新年を迎えても
大きな声で言祝ぐことに些かの抵抗がある。
大災害の犠牲者のことを考えたら
ふっと言葉がくぐもってしまう。
それでもなお神仏に祈るのは
明日を信じる人間のたくましさであろうか。
今年も沢山の年賀状を戴いた。
どの葉書もみな向日的で希望に輝いている。
殊に子どもの成長を伝える写真には
つい心の中で平安を祈ってしまう。
普通でいい・・・・・・・
普通の暮らしがつづけられればそれでいい。
価値観の大変革が
この大災害を教訓として総ての日本人に求められている。
無一物とはいかずとも余計なものは欲しがらず
もっと静かに、もっとゆっくり
人生を生きよう!
たべて寝て又たべて寝て三が日