行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ササキリの若齢幼虫

2019-08-04 20:00:48 | 昆虫
7月から8月、
草原に写したササキリの幼虫を集めて見ました。
ヤブキリに比べるとずいぶん遅い発生のようで、
真夏のこの時期になってもまだ若齢、
5mmに足りない小さな幼虫です。


7月中旬の散歩道、
ラミーカミキリがまだいるかなと覗いたカラムシの葉に
ササキリの幼虫を見つけました。


つぶらな瞳、
姿も小さく可愛らしいササキリの若齢幼虫です。


長い梅雨が明け、
いきなりの猛暑が続いた8月の最初、
暑さを避けて、木陰のある林縁の草原に行って見ました。
ここは毎年、ササキリをよく見る場所、
6月に草刈りが入りましたが
新しい草が伸び、再び草原となっています。
そろそろササキリがいるかもしれません。


その草原にササキリの幼虫をたくさん見つけました。
それもすべて5mmに満たない若齢幼虫です。
今年は7月の気温が低かったせいでしょうか、
発生、成長が遅れているようです。


ササキリの若齢幼虫、
顔や胸はオレンジ色で腹部は黒褐色、
緑色と黒色の成虫とは全く異なる配色です。
同じ種の成虫と幼虫とは思えません。


ササキリのなかまは細くて長い触覚を持つのが特徴、
幼虫でも触角は成虫と変わらない長さのようです。


ササキリ若年幼虫、
蕾を持ったキツネノマゴの葉に跳び移ってくれました。
これで季節がわかります。
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