細かいところは抜きにして、この数日「デジタル台風」と云うサイトにハマっている。
昨日はおかけでブログの記事も落として、あげく飲みすぎである。
と云うのは、北本 朝展 研究室 @ 国立情報学研究所(NII)の主催により、台風情報などのリアルタイムな情報を所謂web2.0的な情報連携してみようという試みのようなのだが、ここに動画のアーカイブがあって、気象衛星から見た一ヶ月の地球の雲の動きがみれるというコンテンツがあるのだ。
しかも、それは1981年3月という25年も前から一月毎に見ることができるのよ。
娘が生まれた日、息子が生まれた日、結婚した日を衛星から眺める。
紛れもなく自分が必死になって何かをやっていたはずのその日の空がそこにある。
なんか頭の片隅にあって、とうの昔に忘れ去っていたような出来事が一気によみがえってきた感じを受けた。
気付くとそれはもうバカみたいに繰り返しその映像を観てしまったりしていたのだった。勿論こんな鑑賞の仕方は想定外なんだろうけどさ。
また、もう一つ目が離せなくなるのは、東京-NII (35.69N, 139.75E) なる場所で一分間隔のコマ送りで一日の雲の動きを只管定点観測している動画を配信しているものだ。
この場所はなぜか気象庁そのものではなく、どうも竹橋にある一橋大学の国際企業戦略研究所であるらしいのだが、早送りで殆んど建物のない空をもの凄い勢いで雲が流れているだけの映像だ。
にも関わらず、こりゃもうたまらんス。トランス状態に入っちまいます。
ただ只管ボーッと雲の動きを眺めてしまうんだよね。それがまた超気持いいのだ。
これだけを酒の肴で飲めちゃうよなって、これも想定外の使い方ですね。きっと。最近の所おすすめは2006/7/4の映像。
この雲が流れているのか、流れてる空気の軋轢で雲が生じているのか判然としない激しい動きが素晴らしい。
http://agora.ex.nii.ac.jp/~kitamoto/