スラヴォミール・ラウイッツの「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」を読了。
自分が好きで読んでいる作家が薦める本を良く読む。好きな作家なので感性が近いという事もあるのかもしれないけど、作家が薦める本はかなり外れがないものが多いと思う。
本の中に登場する本、エッセイなどでふと触れられている本を随分と追っかけてきた。いろいろ薦めてくれてとってもお世話になっている、薦めてくれる事で特に好きなのが、椎名誠と開高健の二人だ。経験則ではこの二人が薦める本には外れなし。
二人の文章を読みつつも紹介されている本は心のメモに書き留めて、何処かで出会ったら躊躇わずに読むようにしているのだ。
勿論この二人が好きだというのが根本にはあると思うんだけどね。
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書店に並んだ本の帯をみたら、「椎名誠!」帯なので当然だが大絶賛。しかし、出版はヴィレッジブックス!げげ微妙じゃん。心の中の軍配はしかし、椎名誠に傾き、購入して早速読み始めた訳だ。
そしたらこれがまた、すごく良い。
通勤電車に乗れば本が読める。それが待ち遠しいという感覚。5年・10年に一度の収穫と言えるような興奮。
電車で慟哭しそうになっちゃぃました。ヴィレッジブックス、舐めてかかっててすんませんでした。これは良い。
素晴らしい。
明日は急遽単身で仙台へ向かう事になりました。じいちゃんへの土産に本書をもう一冊購入して持って行ってあげる事にした。