今夜の星空はここ数年来で一番と言って良い程素晴らしい見通しでした。
カミさんに教えられてベランダへ出てみるとなんと、オリオン座のトラペジウムまでもが鮮明に見えているじゃないですか!
この星空にちゃんと反応する我が家のカミさんの感性は偉いと思う。
呼ばれて眺めてみると確かにこの透明度はすごい。目を見張る、息をのむ美しさである。ここ何年かでこんな晴れ上がり方かなかったと思う。とっても得した気分だ。
気分も爽快になるね。
話は変わるけど、会社の役員の一人に日本の時代小説が大好きでしかも読み終わった本を大量に会社のキャビネに置いたままにしている人がいる事を知った。
時代小説!マジで!前にも書いたが、我が家では僕の父がいつもありがとうかなり読みたがっているのだが、僕があまり読まないので本が選べず、送っても既に読んだ本だったとか、読んだけどつまらなかったなんて、あっさり言われたりする始末でかなり苦労しているのだ。
以前読んだ事があるって言われたってね~。僕おやじの人生にそれ程詳しくないし。
生まれる前の事を言われても、知らないっての。
しっかりした時代小説の審美眼を持った人が選んで読んだ本ならかなり間違いないに違いない!本人、もう既に読んでいるかもしれないけどね。
厚かましくもお願いしたら、有り難いことに「持ってっていいよ~」と快諾を頂いた。
早速キャビネを物色させて頂くとあるは、あるは、大量である。
遠慮なくシリーズもので端本のない本を選んだらゆうに30冊近くになってしまった。
今夜はその重い収穫を紙の手提げに詰め込んで帰宅した。実際に歩き出すと相当に重くてとっても大変でした。二回に分けるとかすればよかったっす。
重くて腰が曲がりそうになっちゃったよ。
それにしても30冊。これだけの本を読み通すのにどのくらいかかるんだろうか。
僕はあまり読むのが早い方ではないので、長い目でみると月に3~4冊程度しか読めない。30冊あれば10ヶ月くらいは暮らせる量だという事だ。
うちのじいちゃんてば、日がな読書三昧の日々な訳だが一体一日にどの位読むのだろうか。どうやら読書量は僕より多いようだ。
まるで自衛隊の燃料補給か或いはまた自分の燃費の悪い愛車を相手にしているみたいな話だが、読む本を切らさないように補給してあげることが大切なのだ。
さっそく送る手配をする予定なのだけど、じいちゃんがちゃんと喜んでくれるといいんだけどね~。