行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シンテッポウユリとフヨウ

2024-10-19 20:00:22 | 花,植物
8月上旬、
住宅前の道にシンテッポウユリが咲き始めました。


8月の声を聞くと、
フヨウ(芙蓉)がピンクの大輪の花を咲かせます。
アオイ科フヨウ属の落葉低木、
花が美しく、育てやすいこともあり、
庭木や公園樹として植えられ、民家の道庭にもよく見られます。


8月4日、
民家の道庭に芙蓉の花と並んで、白百合が咲いていました。
シンテッポウユリです。


夏の終わり頃、
道路の法面、道端、民家の庭などに植えてもいないのに生え、
きれいな白い百合の花を咲かせます。


シンテッポウユリはタカサゴユリとテッポウユリの交配種とされ、
種でも増え、生命力が強く、やせた土地でも育ち、
雑草とも思えるたくましさです。 


当然のことながら、タカサゴユリとテッポウユリの両者の特徴を有します。
純白の花の美しさはテッポウユリ、
細い葉と花期の遅さと成長の早さはタカサゴユリから受け継いでいます。


花筒に紅色の筋があるのもタカサゴユリの大きな特徴。
シンテッポウユリの中にはこの紅色の筋が淡く出るものと
筋がほとんど出ないものが混在します。


花壇の黄色の花の中にもシンテッポウユリが咲いていました。
この花は純白で紅色の筋が見えません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする