行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

稲城でオオムラサキそしてコムラサキ

2022-09-06 20:00:07 | 昆虫
8月1日、
いつもテニスをしている公園の端、
林縁のエノキにオオムラサキがふわふわと飛んでいました。
まさか稲城にオオムラサキ、びっくりです。


8月1日、よく来る大丸公園の林縁、
エノキの木の上方を大型の蝶が2頭ふわふわと飛んでいました。
その一頭が少し下方に来て、
写真が撮れそうな幹に少しの間とまってくれました。
いままで、図鑑や写真でしか見たことありませんが、
日本の国蝶、オオムラサキです。


黒褐色の地に白色の斑紋、
ちょっとだけ翅を開いて、翅表を見せてくれました。
オオムラサキの食草はエノキ、産卵に来たメスでしょうか。


この場所の隣地は、かつての日本陸軍多摩弾薬庫、
戦後からは今日まで 、米軍のレクリエーション施設となっていて、
ゴルフ場やほとんど手つかずの山の雑木林が残されています。
多分、その雑木林にオオムラサキが生き残っていると思われます。


同日、ヤブヤンマが産卵に来る小さな池の泥地に
コムラサキが吸水に来ていました。
翅に傷みのない新鮮個体です。
この場所も米軍のレクリエーション施設の山に隣接した立地です。


コムラサキもこの辺りではあまり目にしない蝶、
こんなに近くで、しかも傷みのない新鮮な個体を写すのは初めてです。
同じ日にオオムラサキとコムラサキ、
しかもすぐ近くで見られるとはおどろきの一日です。


吸水活動をする蝶は、多くが羽化したばかりのオスとのことです。


オオムラサキほどではありませんが、
コムラサキもその名のようにオスは翅の表面が紫に輝きます。
ただ、構造色、光の当たり具合で紫色の輝きが見えたり、見えなかったりするようです。


反対を向いたら紫色が着えました。






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