浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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カウンター

2006-07-18 22:59:37 | 出来事
COOL BIZになって空調は従来より高めな温度設定になった。がしかし、軽装な上に重大な問題なのが頭上の空調の吹出口だ。冷風が僕の頭直撃なのだ。

かといって、止めりゃみんなで暑い。悩んでいる所で丁度良い感じのモノをみっけた。それがUSB接続の扇風機だ。これを冷風に向かってカウンターを当てるのだ。

若干パワーに不安があったが、セッティングしてみるとこれが案外具合がよろしい。何より自分の体調が一番である。ややバカ臭いデスクに見える感じもするけど御愛敬と言う事で。

ところで、昨日は久々にショールームに遊びに行って、325を試乗させてもらってきました。

BMW325のHi-Line。

買える訳ねーだろ。実際。しかしとんでもなく良いクルマである事は間違いない。5百万後半のクルマに手が届く人は迷っている場合ではないと思うぞ。

今日仕事でたまたま目にした記事に製品のカテゴリーとして、モジュール型とインテグラル型という話があった。

モジュール型とは、各部品の標準化が進み、その組み合わせで製品化が可能となるようなものを指しその代表格がパソコンなんだそうだ。

ま 確かにな 差別化も難しかったりする。

そして標準化が進むと信頼性とか耐久性といったスペックになり憎い面以外は同じ土俵となる為に、安い部品が横行して悪貨が良貨を駆逐する展開になりやすいそうだ。 なーるほどね。

一方インテグラル型とは、各部品との組み合わせによって生まれる性能に大きな差異が生じる製品でその代表格は自動車なんだそうだ。ある部品だけが只管高性能であったとしても全体の性能としては決して生かされない訳ね。

正にBMWの面白さはこのインテグラル型の見本であるかもしれん。

新型エンジンはとても良い。すごい吹け上がりである。何処までも回ってしまいそうで、尚且つ起伏のない直線的な伸び。さすがシルキー・シックス。これは一度でも味わう価値があると思うぞ。

しかし、エンジンで売るBMWだからと云って只管高性能なだけではない。フラットで扱いやすいエンジン特性を狙ったセッティングになっている。そして、そのエンジンの動力を受け止めるシャシーとホイール。そしてステアリング、アクセルやブレーキの感応性。

これらはお互いに相関関係にあると思うのだ、全体として一つのドライビング・フィールを作り出しているのだ。

そして目指すしているのは、決してレーシングマシーンではなくセダンなのだ。この割り切りは頗る明確極まりない。その上でスピードに乗せて走ってみれば、その速さは尋常ではない。

こんなあたりを狙った作りになっていて、それを実現させていると云うのがインテグラル型の最たるものなのである。

くれ。

一方でこのUSB接続の扇風機はモジュール型の典型だよな。科学雑誌のおまけ並な造りである。しかしこの場合、便利に使えれば十分である訳であるな。

どちらも必要な仕事の仕方である訳だ。



DEATH NOTE⑧~⑫ 

2006-07-18 00:02:47 | 読書
ついに、ついに「DEATH NOTE」完結してしまいましたよ。
とうとう全部読んでしまいました。終ってしまうとやや寂しい。

楽しみ方としては単行本をぶっ通しで数日で読み通してしまうのと、週刊のリアルタイムで読む臨場感とでは雲泥の差であろう。幕開けから完結までリアルタイムで経験したもの達に幸あれ。絶対にリアルタイムの方がエキサイティングであったろう。

原作者の大場つぐみのインタビューによれば、リードタイムは5週程度だったらしい。締め切りに追われつつ辻褄・帳尻を合わせつつ物語をあそこまで引っ張り破綻のない形で着地させたその手腕はお見事としか言いようがない。

カミさんを筆頭にハマりまくった我が家である。みんなから「誰に感情移入して読んだか」と聞かれるが、僕自身、実はそんなギリギリの状態で物語を作ってユーモアを忘れなかった「大場つぐみ」に感情移入して読んでいたりした訳であった。

「面白っ!」