新しくはじまったNHK大河ドラマ「平清盛」。
初回だがなかなか面白そうだ。
(昨年の「江」は期待外れであったが)
劇中、白拍子の舞子の美しい唄がながれる。
「遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけむ」
さらに唄は次のようにつづいている。
「遊ぶ子どもの声きけば わが身さえこそ動がされ
舞え舞え蝸牛 舞わぬものならば
馬の子や牛の子に蹴させてん 踏破せてん
真に美しく舞うたらば 華の薗まで遊ばせん」
平安末期、
後白河法皇によって編纂された
今様はやりの歌謡集「梁塵秘抄」の巻頭に
おさめられている。
純真に遊ぶ子どもの姿を
憧れの眼で見つめている大人たちの感慨。
ああ、いまいちどあの頃へ・・・・・
遊びから人生を学ぶこと大であるのに
遊ばなくなった現代の子どもたち。
その結果、大人に成りきれない
妙な人間があちらこちら出現している。
どなたかな雪に大きく転びしは