浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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老いると云う事

2007-01-10 23:59:08 | 出来事
昨日から若干落ち込み気味。
郷里では、実の父の運動能力が落ちてきていた、加えて糖尿病。糖尿病は人格をも変える。甘いものを得る為にあの手この手と姑息な手段をとる自分の父が哀れである。日が昇る前から身勝手にあちこちへ連絡を取り自分に都合の良いように事実を歪曲して伝える。正直手に負えないのだ。

「糖尿病ってそうゆう病気なのよ。」

施設の介護士の方はそう諭してくれるけど、そんな事を理解してくれている人って世の中にどれだけいるのだろうか。

そんなオヤジが久々に連絡とりたい人がいると云うので電話したら、相手は痴呆症に罹ってしまっていた。電話してきた相手が誰なのかもわからなくなっていたのだ。それはもはや別人とも云える状態であった。

これには僕もかなり驚いたが、何十年もの付き合いだったハズのオヤジのその驚きと怖さは想像を絶するものだと思う。長生きするのはするで、こんなにも残酷で悲しいものであるとは。

僕も最近、ちょっとした怪我が治りにくい。ワンシーズンかさぶたのまま。あざのまま。なんて事があり得る感じだ。もしかしたら一生このままか。なんてね。
怪我の治りが悪いのも寄る年波のせいでしょうね。

どんなに抵抗しても、嫌がっても着実に一日、一時間、一分、一秒毎に年を重ねる運命なのだね。僕たちは。