行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

早春の草の花

2011-03-05 23:27:49 | 花,植物
2月の最後の日曜日,野の道を歩いてみました。
一月前とは道の表情がだいぶ違ってきていました。
道端の枯れ落ち葉の中から,そして田んぼの畦に緑がのぞき始めています。
そんな早春の草の花たち,
オオイヌフグリ,ホトケノザ,ナズナ,フキノトウを写してみました。


(オオイヌフグリ)
明治の初期にヨーロッパより持ち込まれたゴマノハグサ科の草,
早春におなじみの瑠璃色の花をたくさんつけます。
日本在来のイヌフグリに似ていたので
オオイヌフグリの名がつけられました。
そのイヌフグリ,昔は見たように覚えていますが,
最近は少なくなってきており,なかなか見つかりません。
オオイヌフグリより小さめの花でうすいピンク色をしています。
上の写真,同時に写っている白い小さな花はハコベです。


(ホトケノザ)
これも早春に群れて咲く草の花,
シソ科オドリコソウ属の越年草です。
春の七草の一つであるホトケノザは本種ではなく,
キク科のコオニタビラコを指します。


(ナズナ)
こちらはアブラナ科,春の七草の一つに数えられています。
条件が悪く,他の草が生えないような場所にも生えるので,
ペンペングサの別名があります。
畑跡の荒地,こんなにたくさん群生していました。


(フキノトウ)
これもおなじみの春を告げる草の花です。
春の代表的な山菜でもあり,
てんぷらなどにするとちょぴりの苦味がたまりません。
名前にあるとおり,これはフキの芽立ち,花なのです。
フキノトウとして食べるのはまだ土から出立ちの蕾のとき,
本当に薹が立って花が咲いてしまったら食べられません。

春風やうれしさ少し花粉症
コメント
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