行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハグロトンボ

2019-08-01 20:00:53 | 昆虫
7月初旬、
羽化したてのハグロトンボが
その黒色の翅を緩やかに動かしながら、
水辺近くの草原をふわふわと飛んでいました。


ハグロトンボ♀、
胴体は黒褐色、翅も黒褐色ですが
近くでよく見るときれいな筋模様があります。


ハグロトンボ♂、
胴体は金緑色、翅色は黒色、
翅の模様もかすかにあるものの、
雌に比べるとほとんど目立ちません。


この個体、腹部が鈍い緑色、
当初は雄と思いましたが、
腹部が太く、翅の模様もはっきり、
これは、多分、雌です。


ハグロトンボはカワトンボ科のトンボ、
羽化してしばらくは水域から離れた林の中の草原などに生活しますが
成熟すると再び川など水域に戻り、繁殖活動をします。


そして、蝶のように、
翅を閉じたり開いたりするのが特徴のハグロトンボ、
雌の個体が翅を開いたところをねらって見ました。


雄の個体も翅を閉じたり開いたり。
ハグロトンボはこの時がシャッターチャンスです。
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