ネギ・大根・芋・菜っ葉など
届けてくれる人が居て
お陰でこの時季でも野菜には不自由しない。
届けてくれながらもちょっぴり
放射線汚染を気遣ってくれるが
じじばばの二人暮らしゆえなにも心配いらない。
お茶だけは鹿児島から取り寄せているが
あとは頂きものをありがたく食べている。
水俣病、薬害エイズ、洪水、熱暑、地震
狂牛病、鳥インフルエンザ・・・・・等々
この小さな列島で1億3千万の日本人は常時
いくつもの危険にさらされてきた。
問題なのはそれが天災によるものか
あるいは人災であるか。
天災ならときには諦めもあろうかと思うが
企業や役人や関係者などの
奢りと怠慢によって引き起こされた人災は
許しがたい。
長い年月をかけても殺人犯を追うように
人災に関わった者たちへの追及に
手を緩めてはならない。
最後はなんでも国の責任として
国家賠償などで事をおさめてしまうのはよくない。
国の責任とは言いかえれば
国民の責任ということになるのだから。
真犯人は何処かでのうのうと頬かぶり。
白菜ねむる新聞に包まれて