2年前から検討と準備を重ねてきたが
この度ようやく財団法人から公益財団法人への
移行が認可された。
なかなかハードルの高い条件があったり
複雑な資料作成などがあって
教育委員会の担当の方や経理士さんには
たいへんお世話になった。
長引く不況と福島第一原発事故とが重なり
当美術館への入館者も激減した。
入館を促す努力は当然ながら
人の心にゆとりがなくなっているのも否定できない。
(衣食足りて礼節・・・)
先ずは生活の安定が肝心で
芸術鑑賞はそれからということだろうか。
日本人のこころに殺伐としたムードが漂い
そうした不安感の中から
「絆」という言葉が
祈りとしてあるいは希望として生まれたのだろう。
このまま縮こまっていてはいけない。
高みに向けて力強く羽ばたかなければ・・・・・・・
サラ・ブライトマンの「アベ・マリヤ」を聴く。
大切な友の数ほど冬の星