行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

我が家の庭でヒメハラナガツチバチ

2024-10-27 20:00:36 | 昆虫
我が家の狭庭に4、5日前から、
たくさんの小さな蜂が飛び回ってとます(8/14)。
間もなく孫たちがやって来ることもあり、
写真に撮り、どんな蜂なのか調べてみることにしました。


昼前、蜂たちが落ち着いた頃
庭に出てマクロレンズで草の葉にとまった一匹を撮影。
黒地に黄色の縞模様がきれいな小型の蜂です。


庭に生えていたアップルミントの花にもとまりました。
調べてみると、この蜂はヒメハラナガツチバチのオスです。
普通にしていれば危険な蜂ではないと知り安心しました。
昨年は刺される危険のあるアシナガバチが軒下に巣をつくり、
玄関近くを飛ぶので、孫たちが大騒をしていました。


庭の隅にツユクサが咲いていました。
いろんな場所に見られる雑草ですが、
青色の花がきれいなので抜かずに残していました。
午後になると、花を閉じてしまう露草、
7月初旬から花をつけ、9月まで咲いています。
初秋の季語です。


公園の花壇に行って見ると、
キバナコスモスにヒメハラナガツチバチのオスが吸蜜していました。
ヒメハラナガツチバチのオスの背中にはメスにはない黄色の斑紋が見られます。


白いセンニチコウの花にもヒメハラナガツチバチのオス。
ツチバチの中で最も普通に見られる種でいろんな花にやってきます。
ハラナガツチバチの仲間はオスよりメスの方が大きいのですが、
ヒメハラナカツチバチのオスはその中でも特に小さくて細身です。


白いケイトウの花にハラナガバチを写しました。
多分、ヒメハラナガツチバチのメスと思われます。


ツチバチのメスは顎を使って、土を掘り、土の中に空室をつくり、
そこに麻酔で弱らせたコガネムシ類の幼虫を置いて卵を産み付けます。
メスは土を掘るため、オスより顎が発達して大きいのだそうです。
コメント
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