。
今日も、倉庫と書棚を整理しました。
倉庫と押入れには、結構いろいろな物が詰まっています。
昨日から出てきたものを合せて列挙しますと、先ずは、脚付きの碁盤が4面。脚付きの将棋盤が6面。それに1寸から2寸の卓上盤が10面。
脚付きの碁盤と将棋盤はいずれも古いもので、明治時代とか昭和前期の盤。卓上盤は、10年くらい前に仕入れたもので、勿論、日本産の榧です。
この際、板盤以外は全部整理して、再活用しようと思っています。
再活用の方法は、いろいろ。
最も古い「寛政年間に、名手町田作」の柾目4寸2分の盤(ある碁盤師の見立てでは、木味は日本棋院にある「雪の盤」にソックリとか)は、そのまま保存して、どこか嫁入り先が見つかればと、思っています。
その他の碁盤は、小型の卓上将棋盤の素材として再利用します。
脚付き将棋盤の内2面は、痛みも少なく木味がいいので、天面のみを削って目盛りを引き直してもらい、他の面と足は、時間の取れるときに、鉋を掛けずに自分できれいにクリーニングします。
小口面や側面に鉋を掛け無いのは、大きな傷や凹みも無いので、できるだけ現状の盤面寸法を小さくしない(鉋で削ると、どうしても縦横の盤面が2分くらいずつ小さくなるので、それは好ましくない)為です。
1面の将棋盤は、そのまま活用して、残りの盤は素材をいいとこ取りして小型の卓上盤に再生する。
まあ、こんなことを考えているのですが。
10年前に仕入れた卓上盤の半数は、小生がこだわって取り寄せた宮崎・日向の細かな柾目の最上等品で、全くの未使用。
これは「将棋チェスト」のプラスアルファ商品です。
2月5日(木)、晴。
朝から春らしい陽光。
昨日、やり残した倉庫の整理をする。
10時少し前に来訪者あり。コーヒーを飲みながら2時間ほど談笑。
昼食をお誘いしたが、早く京都市内に移動したいとのことで断念する。
午後は、雑用と言うか書類の整理。
写真は、整理中に出てきた平成11年に作成したPR用のパンフレット。
初めてKOM展を開いたときに製作したものです。
住所が、以前の大和郡山になっています。
昨日が立春でした。立春は、二十四節季の一つですが、昔は立春が1年のスタートでした。
昔から、干支の1年の切れ目は、2月3日と4日の間です。
「早生まれ」という言葉がありますね。今は死語になっているようですが、2月3日までに生まれた人は「早生まれ」で、干支は「丑」ではなく、「鼠」が正しいのですね。
私も実は「早生まれ」。「早生まれの午歳」です。
朝から春らしい陽光。
昨日、やり残した倉庫の整理をする。
10時少し前に来訪者あり。コーヒーを飲みながら2時間ほど談笑。
昼食をお誘いしたが、早く京都市内に移動したいとのことで断念する。
午後は、雑用と言うか書類の整理。
写真は、整理中に出てきた平成11年に作成したPR用のパンフレット。
初めてKOM展を開いたときに製作したものです。
住所が、以前の大和郡山になっています。
昨日が立春でした。立春は、二十四節季の一つですが、昔は立春が1年のスタートでした。
昔から、干支の1年の切れ目は、2月3日と4日の間です。
「早生まれ」という言葉がありますね。今は死語になっているようですが、2月3日までに生まれた人は「早生まれ」で、干支は「丑」ではなく、「鼠」が正しいのですね。
私も実は「早生まれ」。「早生まれの午歳」です。
2月4日(水)曇りのち晴れ。朝寒、午後からはセーターを脱ぐ暖かさ。
午前中は「錦旗」の盛り上げ。
明日か明後日に工房へ来たいと、名古屋のMさんから電話アリ。明日の午前中に決める。
ラジオは一日中、衆議院予算委員会の国会中継。
先ず民主党・前原氏が質問に立つ。
舌鋒鋭く中々の論客。このままだと、次期総理はこの人ではないかと思えてくる。
ノラリクラリと逃げの答弁で、たじたじの総理に対し、「直ぐに辞めるといっておいて、まだ辞めない。あんたは、ヤルヤル詐欺師だ」と浴びせる。
とたんに議場は、衛藤委員長を巻き込んで「発言を取り消せ」、「取り消さぬ」、「侮辱だ、謝れ」、「謝らぬ」の応酬で、わーわーの騒ぎとなる。
ややあって、前原氏は「ペテン師」と、二の太刀を浴びせる。
そのとおり、よく言った、と喝采する国民は多いはず。
今日の国会での応酬を聞いて、久しぶりに心が昂ぶり、盛り上げ途中の筆を持つ手が振るえました。
やむを得ず、暫くは作業は中断です。
これだけ言われても、あっそうさんは「蛙(かわず)の面に水(しょんべん)」というが如し。
空しさのみ残りました。
午後は、日暮れまで倉庫の整理。
少々疲れました。
ところで昨日の「駒箱」の話。駒箱の背の高さは、なぜ9センチ弱がベストかです。
駒を盤上に並べ終わった後の駒箱はどうするか。
「盤の下に納める」。これが作法と言うか、この姿が良いのですネ。
将棋盤の足の高さは3寸(9センチ)。
駒箱は、この空間にスーッと入る高さが良い。
以上です。
午前中は「錦旗」の盛り上げ。
明日か明後日に工房へ来たいと、名古屋のMさんから電話アリ。明日の午前中に決める。
ラジオは一日中、衆議院予算委員会の国会中継。
先ず民主党・前原氏が質問に立つ。
舌鋒鋭く中々の論客。このままだと、次期総理はこの人ではないかと思えてくる。
ノラリクラリと逃げの答弁で、たじたじの総理に対し、「直ぐに辞めるといっておいて、まだ辞めない。あんたは、ヤルヤル詐欺師だ」と浴びせる。
とたんに議場は、衛藤委員長を巻き込んで「発言を取り消せ」、「取り消さぬ」、「侮辱だ、謝れ」、「謝らぬ」の応酬で、わーわーの騒ぎとなる。
ややあって、前原氏は「ペテン師」と、二の太刀を浴びせる。
そのとおり、よく言った、と喝采する国民は多いはず。
今日の国会での応酬を聞いて、久しぶりに心が昂ぶり、盛り上げ途中の筆を持つ手が振るえました。
やむを得ず、暫くは作業は中断です。
これだけ言われても、あっそうさんは「蛙(かわず)の面に水(しょんべん)」というが如し。
空しさのみ残りました。
午後は、日暮れまで倉庫の整理。
少々疲れました。
ところで昨日の「駒箱」の話。駒箱の背の高さは、なぜ9センチ弱がベストかです。
駒を盤上に並べ終わった後の駒箱はどうするか。
「盤の下に納める」。これが作法と言うか、この姿が良いのですネ。
将棋盤の足の高さは3寸(9センチ)。
駒箱は、この空間にスーッと入る高さが良い。
以上です。
数日前、駒箱の取り扱いで、気になることを書きました。
今日は、駒箱の大きさについてです。
今から申し上げる駒箱とは、展示用の平箱のことではありません。
対局で使う立体の駒箱です。
現在は、上から見て正方形が主流です。因みに、江戸時代から昭和の中ごろまでは長方形でした。
正方形の駒箱は、何時ごろから見かけるようになったのかは、未研究なので知りませんが、大正時代の頃にはあったのかも知れません。
小生は、正方形・長方形のどちらでもよいし、正方形は正方形なりに良いところがあり、長方形は長方形なりに良いところがあると思っています。
小さすぎるのは貧弱だし、大きすぎるのも困ります。何事も程々がよろしい。
近年見かける駒箱で、小生が気になるのは、背の高さです。
やたら背の高い駒箱がありますね。
駒箱には、駒箱として使い勝手の良い高さがあると思うのです。
「用の美」という言葉がありますが、小生はこの言葉を、実際に使う中での美しさが大切だという意味に解釈しています。
例えば「駒」ですが、駒は実戦で盤上で使われる道具としての機能、つまり見やすさとか分かりやすさ、使いやすさが一番重要です。
その上、美しいとか使っていて気分が良いことも、また重要ですよね。
読みにくい文字では、駒として同化と思うのです。
また、観賞用の駒というものも、小生の概念にはありません。
「駒箱」の場合は、どうでしょうか。
駒箱は、とに角、駒が入ればよいと言うものでも無く、機能的には、丁度、駒袋ごとの駒がぴったりと入る大きさがベストです。
気になるのは背の高さ、といいました。
蓋を閉めて窮屈なのはよくありませんが、背の高すぎるのも困りモノです。
駒箱の総丈は9センチをいくらか切るのがベスト。
これより背の高いものいは、いくら美しくとも機能面で良い駒箱だとは言いがたいと思うのです。
どうしてでしょうか。
理由は、明日、書くことにします。
今日は、駒箱の大きさについてです。
今から申し上げる駒箱とは、展示用の平箱のことではありません。
対局で使う立体の駒箱です。
現在は、上から見て正方形が主流です。因みに、江戸時代から昭和の中ごろまでは長方形でした。
正方形の駒箱は、何時ごろから見かけるようになったのかは、未研究なので知りませんが、大正時代の頃にはあったのかも知れません。
小生は、正方形・長方形のどちらでもよいし、正方形は正方形なりに良いところがあり、長方形は長方形なりに良いところがあると思っています。
小さすぎるのは貧弱だし、大きすぎるのも困ります。何事も程々がよろしい。
近年見かける駒箱で、小生が気になるのは、背の高さです。
やたら背の高い駒箱がありますね。
駒箱には、駒箱として使い勝手の良い高さがあると思うのです。
「用の美」という言葉がありますが、小生はこの言葉を、実際に使う中での美しさが大切だという意味に解釈しています。
例えば「駒」ですが、駒は実戦で盤上で使われる道具としての機能、つまり見やすさとか分かりやすさ、使いやすさが一番重要です。
その上、美しいとか使っていて気分が良いことも、また重要ですよね。
読みにくい文字では、駒として同化と思うのです。
また、観賞用の駒というものも、小生の概念にはありません。
「駒箱」の場合は、どうでしょうか。
駒箱は、とに角、駒が入ればよいと言うものでも無く、機能的には、丁度、駒袋ごとの駒がぴったりと入る大きさがベストです。
気になるのは背の高さ、といいました。
蓋を閉めて窮屈なのはよくありませんが、背の高すぎるのも困りモノです。
駒箱の総丈は9センチをいくらか切るのがベスト。
これより背の高いものいは、いくら美しくとも機能面で良い駒箱だとは言いがたいと思うのです。
どうしてでしょうか。
理由は、明日、書くことにします。
2月3日(火)、雨が降ったり止んだり。
とに角、寒い1日でした。
作業開始時の室温は10度。エヤコンの温度設定は19度にして、約1時間で大体このくらいになりました。
先ずは「源兵衛清安」。只今埋めている途中で、今日は4度目です。あと2回ぐらいで埋める作業は終了です。
「錦旗」は、盛り上げの最終段階。「空蝉」を彫り始めました。
耳は、例によってNHKラジオ。8時30分からの村上さんのラジオビタミンは9時55分で終了して、10時からは国会中継。
当方は空しいとは分かっていてもいつものように、きつい突っ込みをしながらの1日でした。
おっと。今日は豆まき、節分でした。
豆まきは、昔、子供が幼かった頃にはやりました。
近年は、お寿司屋さんの宣伝に乗って、恵方に向かって巻き寿司を食らう人が増えているとか。
とに角、平和な日本なんでしょう。
とに角、寒い1日でした。
作業開始時の室温は10度。エヤコンの温度設定は19度にして、約1時間で大体このくらいになりました。
先ずは「源兵衛清安」。只今埋めている途中で、今日は4度目です。あと2回ぐらいで埋める作業は終了です。
「錦旗」は、盛り上げの最終段階。「空蝉」を彫り始めました。
耳は、例によってNHKラジオ。8時30分からの村上さんのラジオビタミンは9時55分で終了して、10時からは国会中継。
当方は空しいとは分かっていてもいつものように、きつい突っ込みをしながらの1日でした。
おっと。今日は豆まき、節分でした。
豆まきは、昔、子供が幼かった頃にはやりました。
近年は、お寿司屋さんの宣伝に乗って、恵方に向かって巻き寿司を食らう人が増えているとか。
とに角、平和な日本なんでしょう。
2月2日(月)、晴れ。
太陽が一日中降り注ぎ、暖かな一日でした。
その陽気に誘われて、今日は、久方の戸外作業。
先ずは、籠に入った整形済みの大量の木地を、軒先に並べての陽光曝露。
これは、太陽が当たって風通しが良いところに、籠ごと何時間か並べながら、時折りガラガラポンと全体を満遍なくかき混ぜます。
「つげ」は、湿気を良く吸うので、時々、太陽に晒して湿り気を抜くわけです。
結構、邪魔くさいことですが、これをやることで、カビの発生が防げるので、重要な作業なのです。
今日は、これをしながら、頒布する木地セットをまとめました。
それぞれ10組限定ですから、ご注文はお早めに
写真左は「薩摩つげ・板柾交じり」。1組43枚で、9000円。
(写真はありませんが「薩摩つげ・柾目揃い」は1組43枚で、11000円)
なお、薩摩つげの特徴は、堅くて傷が付きにくく、早く飴色になることです。
写真右は「御蔵島つげ・柾目揃い」。1組43枚で、11000円。
木地は薄っすらとした斑が混じり、年輪は細密です。
[別件]
先の塩井さん所蔵の女流名人位戦の駒。解説が誤まっておりました。
訂正しましたので、もう一度ご覧くだされば幸いです。
太陽が一日中降り注ぎ、暖かな一日でした。
その陽気に誘われて、今日は、久方の戸外作業。
先ずは、籠に入った整形済みの大量の木地を、軒先に並べての陽光曝露。
これは、太陽が当たって風通しが良いところに、籠ごと何時間か並べながら、時折りガラガラポンと全体を満遍なくかき混ぜます。
「つげ」は、湿気を良く吸うので、時々、太陽に晒して湿り気を抜くわけです。
結構、邪魔くさいことですが、これをやることで、カビの発生が防げるので、重要な作業なのです。
今日は、これをしながら、頒布する木地セットをまとめました。
それぞれ10組限定ですから、ご注文はお早めに
写真左は「薩摩つげ・板柾交じり」。1組43枚で、9000円。
(写真はありませんが「薩摩つげ・柾目揃い」は1組43枚で、11000円)
なお、薩摩つげの特徴は、堅くて傷が付きにくく、早く飴色になることです。
写真右は「御蔵島つげ・柾目揃い」。1組43枚で、11000円。
木地は薄っすらとした斑が混じり、年輪は細密です。
[別件]
先の塩井さん所蔵の女流名人位戦の駒。解説が誤まっておりました。
訂正しましたので、もう一度ご覧くだされば幸いです。
2月1日(日)、曇一時雨。
午前中は仕事場で手紙を書きながら、NHKテレビ将棋の佐藤九段対金井四段戦を見ました。午後は買い物です。
本当は、企画している「本」の構想をあれこれと吟味したかったのですが、テレビ将棋で考え、本のことで考えるなど、同時に2つのことを考えるのは難しく、手紙ならテレビとの切り替えが利くだろうとの考えです。
元々小生は「ながら族」の癖があります。
今は、ラジオを聴きながら仕事をしていますが、昔、学校の試験日の朝は教科書を見ながら30分間歩いて登校していました。それで、水溜りにザブッと足を踏み入れた記憶はありませんし、歩道の縁石に蹴躓いたことも無く、信号では立ち止まり、向こうから走ってくる自転車にも当たら無かったように思います。
ところで、昨日のブログですが、先ほど少し、あの駒の説明を書き足しました。既に閲覧済みでも、もう一度ご覧いただければ幸いです。
午後、買い物から帰って、2時間ほど時間があったので、木地を1組ごとに揃える作業をしました。
貧乏暇無しとは、よく言ったものです。
午前中は仕事場で手紙を書きながら、NHKテレビ将棋の佐藤九段対金井四段戦を見ました。午後は買い物です。
本当は、企画している「本」の構想をあれこれと吟味したかったのですが、テレビ将棋で考え、本のことで考えるなど、同時に2つのことを考えるのは難しく、手紙ならテレビとの切り替えが利くだろうとの考えです。
元々小生は「ながら族」の癖があります。
今は、ラジオを聴きながら仕事をしていますが、昔、学校の試験日の朝は教科書を見ながら30分間歩いて登校していました。それで、水溜りにザブッと足を踏み入れた記憶はありませんし、歩道の縁石に蹴躓いたことも無く、信号では立ち止まり、向こうから走ってくる自転車にも当たら無かったように思います。
ところで、昨日のブログですが、先ほど少し、あの駒の説明を書き足しました。既に閲覧済みでも、もう一度ご覧いただければ幸いです。
午後、買い物から帰って、2時間ほど時間があったので、木地を1組ごとに揃える作業をしました。
貧乏暇無しとは、よく言ったものです。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726