行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

上野の山

2019-08-09 20:00:40 | 風景
7月17日、
不忍の池から上野のお山へ。
写真撮影も、けっこう楽しめる東京の名所です。


不忍池弁天堂から真っ直ぐ上野の山に向かうと上野清水観音堂、
京都の清水寺に倣って建てられたお寺とのこと、
清水寺ほど大きくありませんが舞台が造られています。
そして舞台の真ん前には枝を円形につくった松の姿、
看板から「月の松」の名があるようです。


舞台に上がり、月の松から不忍池方面をのぞいてみました。
弁天堂と観光客の姿が小さく臨めます。
実はこの月の松、江戸時代には有名な松で、
浮世絵師安藤広重が江戸百景の一つとして描いたことが知られています。
その絵には丸い月の中に池がはっきり見えます。
江戸時代のものは150年前に消失したそうですが
新しい月の松が平成24年に復元されました。


これも清水観音堂にて。
こんな景色、建物が好きです。


観音堂のすぐ横の花園稲荷神社、
小さな紅い鳥居の道が池の方向に向かっています。


東照宮は徳川家康を祀る神社、
日光が一番有名ですが、
ここ上野の東照宮もよく知られた存在です。
東京を訪れての手近な観光場所、外人観光客がたくさん来ていました。


東照宮の見どころの一つは燈籠、
江戸時代に大名により奉納されたもの、
石燈籠が約280基、銅燈籠が50基もあります。
写真、社殿手前の銅燈籠群、
これら、銅燈籠はすべて国の重要文化財に指定されています。


国立博物館の手前の噴水広場、
曇り空なので噴水を写すにはもう一つですが
噴水が勢いよく上がりはじめたのでレンズを向けて見ました。


上野駅に向かう帰途中、
国立西洋美術館の庭を横切りながら、
ロダンの「カレー市民」を夏の緑の中に写して見ました。
彫刻の人々、緑の中に置くとより生きて感じます。

コメント
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