雨の朝

＜雨の朝＞

雨の朝バス停の有るけやき道を保育園へ行くのだろうお母さんと話をしながら
小さい傘が歩いてくる。何を話しているのだろう。とても美しい絵を見ているよう
だった。

こでまり

＜こでまり＞

こでまりは小さな花の集まりでできている。しかも、その小さい花もちゃんと
しべがありとても美人顔をしているのです。

ちんどん体験／千葉南総中学修学旅行

＜ちんどん体験＞

雨模様のぎゃらりーの前の坂道を空堀の商店街めざして派手な格好の少年少女
達が登って行った。何事！空堀のイベントか？T字路まで登ってみると若人達が
ちんどん屋さんを実演している。本職の「ちんどん通信：谷町6丁目」の介添えで
聞くと千葉県南総中学の修学旅行で「ちんどん体験中」という。若い人のノリで
少しも違和感がない。しかしまあよくちんどん通信にコネクトが取れたものだと感心
と同時に、企画した先生方も粋なことを考えたものだ。ガンバレ若者達！

皐月の蒼穹（そら）

＜皐月の蒼穹＞

5月には珍しい高い空飛行機の航跡がチョークで弾いた線のようにあざやかに
伸びてゆく。私はその線を指でなぞっている。それは東南東の方角へまぶしく
動いている。

ラベンダー

＜ラベンダー＞

ラベンダーは一種類だけと思っていたら何種かあるようだ、これはフレンチラ
ベンダーなんだって、天満橋の川沿いに植えられているラベンダー。
3年ほど前に行った美瑛の花畑。また行きたい。

待つ宵草

＜待つ宵草＞

逢引きは月の夜でなければならない。そしてそぞろ歩く人に見られず町の灯も
遠くなくてはならない。なぜなら月の光を浴びて咲く花だから、月に懸想して誰
にも知られてはならないこと待つ宵草のひみつなのだから。

微笑み

＜微笑み＞

笑うということはとても大事なことです。笑っていると赤ちゃんも動物も体を
摺り寄せてきます。花や木だってそうです。あなたが笑うと周りもかがやく
のです。

おぼろなる

＜おぼろなる＞

月の細いのはとても情緒が有る。人で言うと後姿のえりあしを見ているように
その姿も夜明けの一瞬だけできえてしまう。
詩になる月は形がある。月を女性になぞらえ、形を顔になぞらえ物語が生ま
れた時、詩が生まれる。月に人間を感じた時に。

月のメッセージ

＜月のメッセージ＞

薄い雲の有る空にのぼった月の姿がぼんやり見える。書かれた詩の中に月の
メッセージを見つけた。「げんきにしています」・・それでいい。月は満ち欠けを
繰り返すのだから。また、たくさんのひかりで闇を照らす時がくるのだから・・・
東の山の端がだんだん明るくなり、朝日が昇ったばかりの月を包み込んでゆく。

森の妖精

＜森の妖精＞

大手毬。野球ボールくらいの紫陽花に良く似た花。幼生の時は淡いペパーミント
グリーンがとても美しい満開になるにつれ純白になり、紫陽花のように変色して
行かない。心洗われる花である。

問わず語り／でんごんばん

＜問わず語り／でんごんばん＞

「メッセージを待っている。」20：30　

「携帯にメールちょうだい。」21：47

いろんな人のメッセージ、伝言板。

届かないメッセージ。1ケ月は早い。

こいのぼり

＜こいのぼり＞

今日は子供の日です。みなさんはどんな思い出をお持ちですか。私は子供の頃
は良かったよなあ、もっと自由にあらゆるものを手作りして遊んでいたよなあ・・と
なつかしいです。（写真は少し前に撮影。八軒屋浜：天満橋にて）

松葉海蘭／まつばうんらん

＜水色の花＞

近くの土手に「松葉海蘭｝が咲いている5～6mmの花で良く見ないと見逃して
しまいそうな花である。海岸近くに見られる海蘭とは何の関係もないそうだ。

初夏の風／ほうちゃく草

＜初夏の風／ほうちゃく草＞

かすかに吹く風が肌に気持ちの良い季節になった。そして風に色が付き香りが
付く季節でもある。ひわ色の風になでられ若葉の香りに包まれると体中の細胞
が蘇生する思いがする。

小でまり

＜小でまり＞

小さな5mmくらいの花がピンポン玉くらいの大きさに集まって咲く。初夏の花の
中でも清楚でたくさん咲くととても華やかだ。