五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

五輪のためのスポーツ?

2013年09月09日 | 日々のつれづれに
2020年夏季オリンピックに東京が選ばれた翌日、オリンピックの実施種目から外されていた(という表現が正しいのでしょうか?)レスリングの復活が報じられました。

日本のお家芸というべきレスリングの復活は喜ばしいものですが、同時に落選した野球・ソフトボールとスカッシュは残念でした。

ここでは、どのスポーツが五輪競技にふさわしくて、どれがふさわしくないという意見を書くつもりはありませんが、スポーツにとって五輪で開催することがすべてではないはず。
世界には五輪より有名な競技大会があると思います。

今の五輪は世界に対するテレビ放送なしでは語りきれなくなっていて、放送時間に入るのか入らないのか、見ていてよくわかるルールになっているのか、もっと下世話に言ってしまうと「視聴率の取れる」スポーツであるかどうかが重要なのです。

テレビ映りを気にしてカラー柔道着にした柔道。見やすくはなりましたが、どうしても青い柔道着に今でも違和感はぬぐえません。レスリングも決められた時間内で決着がつくようなルールを決めることが放映時間と無関係なのかどうか。

一番最たるものは野球の7回制導入でしょう。
確かに野球は時間がかかります。だからといって、9回を7回に変更するのはいかがなものか?

一般的に優れた打者の打率は3割。
9回制なら最低でも1試合に3回打席が回ってくるのですが、投手戦ならば7回だと2回になる確率が高い。
どうしても投高打低にならざるを得ず、今より得点差の少ない試合になる確率が高くなる。

すでに野球ではない。

とまでは言うつもりはありませんが、普段見ている野球とは異なるスポーツになってしまうのではないでしょうか?
そこまでやってオリンピックに出る必要はないのではないかと思いますけども。
コメント
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