行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シオカラトンボ、オオシオカラトンボ

2024-10-16 20:00:38 | 花と虫
7月下旬の林縁や水辺の散歩道でレンズを向けて見たトンボたち、
シオカラトンボとオオシオカラトンボを集めて見ました。


7月下旬になると、
シオカラトンボの姿がいろんな場所で見られます。
ごく普通種、あえて探しては写さないのですが、
目の前にとまっていたりするとレンズを向けています。


成熟したオスは複眼がきれいな青緑色。
体色は青白色(しおから色)で腹部下方が黒色をしています。


シオカラトンボのメス、
俗にムギワラトンボと呼ばれ、体色は麦藁色。
複眼は緑色、オスに比べて見ると青味が欠けます。


複眼が褐色なのは未成熟のシオカラトンボ。
未成熟の時は雌雄同色で体色は麦藁色です。
この個体は尻尾の先が開いているので未成熟のメスと思われます。


これも複眼が褐色、まだ未成熟のシオカラトンボ、
むぎわら色からしおから色に変わる途中のオスの未成熟個体です。


オオシオカラトンボのメス。
シオカラトンボに比べると体色が鮮やかで黄色と黒のツートーン、
目をひきます。


複眼と顔面は黒褐色、
シオカラトンボに比べて、
周囲が林に囲まれた閉鎖的な薄暗い環境にいることの多い
オオシカラトンボのメスです。


オオシオカラトンボのオス、
しおから色が鮮やかで図鑑では淡藍色と表現されています。
メスに比べると、明るい環境にも出てきて、水辺で縄張りを張ります。


最後に池の上を行き来していたコシアキトンボ、
やっととまったのでレンズを向けました。
黒い体色で腹部に太い白帯があります。
暗い池の上などを飛んでいると、この部分が白く抜け、
腰部が無いように見えるのでコシアキトンボ(腰空蜻蛉)の名があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする