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熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

村上信夫さんすごい反響

2012-03-22 06:36:38 | 文章

3月22日(木)、晴れ。

凄い。
NHKを退職される村上信夫さんへの反響。
ブログでそのことを触れて以来のアクセスが3倍増、4倍増。
これが続いています。
小生もそうですが、あの番組と村上ファンは多いのですね。
だって、村上さんはみんなに喜びと幸せをもたらしてくれる人なんですから。

何んでも、来週の月曜日と火曜日の高校野球が始まる前の時間に「ラジオビタミン」を再放送とかですよ。

村上さんは、子供の頃から将棋が好きだったそうです。
以前は良く「名人戦」「竜王戦」のbs中継でお眼にかかっていたし、「ラジオビタミン」リスナーならご存知でしょう。

村上さんとはその将棋を通じて知り合いました。
「名人戦」だったか「竜王戦」だったかのタイトル戦。
村上さんは、NHKbs「将棋タイトル戦」の名司会役でもありました(過去形でいいのかなあ)。
どこの会場だったかは忘れましたが、その楽屋裏でお会いしたのが最初。
最近の5年くらいは、毎日担当しているラジオ番組の関係で、遠ざかったままでありました。
きっと、「将棋タイトル戦もやりたいなあ・・」と密かに思って居られたことでしょう。

村上さんとの思い出を幾つか。
どこだったかは忘れましたが「名人戦」のbs放送で、村上さんからの声かけ。
「使用駒の作者として出演を・・」とインタビュー。
数分の短い時間で、何を言ったのかは忘れました。

奈良・東大寺の「名人戦」でも2度目んお声かけを戴きました。
1日目の17時過ぎでしたか。
カメラの横でスタンバイの体制をとっていたのですが、森内名人の「封じ手宣言後の大長考」。
1時間は超えていたと思います。
そのため放送時間切れ。
とうとうカメラの前に立つことは無かった思い出です。

もう一つ、4年前の3月でしたか、村上さんのお陰で「ラジオビタミン」の前の「わくわくラジオ」に。
1時間ほどの生ラジオでしたが、あっという間に終わってしまいました。
番組の途中、村上さんが呼びかけると、突然、谷川さんの声が。
電話による応援出演でしたが、これも村上さんが考えてくれたビックリする演出でした。

この続きは、また機会があれば。
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卒業の季節

2012-03-21 05:09:56 | 文章
3月21日(水)、晴れ。

夜明け前ですが、晴れているようです。

昨日のラジオ。
村上アナウンサーの「鎌田実いのちの対話」と「NHKラジオ将棋」。
そして(柿沼アナウンサーと)西山ちえさんの「つながるラジオ」。
仕事をしながら、3つとも複雑な気持ちで聴きました。
3月はいろいろなものが卒業したりして別れ行くの節目なんですね。
同じ思いで、ラジオを聴いていた方も多かろうと思うのです。
一昨日の「ラジオビタミン」には、1000通を超える投稿が寄せられたそうです。

当ブログへのアクセス数は異常値。
いつもの3倍以上です。
その証拠に、キーワード上位の大多数を「村上さん」で占められていました。

1 nhk 村上信夫
2 村上信夫 退職
3 熊澤良尊
4 良尊
5 名駒大鑑
6 NHK 村上信夫
7 村上信夫アナ退職するの?
8 村上信夫アナウンサー退職ですか
9 村上信夫さんは退職されるのですか?
10 村上信夫 nhk 退職
11 村上信夫 NHK 退職
12 村上信夫 NHK 講演 2012
13 将棋チェスト
14 信楽鉢400 
15 アナウンサー村上信夫退職
16 nhk村上アナウンサー 退職
17 nhk 村上信夫 退社
18 nhk 村上信夫
19 NHK ラジオ アナウンサー 西山ちえ
20 淇洲

ーーーー
先日コメントで戴きました「200年前の盤と、400年前の駒」のこと。
少々長文にもなりそう。
いずれにしても、近々まとめておきたいと思っています。
コメント (3)
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ラジオ将棋は今日の午後

2012-03-20 06:38:01 | 文章
3月20日(火)、晴れ。

今日は彼岸の中日。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、全国的に寒さが戻っているようです。
それでも日中は気温も上がって、やはり春。
床暖を忘れるほどの気候になりました。

昨日は、磨き終わった「古水無瀬」の盛り上げ。
裏ッ側全てと金将4枚は済ませました。
表は、裏が概略乾くのを待っての着手です。
遣り残していた「兼成写の王将と玉将」は今日。

ーーーー
NHK「ラジオビタミン」は昨日が最終回でした。
品のある泣き笑いも今日の「鎌田実命の対話」限り。
当方はチョッとしんみり。
それに午後の「つながるラジオ」の西山ちえさんも引退とか。
底抜けの笑い声も聴けなくなります。
村上信夫さんと言い、西山さんと言い、耳からのご馳走が聴けなくなります。
さみしくなりますね。

代わって4月からは「スッピン」と言うのが始まるそうです。
昨日はその日替わりキャスター5人を集めて「プレ・スッピン」のなるものをやっていました。
ワイワイガヤガヤで良く分かりませんでしたが、どうなりますやら。

ーーーー
分かりました、分かりました。
村上さんの「NHK将棋決勝戦」。
ラジオです。
今日の14時過ぎからですね。
http://cgi2.nhk.or.jp/radiosp/shogi/index.cgi
聴かなくっちゃ。

ーーーー
昨日、某文学賞候補だったKさんから「あの葵紋蒔絵の将棋盤と象牙の駒について聴きたい」との電話。
概略はお話しましたところ「詳しく知りたいし直接訪問するので聴かせてほしい」とのことでした。
当方は勿論「ウエルカム」。
史資料とともに、局から送られてきた文書を含め、種々取り揃えておくことにします。

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印象的な4六桂

2012-03-19 06:48:18 | 文章
3月19日(月)、晴れ。

風は寒そうですが、明るい穏やかな空が広がっています。
観たところ雲はなく、快晴。

昨日はNHKテレビ将棋決勝戦。
結果は、羽生さんの勝ち。
何連覇でしたか。
そのプロセスを、埋め終わった「古水無瀬」の研磨を繰り返しながら見ていました。
飛車成りを防ぎながらの4六桂。
羽生さんの此処への攻防の桂馬打ちは、これまでに2度観たような覚えがあり、印象的でした。

急ぎ仕事の1つ「赤柾の水無瀬兼成写」は、王将と玉将の盛り上げを残すのみ。
漆がおさまるまで手元に置き、今月中には完成です。



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嶺南と嶺北

2012-03-18 18:50:20 | 文章
今日のNHK杯。
見ごたえがありました。
ところで、村上さん。
最後のテレビの仕事だと思っていましたが、どうやら小生の聴き間違いでしたかね。

ーーーー
akiさんから「嶺」のことを教えていただきました。
そのコメントです。

 ーーはじめまして。ブログ楽しみに拝見しております。
   嶺南・嶺北地方の南側に住んでいる者です。「嶺」は山というよりも、敦賀市と南越前町の境の山中峠を指しているようです。  
   南側と北側では、気候や方言も大きく異なります。南側は比較的暖かく、関西訛りもまじるようです。

akiさん、有難うございました。

ーーーー
由水さんから頂いたポストカード。
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富山は美味の國

2012-03-18 06:17:01 | 文章
3月18日(日)、霧。

昨夜は熟睡、ひと眠り。
先ほど眼が覚めて窓を開けると霧。
「五里霧中」どころか、100メートル先は見えません。
まるで日本の明日のようです。

一昨日は晴れ。
白山連峰の山々は雪景色。
道中、滋賀と岐阜の県境の伊吹山も真っ白。
さすが気高い霊峰なのですね。
福井県に入る辺り、いわゆる「嶺南・嶺北地域」でも雪景色が残っていました。
ところで、「嶺」とは、どの山のことなのでしょうか。
知っている方が居られましたら、教えてくだされば有り難く。

金沢では、友禅作家の由水十久さんと名刺交換。
小生は名刺代わりに自作の「馬偏に龍」の根付けを。
由水さんからは、可愛い稚児を描いた「絵葉書」セットを戴きました。

富山へは3カ月ぶり。
小学2年生の末孫が出る富山県青少年音楽コンクール(ピアノ)予選会の参観が名目。
それに託けての富山行きでした。
家内お気に入りのお寿司屋さんでは「これはナニナニ・・」と講釈。
しかしながら当方は記憶容量オーバー。
ただ頷くのみ。
ソレニシテモ、富山のお寿司は奈良辺りでは見掛けない魚種も多く美味でした。

仕事もあるので早々と帰ってきましたが、家内は本選も見たいとかで、明日再び富山へ行くとのこと。
いいですね、また、美味しい富山湾の魚と寿司が食せますね。
小生は、留守番。

では、また。

ーーーー
昔作った富山県の古寺「瑞泉寺」の名前を入れた駒形根付け。
整理しているとこんなのが出てきました。
ただそれだけです。



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春の兆し

2012-03-17 23:31:19 | 文章
3月17日(土)、雨。

北陸路から先ほど帰りました。
高い山々は未だ白い雪の帽子。
陽の影の田畑にも、ここかしこに残雪。
しかし、もうすぐ春ですね。
その兆しがそこここに。
詳しくは、またの機会にして、早々に寝ることにします。


とは言え、昨日ブログへのアクセスキーワードをアップしておきます。
数日前から、何故かアクセス数が増加。
村上さんのせいか、それとも徳川美術館のせいでしょうか?
キーワードは、一昨日と比較すると、微妙に変化しているのが分かります。

1 良尊
2 将棋 駒
3 熊澤良尊
4 葵浮線菊紋唐草
5 村上信夫さんのこれから
6 国宝の将棋盤
7 ラジオビタミン
8 柾はどんな木ですか?
9 奈良の熊澤良尊氏
10 村上信夫アナウンサー退職
11 水無瀬兼成 象牙駒
12 水無瀬 兼成 象牙
13 将棋駒
14 将棋 人形の駒
15 将棋 駒 根付
16 芝苑 駒
17 字母紙
18 熊澤良尊将棋駒工房
19 熊澤良尊 将棋駒工房
20 熊澤良尊 表札



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今日は北陸路

2012-03-16 06:44:54 | 文章
3月16日(金)、晴れ。

今日は、久方ぶりに遠距離ドライブ。
事故しないよう、事故に遭わないよう、気配り運転を心がけます。

出発は9時。
その前に昨日の仕事の経過を確認。
ルートは、名神から北陸路。
途中、金沢で3時間ほど。
最終目的地は、富山です。
と言うことで、帰着は明日の夜になります。

写真は芽吹きはじめた「アジサイ」。
いよいよ春です。
ひな祭りが終わっても未だ残っている玄関先の「南天」です。



ーーーー
昨日の検索キーワード 上位20。

1 熊澤良尊
2 良尊
3 奈良の熊澤良尊氏
4 熊澤良尊将棋駒工房
5 熊澤良尊 将棋駒工房
6 徳川美術館 将棋駒
7 退職します
8 村上信夫 退職 NHK
9 村上信夫nhk退職
10 正岡義朗
11 将棋盤
12 将棋駒 無剣
13 将棋 駒
14 芝苑将棋
15 蒔絵筆の手入れ
16 字母紙
17 熊澤 彫り駒
18 熊野良尊 駒師
19 駒木地 販売
20 駒工房

熊野良尊って誰だ。

では、今日はこれにて。







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2寸3分

2012-03-15 06:55:41 | 文章
3月15日(木)、晴れ。

風は冷たくても陽ざしは温か。
春を思わせる結構な一日でした。
あと数日で終わる「ラジオビタミン」を聴きながらでもありました。
村上さんはこの日、リスナーに「退職する」ことを話されました。
リスナーにとっては、大きな衝撃だったと思います。


週末には北陸路、富山方面へ。
それに間に合うよう、急ぎ仕事優先でこの数日を励みましたが、どうやら難しそう。
時間切れですね。
今日からは、ゆったりした仕事のピッチに戻します。

昨日書いた「盤」のこと。
「国宝・胡蝶蒔絵の将棋盤」の厚み。
昨日は「3寸足らず・・」と書きましたが、データを記録したノート探したところ、正確な厚みが分かりました。
薄いですね。
それが今日の表題です。

ーーーー

検索キーワード 上位20
1 熊澤良尊
2 良尊
3 熊澤良尊 将棋駒工房
4 熊澤りょう
5 葵浮線菊紋唐草の調度
6 ラジオビタミン
7 榧
8 村上信夫退職
9 将棋
10 国宝将棋盤
11 nhk村上信夫退職
12 nhk 村上信夫 本
13 日本の電力のサイクルの違いは
14 徳川美術館将棋連盟
15 徳川美術館 米長
16 柘植 木地
17 大阪商業大学
18 村上信夫アナウンサーnhk退職
19 村上信夫アナウンサー 退職 NHK
20 村上信夫 講演 2012

村上さん退職と、徳川美術館の話題が眼につきますね。
この間の。菰野町でのワンショット。
若いお姉さんたち(失礼)に取り囲まれながら、本にサインして一人ひとりと会話する様子。
机には、あの筆ペンも。
本に


ーーーー
昨日、ある企画展への協力要請の電話がありました。
具体化はこれからと言うことで、小生なりの提案とか全面的に協力することを約束しました。
決まるのは4月。
決まりましたら、改めてお知らせします。

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菊折枝蒔絵の将棋盤

2012-03-14 08:29:42 | 文章
先日、表記の将棋盤に関して「19世紀でなく18世紀」だと、所見を述べましたところ、二人の方から根拠などをお尋ねがありました。
お答え致します。

先ず、「菊折枝蒔絵将棋盤」はご覧になりましたでしょうか。
ご覧になった方はお気づきだと思いますが、盤の厚みはいかほどだったでしょうか。
未見の方は、徳川美術館発行の図録本「蔵品抄7・婚礼」62ページの写真を見てください。
どのくらいの厚さでしょうか。

ところで、盤の厚みは、今は7寸以上や6寸5分などと厚いものが値打ちがあるような風潮ですね。
しかし、江戸時代初期の頃は至って薄いものでした。
1600年半ばに作られた「国宝・胡蝶蒔絵の将棋盤」は3寸もありません。
この頃の盤は、古い史料にも2寸7分などと書かれています。
それが、時代が下るに従って3寸になり3寸を超える。
やがて江戸時代後半には4寸とか4寸5分と次第に厚くなってゆきます。
錦絵にも、力士が碁盤や将棋盤を片手で高々と振り上げている図柄もあります。
江戸時代の盤は、そう厚くはありませんでした。

この日、展示されていたもう一つの「浮線菊紋蒔絵の将棋盤」の高さは22.1センチ。
脚高3寸を差し引きすると、盤は4寸程度とやや厚い。
これは、正真正銘の19世紀と言えます。
因みに、明治・大正時代には5寸あるいは5寸以上となり、ついには6寸以上、7寸となるなど現在に至っています。

そして、問題の「菊折枝蒔絵」の将棋盤ですが、写真でも分かると思いますが、厚みは脚の高さとほとんど同じです。
事実、図録本の166ページには「高17.9(センチ)」と、測定値が記されています。
これから脚の高さ3寸を引くと、盤の厚みは3寸弱。
さらに、下に向けすぼまったような曲線の「脚」の形は古い様式であります。
厚みと脚の形に注目すれば1700年代、18世紀を下限とする様式であることが分かります。
因みに、時代が下ると「浮線菊紋蒔絵」盤の脚のように、ふっくら感が出てきます。

さらにこの品が18世紀とする根拠ともなる記述(同館普及課長・小池富雄氏)は次の通り。
これは18世紀説を補強する内容です。

ポイントを、転記します。
1、大名の婚礼調度。
  「天保7(1836)年、尾張徳川家11代斉温が五摂家筆頭の近衛家から継室の福君を迎えるに際し、尾張家は準備資金として、
  千五百両を近衛家に贈り、その内千両が(婚礼調度)の支払い用に充てられた。
  福君の婚礼調度は菊折枝蒔絵調度と呼ばれ、一部に9代宗睦夫人好君の婚礼調度と伝えられる品が含まれている(資料編参照)。  
  両夫人とも近衛家から迎えられており、意匠も同じであるために両者の道具の区別は難しい」。
  
2、転陵院様御道具帳。
  「尾張徳川家9代宗睦夫人好君の道具帳である。
  後(述)の「11代斉温夫人福君御道具帳」に続いて他の道具帳類と合綴されており、(中略)
  好君の調度は福君と同じ菊折枝蒔絵であり、ともに近衛家の出身出会ったために、多くが引き継がれたとみられている」。

100点以上ある「菊折枝蒔絵調度」図版説明には、「好君・福君婚礼調度」と、二人の名前が表記されている。
これは、好君の道具が時代を経て福君に引き継がれた結果、「菊折枝蒔絵調度」が新旧2セット存在し、
さらに時代が経過すると、両者を分別することが難しくなった為であろう。

なお、明治4年5年に、かなりの道具が売り立てられて、道具帳にそのことが記されている。
この時、明確に区別が出来ない状態であったとすれば、両者を取り違えて売ったり、混同して記録することもあったかもしれない。
結論として、将棋盤はじめ3面は古い方が徳川家に残った。そのような場合もあったと思うのであります。

さらにもう一つ、雛道具にも「菊折枝蒔絵」があります。
先日その姿を拝見しました。
「蔵品抄5」46ページにも、その姿が載っています。(下に写真転載)
蒔絵は、先の調度とは全く違った図柄であり、姿と様式の印象は19世紀を彷彿とさせるものです。
明治初期に売り立てられたもう一つの将棋盤は、これと同じ図柄の金蒔絵ではなかったか。

以下はゲスノ勘ぐりかもしれんませんが、
古い時代の将棋盤は、厚みがなく黒っぽい模様の銀蒔絵なのですね。
一方、
比較的新しい時代の将棋盤は、分厚いピカピカの金蒔絵だったとします。
貴方が買うとすれば、どちらになりますか。

参考のため、図録本から両者の映像をピックアップしておきます。
上がレギュラーサイズ、下が雛サイズです。
なお、駒の銘は上が「清安(花押)」の双玉、下が「安清(花押)」の玉と王。
いずれも書き駒。



長文になってしまいました。
では、また。






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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726