五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

2002年のアウディR8

2015年09月22日 | ミニカー
少し前にオークションでアウディのR8を入手しました。
2002年のル・マン24時間レースで総合3位に入ったカーナンバー3のクルマです。

2台出場したヨースト・チームの1台で、予選・決勝レースとも3位でした。
ついでに言ってしまうと、この年はアウディがル・マン三連覇を成し遂げた年であり、カーナンバー1・2・3がその順で並んでゴールするという、パーフェクトなレースだった年であります。
優勝車と4位のベントレーとは13周もの差がありました。

この勝利を記念して、ミニチャンプスからアウディR8が三台並んでゴールするシーンを再現したスペシャル・パッケージを発売しています。
それが下の写真のもの。


このスペシャル・パッケージを入手したのには少しわけがあります。

当初私は、このパッケージが存在することを知らずに、単品でアウディを3台集めようとしていました。
優勝した1号車を入手したのが今から三年前の7月。
翌月には首尾よく2号車が手に入りましたので、残る3号車が見つかるのも時間の問題と思っていたのです。

ところが残る3号車がなかなか見つかりませんでした。
イクソとミニチャンプスという二つのメーカーから販売されていることは知っておりましたし、人気がある優勝車でもないのに、なかなかオークションにも現れませんでした。

そうして半年くらい経った頃、あるオークションの出品者との取引連絡の中で「2002年のアウディの3号車を探している」ということを書き送ったのです。
するとしばらくして、その出品者から「単品では見つからなかったがスペシャル・パッケージというものがあるから、今度出品する」という連絡をもらいました。

こうしてスペシャル・パッケージを入手し、念願の2002年の表彰台3台を揃えることができました。
パッケージはそれなりに高価でありましたし、1号車と2号車はかぶってしまいましたが...。

3台そろったものの、スペシャル・パッケージは陳列台に飾るわけにはいかないため、物入れの奥にしまったまま、陳列台には相変わらず1号車と2号車が並んでいるままでした。
「いつか3台並べたい」と思ったまま三年の月日が流れ、やっと先月、3号車がオークションに出品されているのを見つけ、入手することができたのです。

まあ、見つかるときはそんなものなのかもしれません。

アウディは2004年から五連覇、さらに2009年から再び五連覇を達成し、最近の私のコレクションはアウディだらけになりました。
このアウディ3号車は「単品としては」最後の表彰台に上ったクルマとなりました(2015年以降のアウディは別として)。
その意味からも思い出深いモデルとなった3号車です。

せっかくですので、スペシャル・パッケージと同じように3台並べて記念撮影を行ってみました。


ちなみにアウディは2002年以外にも、2001年、2004年、2010年、2012年と5回にわたって表彰台を独占しています。

単品モデルは1号車と3号車がイクソ製、2号車はスペシャル・パッケージと同じミニチャンプス製です。
すべて1/43スケール。