五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

「容疑者 室井慎次」

2005年09月01日 | 日々のつれづれに
映画「踊る大走査線」から派生した映画(スピンアウト・ムービーというのだそうですが)「容疑者 室井慎次」を娘と二人で観て来ました。
今回は吉祥寺駅近くの映画館、前売り券を買う余裕がなかったので、いきなり窓口でチケットを購入したのですが、たまたま女性は1,000円の日だったので、少し得した気分。

映画は、柳葉敏郎さん扮する室井慎次管理官が、ある事件の責任を取らされていきなり逮捕されるショッキングなシーンから始まります。
まだご覧になっていない人のために、ここでストーリーを追うことはしませんが、捜査本部の現場捜査員に哀川翔さん、室井慎次の弁護を担当する新米弁護士に田中麗奈さん、相手の弁護士役の八嶋智人さん、東京地検・検事の佐野史郎さんなど、新しい顔ぶれも交えて物語は展開していきます。

もうひとつのスピンアウト・ムービー「交渉人真下正義」を観ていないので何ともいえませんが、「踊る~」と同じようなタイプの映画だと期待していると、少しアテが外れてしまうかもしれません。(けっこう、気を使った表現をしてますねぇ。娘なんか「大外れーっ」みたいな感想を口にしていました)

私はけっこう面白いと思いましたよ。こういう感じの「踊る~」があってもいいと思いました。ザ・ムービー2に出た真矢みきさんも重要な役回りで出ていて、その後のこともわかりました。スリー・アミーゴスも顔を出していましたが、あと、数シーン出ていると良かったかなとも思いました。

柳葉敏郎さんの台詞は、さすが主役だけに、今までのすべてを集めたくらいたくさんありました。室井慎次の大学生の頃のラブストーリーも語られていて、今後の「踊る~」の中に引き継がれていくのかな、なんて期待も少し。

とにかく、全体を通じて重く、少し暗い雰囲気の中で物語は展開します(ユースケ・サンタマリアさんと比べては可愛そう?)。
大笑いのシーンもそれほどありませんし、ハチャメチャなストーリー展開を期待する人には多少物足りなく感じるかもしれませんが、多くの人が楽しめる映画だと思います。

※警察や弁護士の方は、この映画をご覧になると別の感想を持つかもしれませんがね。それと、高橋昌也さん、ずいぶんお年を召されたなぁ。
コメント
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