行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アブラゼミ、ニイニイゼミのいろいろ

2019-08-26 20:00:53 | 昆虫
アブラゼミとニイニイゼミ、
両者とも翅が透きとおっていないセミです。
昨日掲載のミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクホウシを加えると、
東京でよく見られるセミ5種になります。
その中でもアブラゼミは最も多く見られるセミ、
したがって、さまざまな姿を目にできます。


アブラゼミ。
苔の生えた幹、緑の中にいました。
こんなところにとまるのは珍しいかもしれません。


カマキリに捕まったアブラゼミ。
カマキリに軽々と持ち上げられています。
この後、食べられてしまうのでしょう。
これも自然の掟です。


なかなか見られない瞬間なので、
こんどは背景を緑にして縦撮り、
カマキリが得意そうにカメラ目線です。


脱皮中のアブラゼミ、
しばらく見ていましたが動く様子がありません。
夜に羽化するセミ、昼を過ぎてもこの状態、
なにかのトラブルで羽化に失敗したようです。


アブラゼミの抜け殻、2つが重なる珍しい景色です。
多分、1匹目の抜けた後、
その抜け殻に2匹目がつかまって羽化したものと思われます。


ニイニイゼミ、
体も翅も褐色のまだら模様の小型のセミ。
6月下旬から羽化し、8月には姿が少なくなります。


羽化した直後と思われるニイニイゼミ、
まだ抜け殻に脚をかけています。
上もこの写真もニイニイゼミですが
色彩がかなり違います。
木の幹に色を似せた保護色のニイニイゼミですが
その色彩には変異があるようです。





コメント
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